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Google Cloud (GCP)資格受ける前に必読 :Professional Cloud Developer 編

Last updated at Posted at 2023-09-13

皆さんこんにちは!iret Global Solutions 事業部の浜田です。今回はGoogle Cloudの中でも大人気資格であるProfessional Cloud Developerについて書いてみました。その名の通り Developer(開発者)向けの試験なので初学者の方はなかなかイメージしずらいと思いますが頑張っていきましょう。

試験概要

他の試験と同様、試験時間は2時間で問題数は50~60問です。

絶対覚えておいた方がいいこと

IAM
Identity and Access Managementの略称で、Google Cloud Platform(GCP)内でのリソースへのアクセス権を管理するためのサービスです。IAMを使用することによって、ユーザーやサービスアカウントに対して特定の役割や権限を割り当てることができます。

Workload Identity
Workload Identityは、Google Kubernetes Engine(GKE)やCompute EngineなどのGoogle Cloudサービス内で、サービスアカウントを使った認証を簡略化する機能です。これにより、サービス間の安全な通信を行うことが可能です。

Network Policy / Authorization Policy
Network PolicyやAuthorization Policyは、Kubernetesにおけるネットワーキングやアクセス制御のルールを定義するためのリソースです。ポット単位の通信を制御することができます。

Compute Engine
Compute Engineは、仮想マシンを提供するGoogle Cloudのサービスです。Google Cloudの一番基本的な機能でありスケーラブルなコンピューティングリソースを提供しています。AWSを知っている方はEC2をイメージして頂ければわかりやすいと思います。

Google Kubernetes Engine (GKE)
Googleが提供するKubernetesクラスタのマネージドサービスです。Kubernetesはコンテナオーケストレーションシステムであり、GKEを使用することで、コンテナ化されたアプリケーションを効果的にデプロイ、管理することができます。

デプロイ戦略
デプロイ戦略は、アプリケーションの新しいバージョンをリリースする際の手法やアプローチのことを指します。例としては、CanaryリリースやBlue/Greenデプロイメントなどがあります。取引先の予算やアプリケーションの構成、Google独自の考えであるSLOを考慮して適切なデプロイ戦略を選択することが重要になってきます。

Cloud Run
Cloud Runは、コンテナ化されたアプリケーションをサーバーレス環境で実行するためのGoogle Cloudのサービスです。面倒な設定を無しに手軽にマイクロサービスをオンデマンドで実行できるようになります。

Cloud Functions
Google Cloud Functionsは、サーバーレスのコンピュート サービスで、サーバーの管理なしでイベントに応じてコードを実行できます。小規模でイベント駆動型のスケーラブルなアプリケーションを構築するのに特に役立ちます。AWSのサービスに置き換えるとLambdaになります。

App Engine
AGoogleがインフラストラクチャの管理を行うPaaS(Platform as a Service)のサービスです。Googleがサーバーの管理をしてくれるので開発者がコーディングに集中できます。

Cloud Storage
Google Cloud Storageは、高度にスケーラブルで耐久性のあるセキュアな方法でデータを格納および取得できるGoogle Cloud のオブジェクト ストレージ サービスです。ファイル、画像、ビデオ、バックアップなど、さまざまな種類のデータを格納するのに適しています。

Firestore
Google Cloud が提供する NoSQLサービスの1つドキュメントデータベースです。でオンデマンドでスケーリングし、一貫性が高く、前述したSpannerと同様こちらも最大99.999%の可用性を提供します。eコマース、ゲーム、IoT、リアルタイムダッシュボードなど割と万能にこなせます。リアルタイムのアプリケーションやモバイルアプリにを作りたい時に好まれて使われます。

その他必須項目

ハンズオン
Cloud Developerの試験は開発メインの話が多く、他の試験と比較しても座学だけでは理解がしにくいものになっています。自分はGoogle Cloudの認定試験を受ける際にハンズオンは行いませんでしたが時間がある方は絶対にやっておいた方がいいです。

その他サービス
上記のサービス以外にも覚えるものは沢山あります。特にCloudSQLやBigtableなどのデータベース類Google Cloudが推奨するセキュリティ項目は一通り覚えておきましょう。

試験対策

Google Cloudの模擬試験は必ず解いておきましょう。 足りない部分はUdemyを使うかWhizlabsをChromeのプラウザ翻訳して解くのがおすすめです。

最後に

さて、今回の記事は以上になります。初学者の方は躓きやすい試験ですがGoogle Cloudで開発等を行なっている方、Google Cloudで開発を行ってみたい方達には実際の業務においても学べることが多くとてもメリットが大きい試験な気がします。

他のGoogle Cloud の試験に興味がある方は以下に難易度順のランキングを載せているので参考程度に是非。

それでは皆さん、ご武運を。

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