今回の記事では、2024年7月~11月の振り返りをしたいと思います。産業能率大学を無事に卒業することができました。最終の修得単位数は、182 単位でした。スクーリングは、6月29日、6月30日に受講した社会心理学が最後でした。卒業研究は8月にS評価をいただけました。最終の GPA は2.85でした。
なお、心理学実験演習Ⅱの単位修得で認定心理士の要件を満たすことができたため、仮申請を行いました。
認定心理士の申請方法
電子申請もしくは郵送にて書類を送付して認定をしてもらいます。私の場合は、電子申請をしたので以下の流れになります。電子申請は、審査に必要な情報をウェブフォームに入力して申請します。別途、卒業証明書(卒業見込証明書)、成績証明書の郵送は必要になります。最初はログインID、パスワードの設定が必要になります。
電子申請の流れ
- 必要単位修得
- 申請情報入力
- 申請
- 審査料支払
- 事務局受付
- 審査
- 合否決定
- 認定料支払
- 資格取得
資格認定委員会
認定委員会は、申請者が提出した「心理学関係科目修得単位表」に記載された内容を中心とする書類審査によって認定の可否を決定します。通常は申請書類提出後2~3か月程度で結論が出ますが、再審査になると最終審査結果が得られるまでにさらに2~3か月かかることになります。書類の申請期間の〆切と資格認定委員会の日程は決まっているため、〆切に間に合うように書類を準備する必要があります。
費用について
電子申請を行う際に審査料がまずかかります。審査料は 11,000 円です。さらに認定料が 33,000 円かかります。合計で 44,000 円は必要になります。その他、卒業証明書(卒業見込証明書)、成績証明書を発行費用や郵送料などがかかります。
心理学実験演習Ⅱの合格から認定までの流れ(ご参考)
7/4に心理学実験演習Ⅱに合格したため、その日に電子申請を行いました。電子申請はウェブでポチポチしていきますが、学会に提出する成績証明書と内容が一致していないと書類不備で返されてしまいます。1科目ごとに合っているか確認する必要があります。なお、私は書類不備で2回も書き直しになってしまったので注意してください。
7/4 心理学実験演習Ⅱ 合格(5月、6月に受講した分)
7/4 電子申請を実施。申請審査料11,000円を支払い(クレジット払い)
8/9 申請内容不備(成績証明書に記載の年次と異なる)
※自分が履修した年度を記載してしまったため。成績証明書を確認して実際に修得した年度を書く必要がありました。例えば、消費者心理学は2023年の時点で履修しましたが不合格が続いたため、2024年に合格しました。⇒この場合、記載する年度は2024年になります。
9/4 申請内容不備(修正した科目のシラバスを添付せよ)
※8/9に手動で修正した分は、対象のシラバスが必要とのことでした。わかりずらい、というか前回指摘してほしかった。
9/26 申請データ受付
9/29 産業能率大学卒業
10/12 認定委員会において合格
10/17 合格通知および、申請認定料33,000円の支払い(クレジット払い)
10/30 仮認定証到着⇒認定申請書、卒業証明書送付
11/12 認定心理士証着
11/15 学位記着
感想
産業能率大学の3年次編入から卒業まで走り抜けた感じです。元々、認定心理士という資格自体を知らなかったところからスタートしましたが、大学で心理学系の科目や資格試験の合格を目指すことで、心理学についての基礎的な知識が身に付いたと思います。認定心理士を持っていると、基礎資格として取得が目指せる心理系の資格(例えば心理相談員など)もあります。さらに最近では、認定心理士でも求人もあるため、今後、この資格が役立つ可能性もあります。
過去の記事
心理学系の資格を目指す
目指せ認定心理士①(産能通信)
目指せ認定心理士②(産能通信)
目指せ認定心理士③(産能通信)
目指せ認定心理士④(産能通信)
※随時、ブログを更新します。