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GCP vs AWS vs Cloudflare vs Others: AIエージェント公開比較ガイド

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GCP vs AWS vs Cloudflare vs Others: AIエージェント公開比較ガイド

  • 対象: 個人開発のAIエージェント公開
  • 更新日: 2025年12月
  • 通貨: 1ドル = 約150円換算

1. おすすめプラットフォーム 6選

個人開発者がAIエージェントを公開する際に検討すべき主要な選択肢です。

サービス名 おすすめ度 最大の特徴 どんな人向け?
GCP Cloud Run 🥇 待機時間0円 Docker派の個人開発者。安さ重視。
Cloudflare Workers AI 🥈 AIモデル無料 Llama 3などをAPI感覚で使いたい人。
Hugging Face Spaces 🥉 AIコミュニティ デモを公開したい。Spaces同士で連携したい。
Render 4 簡単さNo.1 Herokuが好きだった人。設定嫌いな人。
Vercel 5 JS/Frontend Next.jsなどでAIチャットUIを作るなら最強。
AWS App Runner 6 安定性 将来的に業務利用を見据える場合。

2. 料金比較(AIエージェント向け構成)

A. サーバーレスコンテナ (Docker)

項目 GCP (Cloud Run) Render (Web Service) AWS (App Runner)
待機料金 $0 (無料) 月額 $7 (個人の場合) ※1 有料 (メモリ確保代)
リクエスト料金 使った分だけ 月額料金に含まれる インスタンス稼働時間
無料枠 手厚い 静的サイトのみ無料 ほぼなし

解説: Renderは設定が死ぬほど簡単ですが、Dockerアプリを「常時起動」させるには月額$7かかります(無料プランは15分で寝てしまう)。コスト重視ならGCP Cloud Run です。

B. エッジAI & AI特化ホスティング

項目 Cloudflare Workers AI Hugging Face Spaces Vercel
基本料金 $0 無料 (CPU Basic) $0 (Hobby)
GPU利用 有料プランで利用可 GPUは有料 ($0.60/時〜) 外部AI APIを利用
ポイント 爆速エッジAI Gradio/Streamlit
一瞬で動く
AI SDK が便利

3. シチュエーション別のおすすめ

🐰 「とにかくPythonコード (+Streamlit/Gradio) を動かしたい」

👉 Hugging Face Spaces

  • 理由: app.py を置くだけで動きます。AI界隈のデファクトスタンダードです。
  • 料金: CPUならずっと無料。48時間アクセスがないとスリープしますが、アクセス時に再起動します。

🦊 「Next.js (React) でカッコいいチャットUIを作った」

👉 Vercel

  • 理由: フロントエンドのホスティングとしては最強です。バックエンドのAI処理も「Vercel AI SDK」で簡単に書けます。
  • 注意: 長時間の処理(数分かかるAI生成など)には向きません(タイムアウト制限あり)。

🐻 「面倒なことは嫌い。Herokuみたいなのがいい」

👉 Render

  • 理由: GitHubと連携するだけで勝手にデプロイされます。UIがシンプルで分かりやすい。
  • コスト: ちゃんと動かすなら月$7(約1000円)払う価値はあります。

4. 総合まとめ

  1. GCP (Cloud Run): コスパ最強。コンテナ技術が必要。
  2. Hugging Face Spaces: AIデモの公開ならこれ一択。簡単で無料。
  3. Cloudflare: 新しいもの好き、API利用中心なら面白い。
  4. Render/Vercel: 特定の用途(簡単さ、フロントエンド)に特化するならあり。

迷ったら:

  • Dockerが使える → GCP Cloud Run
  • Docker使いたくない、Pythonコードだけある → Hugging Face Spaces
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