はじめに
Insertキーが憎いです。
なぜか頻繁に使うバックスペースのすぐ横にあって、誤爆すると入力モードが変わって大惨事…ってことがよくあります。
なので私は物理的にキーを取り外してました。
ところが先日、家に来た友人にこう言われました。
「キーボード壊れてるなら新しいの買いなよ」
…壊れてないもん!!
なんか悔しかったので、無効化する方法がないか調べたところAutoHotkeyでできるという話が。
そこで今回はこれを使ってInsertキーを無効化することにしました。
手順:Insertキーを無効化する
1. AutoHotkeyをインストール
公式サイトからダウンロードしてインストールします。
→ AutoHotkey公式
2. 新しいスクリプトを作成
インストール後に New script をクリックして、好きな名前でスクリプトを作成します。

3. Insertキーを無効化する
スクリプトに以下を記述します。
Insert::Return
これでInsertキーは無効になります。
「無効化はもったいない」という場合は、代わりにBackspaceを割り当てるのもおすすめです。
Insert::Backspace
4. スクリプトを実行
保存したスクリプトをダブルクリックで実行すると、Insertキーとおさらばです 🎉
自動起動させる
毎回スクリプトを起動するのは面倒なので、スタートアップに登録しておきましょう。
-
Win + Rを押してshell:startupと入力 -
表示されたスタートアップフォルダにスクリプトをコピー
これでPC起動時に自動でInsert無効化が効きます。
おまけ:CAPS LOCKキーも活用しよう
こいつもいりません。大文字固定で打つときは普通にシフト長押しで十分です。
こいつが役に立つときより邪魔になることのほうが多い...!!!
私の場合はCahtGPTとGitBashをよく使うので、そのアプリをCaps Lockキー、Shift + Caps Lockキーで起動するようにしました。起動しているときはウィンドウが一番前に来るようにって感じですね。
参考までにスクリプトです。
SC03A::CallChatGPT() ; ← CapsLockのスキャンコード(物理キーコード)
CallChatGPT() {
exePath := <ChatGPTのパス>
winTitle := "ahk_exe ChatGPT.exe"
if WinExist(winTitle)
WinActivate(winTitle)
else
Run exePath
}
+SC03A::CallGitBash()
CallGitBash() {
exePath := <GitBashのパス>
winClass := "ahk_class mintty"
if WinExist(winClass) {
WinActivate(winClass)
} else {
Run exePath
}
}
※私の環境ではCapsLockをそのまま指定しても反応しなかったのでSC03Aで物理キーコードを指定しています。
コントロールキーとか割り当てるのもいいですね!
おわりに
見た目もカッコよくなってめっちゃ快適になりました。
PC操作でストレスなことはめんどくさがらずに解消していくべきですね。
