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スタートアップのWebサービス開発ことはじめ

Last updated at Posted at 2018-12-02

はじめに

紹介するサービス

3年間ほどスタートアップの中で働いてみて、このツールは使った方が良いなー、次やるなら最初から導入したいなーとか思ったものを紹介します

以下のことを考えて導入したりしてます

  • 「導入コストが極力かからず、メンバーがすぐに使える」
  • 「日々の業務を属人化させないためのフレームワークになる」

導入した方が良いと思ったサービス

サービスの利用者状態を知る

Google タグマネージャ
プロダクトのクリックイベントとか計測していますか?そのときにプロダクトに直接コードを書き込んでいませんか?
GTMを使うとプロダクトとは独立してスクリプトの埋め込みを行うことが可能です、バージョン管理できたりとか結構機能がリッチなので暇を見つけて習得しておくと結構便利です。
GAの埋め込みもGTMで出来るのでとりあえず入れましょう。

アナリティクス
言わずとしれた計測ツール
LPなどの集客サイトはもちろん、プロダクトに埋め込んで使われている機能やユーザーの行動を可視化することができます。

サーバーの状態を知る

Mackerel
サーバーの監視とかモニタリングとかやってくれる。
サーバーに求められるスペックやディスクの空き容量は日々変化します。
突然サーバーが落ちて、原因調査を行って半日潰す前に入れましょう。

New relic
アプリケーションのパフォーマンス計測ツールです。
使用頻度の高いメソッドや重いメソッドなどが一目で分かるので改修の優先度がつけやすいです。
また、Apdexというユーザーの満足度を計測する独自指標があります

参考:

タスク管理

Trello
カンバン式のタスク管理
小さい機能ごとにプロジェクトを立てて進捗を可視化しましょう
最初からissueなどを活用するのもアリですが、メンバーにgithubを使い慣れていないメンバーがいる場合はtrelloの方が抵抗なく導入できます

Github Isuue
Githubを使って開発しているなら使わない理由はないかと思います
使いつづけることで、issueは開発の歴史(ドキュメント)にもなり、過去の判断やなぜそうしたのかを記録しておくことができます

ドキュメントをどこに書くか決める

Github wiki
ドキュメントは早いうちにどんどん書いて溜めましょう
READMEなども活用して、作業手順やチームのナレッジを溜めましょう
Github wiki は変更差分が残るので間違って編集した場合なども遡ることができます
差分があると、変更するときの心理的な負荷が減るのでおすすめです

esa - 自律的なチームのための情報共有サービス
次に、同じく変更差分の管理ができるサービスの紹介です
esaにはWIPとShipという概念があり、まだ未完成のドキュメントも気軽に書いて溜めておくことができます

ドキュメントの重要性ですがプロダクト開発を1、2年もやっていると何でこの機能あるんだっけ?みたいなことも起きたりするので、議事録や目的を溜めておける場所はさっさと作って損はないと思ってます

開発の品質

フルスタックなフレームワークを使う
最低限のセキュリティや開発速度を保つには「どれだけ自分たちで作らないか」が重要だと思ってます
フレームワークを使うことで一般的に作られている機能などはフレームワーク自体や周辺のライブラリでサポートされています
どんどん使って自分たちが本当に作りたいコア機能に集中しましょう

具体的には以下のフレームワークとかです

Sider - GitHub対応のコードレビュー自動化サービス
静的解析ツールを実行してくれるサービスです

RailsのセキュリティチェックをしてくれるBrakemanなどがサポートされています

静的解析ツールを入れるときにでてくる以下のような課題を吸収してくれるサービスです

  • 自前でCIを立てる時間がない! => Siderを導入で解決
  • 設定ファイルを作るのが大変! => Siderがデフォルトの設定ファイルを持っているのでそれを使うだけ
  • 途中から導入するとエラーが大量に出て導入コストが大きい => コミットした差分だけ解析するのでコストが減!

最後の差分だけ解析するってのが最高に良いですね

リポジトリのホスティング

GitHub
ホスティングには他にも色々とサービスはありますが、外部サービスとの連携という点では一番良さそうな印象があります
コスト的に難しい場合は、GitLabなどの選択肢もありですが、タイミングをみてGithubへ移行したいですね

チームビルディング

フィードバックの仕組みをつくるHRサービス TeamUp[チームアップ]

開発メンバーが多くなってくると、チームや個人のサポートも必要です
チーム内でのフィードバックを行うことでメンバーの成長を促したり、細かい認識のすり合わせを行うことで業務効率化にもつながります
TeamUpでは1on1や360度フィードバックを実施するためのフレームが提供されるので、メンバーへ負荷なく導入することができます

参考:

最後に

紹介したものに関して

あたりまえですが、最初から全て導入するのは難しいです
導入できる部分から始めて下さい

また、紹介していないものも多いです、他にも色々あると思うのでちゃんと比較検討してください
長期的にはインフラのコード化とか経営・財務のためのサービスとか諸々必須です

他のツールなども教えてください!

自分の知っている・使ったことのある範囲で書いているので、もっと良いツールあるよとかあればコメントで教えてください!
編集リクエストで追記なども歓迎です!!

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