LoginSignup
0
0

More than 3 years have passed since last update.

C4-Extendを使ってみる。(OSC編)

Last updated at Posted at 2019-05-24

前回の続き

前回はC4-ExtendにてTriggerのセットアップをしていきましたので、Triggerのリモート化をしていこうかと思います。

C4-ExtendにOSCを送る

主にOSCを使います。
C4-ExtendはOscのRouteで発火させることができます。
New TriggerからADDINPUTでOSCを選択します。
image.png
routeが

c4/trigger/[trigger name]

となっていますのでそれぞれのOSCのClientからこのRouteから出力してあげます。
IPはUI接続の時と同じ
10.254.254.254
portは8000に固定されています
image.png

今回使用するのはiPadからはTouchOSC
PCからはTouchDesignerを使用します。

iPadでTouchOSCから送る

image.png
C4-ExtendはWiFiAPを作る事が出来ますので、iOS端末があれば操作ができる環境が作れます。
PCを用意せずに操作ができるのは諸々楽になるのでやっておきたいところ。
TouchOSCを使用する理由は、UIを自身で作成でき、Routeも割り当てる事も出来る為です。
すっごい便利。

PCにてUI作成

TouchOSCEditorにてUIとRoute設定をしていきます。win環境ではJDKが必要なので適宜環境設定してください。

使用するiOS端末にlayoutを合わせてPushButtonを右クリックから配置します。
image.png
OSCのrouteを設定。

/c4/trigger/q1
(C4-Extend側のtriggerNameをq1にしています。)

image.png
image.png
C4-test.touchoscとして保存しました。

TouchOSC

ネットワーク経由で上げる事も出来ますが、あまりうまくいかなかったのでiTunes経由で。
TouchOSCEditorで作成した.touchoscファイルをiOSのTouchOSC以下に配置します。

iPadでLAYOUTを先ほど上げたものに変更し(C4-test.touchosc)、
C4-ExtendのWifiAPに接続。ipを172.16.0.1、portを8000に設定します。
image.png
image.png
こんな感じ
File (2).jpg

叩きます。
Analogと同じように反応すればOKです。
ちなみに、正しい反応が分からないときは
c4-ExtendのTriggerからTesttriggerで試せます。
image.png

Touchdesignerで使う

image.png

制作環境として、Art-NetへのOUTPUTで絵を作りながらScene作成ができるようにはしておきたい。
ここら辺の挙動を確認するのも兼ねてTouchDesignerから叩いてみる。
oscOut CHOPだとBundleを外せなくてダメだったのでoscOut DATで制作。

Ethernetを直接接続し、ipを10.0.0.(50-3)に固定します。
TouchOSCと同じくportは8000に
あとはruteは/c4/trigger/
(Trigger Name)になるよう組みます。
SendタイミングはoffToOn,onToOffの2回送ります。

全体
Github:
https://github.com/NakanishiMasaru/ArtNet_LEDTEST_Touchdesigner/tree/master/touchdesigner_OSC_C4_test
image.png

流れ、
複数のButtonをreNameでChanNameをOSCのRouteNameに割り当て。
ChanNameごとにOSCを送信するようChopExcute。

Button
Momentaryに変更して押下時に変化するように
image.png

constant_OSC_routeName
ここのChanNameを変更することで複数のroute分けかできるようになっています。
image.png

chopExcute
上記の流れになるようPythonで書いてます。
image.png

oscout DAT
ここで送信先ip(C4-ExtendのIP)とport(8000)を設定します。
image.png

使い方

Buttonを送りたいTriggerの数だけ複製、Constant_OSC_routeNameに個数分ChanNameに記述。
ipとPortを設定して接続すればOSCをトリガーとして出力できるはずです。

良いC4-Extendライフを!

0
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
0