アメリカの格安プリペイドSIMをESTK.meに保存してみる企画、その2は Ultra mobile PayGo である。
Ultra Mobile PayGoは、月3ドルで音声100分、SMS100通、データー100MBのプランである。また、WiFi Callingも使える。
しかし、米国外での初回アクティベーションやESTK.meのようなeSIMアダプターへの保存については、公式にサポートされているわけではない。公式には明確な動作保証はされていないものの、日本からどこまで通るか実際に試してみた。あらかじめアメリカの住所を用意しておき、作業はVPNでアメリカに接続した状態で行った。
結論から言うと、Ultra Mobile PayGo は日本から開通できた。ローミングによるSMSも、WiFi Calling 経由のSMSも使えた。物理SIMから eSIM への切替もでき、最終的にESTK.me にインストールして使用できた。
ただし、日本発行のクレジットカードの中には通らないものもあった。また、iPhoneでは在圏するまで非常に時間がかかったり、在圏登録できなかったりと不安定な部分があった。
eBayで物理SIMを買う。
公式ページからeBayに行き、Ultra Mobile PayGoのSIMカードを購入する。日本にも発送可能である。ただし、今回購入した時はSIMキット本体が13ドル、送料が14.87ドルで、合計約28ドルかかった。
物理SIMで開通
SIMカードのパッケージに記載されたアクティベーションサイトへ行き、SIMカードに印字されたアクティベーションコードを入力する。そして、次に氏名・ZIPコード・メールアドレスを入力する。
次に番号維持(MNP)か新規番号取得かを選択する画面になる。今回は新規番号取得を選択した。
これで電話番号が発行される。
SIMカードを挿入すると自動的に開通する。圏外のままのときは、機内モードをオン・オフするとよい。
WiFi Callingの有効化
アカウントのDashboardからWiFi Calling and Textを選択し、WiFi Callingの設定を行う。
まずE911 addressの入力である。住所、都市、州、ZIPコードを入力し、チェックを入れてからSaveをタップする。するとシステムによりアドレスが正当なものか厳密に確認される。微妙な違いであれば候補が表示されるので、Verifiedを選択する。うまくいかないときは、Verifiedに表示されている候補と同じ内容を入力すると通りやすい。保存に成功すると、表示がSaved Addressとなる。
あとは、端末でWiFi Callingを有効にして少し待つだけである。
WiFi Callingで音声やSMSが使えることを確認する。
支払い方法の登録
Payment Methodで支払いに用いるクレジットカードを登録する。請求先住所やカード情報などを入力する。
入力した内容とカードの登録情報を照合しているが、ここがうまくいくカードと、うまくいかないカードがあった。
Ultra Mobile PayGoプランの支払いは、直接支払うのではなく、PayGo Walletの残高から引き落とされる。チャージもPayGo Walletの残高にいくら追加するかを選択する方式である。
eSIMへの変更とESTK.meへ保存
SupportのOrder Replacement SIMでGet an eSIMを選択する。
12カ月に5回まで無料で、それ以降は毎回3ドル必要になる。
初回であれば、Freeと表示されるので、Order Nowをタップする。すると、SMSで確認コードが送られてくるので、その番号を入力する。
最初に登録したメールアドレス宛にQRコードが送られてくる。ESTK.meアプリでQRコードをスキャンしてプロファイルを保存する。
そして、Ultra MobileのeSIMを有効にする。
iPhoneではまったこと
eSIMプロファイルをUltra Mobileに変更してもすぐには在圏してくれない。かなりの割合で圏外になる。機内モードを何回かオン・オフしていると在圏する。
また、iPhoneでは通信会社がUltraとホーム事業者名が表示され、ローミング接続先が表示されない。手動でオペレーターを選択しようとしても、掴んだ電波すべてが「Ultra」となり、どれがどの事業者なのかまったくわからない。
まとめ
調べた中では最安の月額3ドルでESTK.meに保存可能な長期維持可能な米国番号を取得できた。