はじめに
AWSが展開するアナリティクスカテゴリのサービスの一覧についてまとめてみました。
アナリティクスカテゴリ
ストレージやデータベースから収集したデータを加工・変換、解析・分析したり、結果を可視化したりするサービス。ビッグデータに代表されるデータ活用の中核となる技術なので、種類や内容をよく押さえておきたい。
Amazon Athena
S3に保存されたデータに対してSQLを発行してデータを取得・分析できるサービス。
Amazon CloudSearch
Webサイトやアプリケーション向けの検索エンジンサービス。
AWS Data Exchange
サードパーティから提供される様々なデータをS3へ取り込むことが出来るサービス。
AWS Data Pipeline
RDSやS3にあるデータを定期的に移送・ETL処理などワークフローで自動実行するサービス。
Amazon EMR
オープンソースの「Apache Spark」「Apache Hive」「Apache HBase」「Apache Flink」「Apache Hudi」「Presto」といったビッグデータ処理プラットフォームのサービス。EMRは「Elastic Map Reduce」の略。
Amazon FinSpace
金融業界のデータを大規模かつ簡単に保存・カタログ化するデータ管理・分析サービス。
Amazon Glue
S3やAurora、RDS、Redshiftなどからデータの抽出・変換・ロードを行うサービス。
Amazon Kinesis
ストリーミングデータをリアルタイムで収集・処理・分析するサービス。データストアにストリームデータをロードする「Kinesis Data Firehose」、データストリームのキャプチャ・処理・保存を行う「Kinesis Data Streams」、SQLやJavaでデータストリームを分析する「Kinesis Data Analytics」、ストリーミング動画のキャプチャ・処理・保存を行う「Kinesis Vide Streams」がある。
Amazon Lake Formation
S3をベースとしたデータレイクの構築、Glueを使って、データ抽出・クレンジング・クエリなどのワークフローの作成・実行を行うサービス。
Amazon MSK
オープンソースの「Apache Kafka」を利用した分散メッセージングサービス。MSKは「Managed Streaming for Apache Kafka」の略。
Amazon OpenSearch Service
オープンソースの検索・分析エンジン「Elasticsearch」「Kibana」「Logstash」のサービス。Amazon ElasticSearch Serviceから名称が変更された。
Amazon QuickSight
様々なデータストアの可視化が可能なBI(Business Intelligence：ビジネス分析)サービス。
Amazon Redshift
ビッグデータ解析用データウェアハウス。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます！
参考文献
・AWSの基本・仕組み・重要用語が全部わかる教科書 (見るだけ図解) 単行本（ソフトカバー） – 2022/8/23
川畑光平 (著), 菊地貴彰 (著), 真中俊輝 (著)
p.51-52