一人アドカレ 22日目: Wallosの紹介

イントロ

音楽や動画、AIの利用など、サブスクリプションのサービスって多いですよね・・・
そんな中サブスクリプションの管理ってどうしていますか？あるいは月毎、年毎にどのくらい使っているのか、次回はどのくらいに更新されるのか、把握できていますか？

ということで今回紹介するのがWallosです。

Wallosはサブスクリプショントラッカーです。
自分の契約しているサブスクリプションを円、ドルなどの通貨で管理することができ、支払い方法もどのクレジットカード、Paypalなどで支払っているのかも管理できます。
外部のAPIを使うことで、ドル円の為替レートも自動で取得してくれます。

Wallosの使い方

環境情報

$ docker version
Client: Docker Engine - Community
 Version:           29.1.3
 API version:       1.52
 Go version:        go1.25.5
 Git commit:        f52814d
 Built:             Fri Dec 12 14:49:51 2025
 OS/Arch:           linux/amd64
 Context:           default

Server: Docker Engine - Community
 Engine:
  Version:          29.1.3
  API version:      1.52 (minimum version 1.44)
  Go version:       go1.25.5
  Git commit:        fbf3ed2
  Built:            Fri Dec 12 14:49:51 2025
  OS/Arch:          linux/amd64
  Experimental:     false
 containerd:
  Version:          v2.2.0
  GitCommit:        1c4457e00facac03ce1d75f7b6777a7a851e5c41
 runc:
  Version:          1.3.4
  GitCommit:        v1.3.4-0-gd6d73eb8
 docker-init:
  Version:          0.19.0
  GitCommit:        de40ad0

前提条件

• Docker がインストールされていること
• Traefik が導入されていること(リバースプロキシサーバー)

手順

1. compose.ymlを作成する

   compose.yml

   services:
     wallos:
       container_name: wallos
       image: bellamy/wallos:latest
       expose:
         - 80/tcp
       environment:
         TZ: "Asia/Tokyo"
       volumes:
         - "./db:/var/www/html/db"
         - "./logos:/var/www/html/images/uploads/logos"
       restart: unless-stopped
       labels:
         traefik.enable: true
         traefik.http.services.wallos.loadbalancer.server.port: 80
         traefik.http.routers.wallos.rule: Host(`wallos.domain.tld`)
         traefik.http.routers.wallos.entrypoints: websecure
         traefik.http.routers.wallos.tls: true
         traefik.http.routers.wallos.tls.certResolver: cloudflare
         traefik.docker.network: traefik-network
         glance.name: Wallos
         glance.icon: https://cdn.jsdelivr.net/gh/selfhst/icons/png/wallos.png
         glance.url: https://wallos.domain.tld
         glance.description: Subscription manager
         glance.id: wallos
       networks:
         - traefik-network
   
   networks:
     traefik-network:
       external: true
   

2. Wallosを起動する

   docker compose up -d
   

Wallosの感想

• 良いところ
  • シンプルで使いやすい
  • 為替レートを自動取得してくれるため、毎月、毎年あたりの支払い額が把握しやすい
  • サブスクリプション毎にURLも登録できるため、サイトへのアクセス用に登録しておくと便利
  • サブスクリプション名を入力すると、ロゴを自動で検索してくれるため手動でアップロードする手間がない
  • 通知機能があるため、支払い日の数日前、当日などに通知を受け取れる
• イマイチなところ
  • AI機能が不安定
    • といっても、年間プランに切り替えたら？都度課金にしたら？みたいなことしか言わないので、今の所なくても良い

以上、Wallosの紹介でした。
銀行同期とかしてくれると便利ですが、あくまでサブスクリプションの管理、ということであれば十分使えるアプリケーションだと思います。