バージョンという概念
変化するファイルの状態のことを「バージョン」といいます。
同じファイルの複数バージョンを保持することを「バージョン管理」と呼びます。
Gitはバージョン管理を行う
Git(ギット)は、ファイルのバージョン管理を行うために、多くのプロジェクトで使われているツールです。
次々と発生するファイルの変更をバージョンとして記録し、記録した地点へいつでも戻れる仕組みを提供することが大きな特徴です。なお、そうしたツールはGit以外にも存在しており、「バージョン管理システム」と総称されます。
なぜバージョン管理システムが必要なのか
バージョン管理システムを用いると、一貫したルールに基づいた管理が出来るようになります。
特に、Gitをはじめ昨今主流となっているバージョン管理システムには、作業者が複数人いても、ファイルの最新状態や変更の履歴を分かりやすく保てる仕組みがあります。
参考文献
いちばんやさしいGit&GitHubの教本 第2版 人気講師が教えるバージョン管理&共有入門 (「いちばんやさしい教本」シリーズ) 単行本(ソフトカバー) – 2022/3/17
横田紋奈 (著), 宇賀神みずき (著)
p14-15