JSF2.3のmasterブランチが1/27に凍結され、リリース準備に入ったとのことなので、2.2からの変更点を一覧にまとめてみました。
一覧
- CDI(依存性の注入)
- JSF成果物の注入とEL解決
- より多くのJSF成果物への注入
- ネイティブな@ManagedBeanの非推奨
- CDIの@ManagedProperty対応
- ライフサイクル
- PostRenderViewEventの追加
- ネットワークとAjax
- WebSocket対応
- Ajaxによるサーバー処理の呼び出し
- Ajax Response完了後のjavascriptをサーバーに記述する
- Ajaxによる複数formの更新
- ConversionとValidation
- クラスレベルのバリデーション追加
-
<f:convertDateTime>
のJava8版Time対応 - Java API
- UIDataコンポーネント、URRepeatのIterableインターフェース対応
- UIDataコンポーネント、URRepeatのMapインターフェース対応
- UIDataコンポーネント、URRepeatの自作型対応
- FacesWrapperインターフェースにdefaultメソッドT getWrapped()を追加
- コンポーネント
- 自由に配置できるラジオボタンコンポーネント
-
<h:column>
タグにstyleClass属性を追加 -
<h:dataTable>
タグにrowClass属性を追加 - モデルなしUIRepeatのイテレーション
- UISelectManyでの自動変換
- EL名前空間への定数インポート
- 動的コンポーネントツリー操作を公式に仕様として認識
- ViewとResources
- 拡張子なしURLへのマッピングの基本対応
- 全てのViewリソースリストの取得
- リソース描画状態の取得/更新を標準化
- ajaxで追加した動的コンポーネントのリソース読み込み
- 型安全性
- ExternalContext#getInitParamterMapに型引数を追加
- Converter/Validatorインターフェースに型引数を追加
- jsf.js、javax.faces、ポストバックパラメータの定数
- 設定
- production環境でFaceletsをホットリロードしないのがデフォルト化
- デフォルトマッピングに.xhtml拡張子を追加