1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

生声系の動画を自動で文字起こしして、YMM4で編集する方法(完全無料)(カット,字幕,効果音等一般的な編集は全てできます)

Last updated at Posted at 2024-06-18

はじめに

普段PremiereProで動画を作成していたのですが、学生が2,3万円のお金を払うのはきつすぎるのでどうにか完全無料で動画を作る方法はないかと模索して個人的に最も使いやすい方法を見つけたので紹介します。カット,字幕,効果音など一般的な編集は全てできます、なんならPremiereProより操作しやすい部分もたくさんあります。テレビ番組のような凝った編集はせずに、一般的な編集だけをするのであればこの方法が一番よいのではないかと思います。
ダビンチリゾルブ等だとシーンチェンジなどの装飾をかけたり、二重縁取りをするのが大変ですが、YMM4だととてつもなく簡単です。

動画編集でやること

①YMM4でカット編集をする(字幕等の編集は一切しない)

②カット編集したものをmp4で出力して、Vrewというソフトに投げて文字起こしをしてもらう(Vrewの無料コースのみで編集すると左上にVrewのマークが出ますが、下に書くcsv出力などをするとマークは出てきません)(使い方等はYoutubeを漁るとわかりやすいのがあると思います)
Vrewのダウンロードリンク(有料のコースは無料コースの制限をオーバーしたら入ればいいです)

③文字起こしした内容を人力で手直しする(Vrew内でのフォントの設定を一切変える必要はありません、変えても後で全て消えます。手直ししていく上で見やすくするという意味での変更はやるべきです)
image.png

④手直しが終わったら、srtファイルで出力する🐇
GQWHjYMbMAAbsxK.jpeg

⑤そのsrtファイルをYMM4のカットしただけの編集データに投げると、Vrewで用意した字幕がテキストとして生成されている。
※YMM4内でテキストをテンプレートなどで一括変更する方法はわかっていません、変更したいものをまとめて変更して色などを変更することはできますが、たくさんの装飾を施した内容は一個ずつ手作業でやる必要があります。ただ、srtファイルをYMM4に投げる前の段階で、テキストのデフォルト設定をしておけば最初だけ一括で変更できます。

⑥ここからは一般的な編集方法と同じで、字幕の色やサイズ、改行などを個別で修正する
⑦効果音やBGMを入れて音量変更などをする
⑧最後にmp4で出力して完成

サムネイルでやること

  • YMM4で作るだけ
    → 良く使う文字の装飾や、図形などをテンプレートとして登録しておくとサムネイルが高速に作れます。
  • オシャレな装飾を施す場合、作成途中のサムネイルを保存して、それをAviutlで編集することになると思います。

ショートカットキー

YMM4はショートカットキーを自由に設定できるので、乗り換え前の編集ソフトで使用していたショートカットキーと同じような内容に設定することができます。カット編集する上で「ジェットカット」というテクニックのようなものがあるのですが、自分がPremiereProでよく使用していた「前の編集点を再生ヘッドまでリップルトリミング」というショートカットキーは、YMM4だと「削除してレイヤーを左寄せ」というやつと同じです。
image.png

PremiereProよりもYMM4の方が使いやすい点(愚痴)

  • 「字幕の装飾」をテンプレート化はPremiereProでもできるが、そのために「prtextstyle」という拡張子のファイルを編集画面に登録して、なおかつそれを字幕に適応させないといけないので使いにくい。しかしYMM4だと右クリックからすぐに出せる
  • 図形のテンプレート化ができる(PremiereProでもできるが、その画面を開くのがめんどくさすぎる。右クリックで出せるYMM4が神)
  • 初期状態で編集画面に無駄なものがない(PremiereProだといろんなものがあってどれが必要でどれがいらないのかわかりにくくて邪魔)

終わりに

ゆっくり実況を作成したことのある人だと、PremiereProよりもYMM4やAviutlのような編集画面が使いやすいと思うのでそのような人にはかなりおすすめです(一切お金がかかりませんし)。

1
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
2

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?