php-master-changes 2018-12-30

今日はテストコードへの Windows での空きメモリチェック追加、AppVeyor でのテスト実行時のタイムアウト調整、Windows 版ビルドツールでのコンパイラオプションの変更があった！

2018-12-30

weltling: Add memory check to the test

• https://github.com/php/php-src/commit/222fa032d272fb12e390b975d0a544c0e5b5f0da
• [7.2~]
• #55509 修正時に追加したテストコードで、Windows 用の空きメモリチェックコードを追加
• x86_64 で 2GB 以上のメモリを使う際に SEGV が起きていたバグで、テストコードの SKIPIF セクションで 実行環境に 2.1 GB 以上の空きメモリがあることを wmic コマンド経由で確認している

weltling: Increase timeout for test on AppVeyor

• https://github.com/php/php-src/commit/54a2b42778ff9071820c88b381d72a1b5f0896e9
• [7.2~]
• AppVeyor でのテスト実行時にあるテストケースのタイムアウトを増やす調整をしている

cmb69: Drop deprecated /Gm compile option

• https://github.com/php/php-src/commit/20de58f51d92660481923c7f795d2e36e9626247
• [7.2~]
• Windows 版のビルドツールで、コンパイラの廃止予定オプション /Gm の使用をやめた
• 初回コンパイル時にクラス定義の情報を別ファイル DB に持っておいて、クラス定義が変更された場合のみ再コンパイルするようにして、全体のリビルドを高速化するようなオプションだったっぽい（他のコンパイル高速化手段の方が筋が良いというので廃止になったのかな）