何これ?
うちのMicrosoft 365 Copilot君なら、先輩Vimmerとして助けてくれてるよ。
何の記事?
この記事は鎮宮'sアドベントカレンダー2025の11日目の記事です。
ここ数ヶ月でMicrosoft 365 Copilot君に聞いて良かったことなどをまとめました。
誰向け? どんな役にたつ?
- Microsoft 365 Copilot等の生成AIを仕事で使いたいが、どんな風に何を聞けばいいかわからない人
- Vimのコマンドなど、日常的に使うコマンドでも忘れてしまいがちな人
あらすじ
職場に今自分が従事している業務について聞ける人がいない領域があるので、気軽にMicrosoft 365 Copilot君に質問を投げながら「なるほどねー」と仕事を進めています。
先輩に聞けることは先輩に聞くのが早いのですが、聞いても深いところまではわからなかったり、そもそも専門外のことなどは、Microsoft 365 Copilotに投げることにしました。
Microsoft 365 Copilotの便利なところ
Microsoft365が入ってれば大体使えるところです。
ChatGPTのようにWebサイトを開くでもなく、職場のPCの中で投稿数などの制限も受けずに使えるので日常的に使っています。
よくする質問
Vimコマンドについて
新米Vimmerなのですが、社内にVim使いの方がいない為、わからないことがあるとググって調べ、Vimjpのサイトでこれかな?……というコマンドを探し、試す……ということをしていました。
ただ、好きにMicrosoft 365 Copilot使っていいよとなってからは「xxなことをしたいけど、Vimでそれができるコマンドってある?」「xxをするためのコマンドを忘れちゃったから教えて」ときけるようになりました。
Vimというのが自分はそれなりにわかっている領域なのが、自分が生成AIにきく質問として合っているなと感じています。
「こういう動きをするコマンドを組み合わせればできるよ!」……と言われて「確かに」とわかるレベルで、「いくつか案があるよ」……と言われて「これが1番いいかも」と判断できる。
生成AIはあくまでも「自然言語を理解して集合知を拾ってくるツール」だと考えているので、これ位の理解度があって、AIの提案を鵜呑みしないで済む、もしくは、鵜呑みしてもすぐに試すことで間違いがわかる、間違っても取り戻しがきくものとして、「こんなことしたいけど、Vimでできる?」はちょうどいい質問になりました。
あと、このVim先輩、過去に聞いた質問を保持してて、検索して確認できるので「またそれ聞くの???」と人間に思わせる要因ができないのも助かってます。
コードリーディングをしていて部分的にわからないこと
業務で接するアプリケーションについて、コードを書くよりも、エラーログなどからコードリーディングをする時間の方が多いのですが、ざっくり構造を理解するのに努めていても、よくわからない関数や処理があることはあるので局所的にMicrosoft 365 Copilotに投げて「この関数ってどういう処理するやつ?」と聞いています。
これも、生成AIにきくものとしては割と合っているのかなと思っていて、わからない箇所を局所的に聞くので、リーディングの解釈を全てAIに投げる訳ではなく、「そういう意味ならここはこんな意味か?」と考えるきっかけになっています。
あとは、関数名やコメントなどは自分で解釈しているので、生成AIの提案がおかしければ違和感を抱ける部分を残しています。
また「このコードって何やってる?」と聞くよりも「この関数って何してる?」……と聞く方が間違いが少ないなと感じています。あとは、純粋に業務で接しているコードを直渡ししていい許可までは出ていないので、局所的に聞いて、自分で理解を深める方式をとっています。
意外と、hoge fugaに置換しただけでもコードが読みやすくなるので、生成AIに聞く前に自己解決してしまうこともあります。
質問のための語句を持っていない/忘れている質問
「このコマンドの使い方ってなんだっけ」ならGoogle検索でいいのですが、「この時に使うコマンドってなんだっけ」は微妙に検索ではヒットし辛いことがあります。
そんな時、生成AIだと「質問者が求めてるのはコマンドか」と判断して「それそれ!」……という回答をスッと出してくれる感覚があります。
しないように気をつけている質問
周りの人が答えを持っていそうなこと
Google検索 < 生成AI <<< 先輩に聞く の順で、生成AIにきくかどうかを判断しています。
検索すれば一瞬で答えは返ってくるものでも、総合的に考えた時に、周りの人が何かしらの答えを持っていそうなものは周りに聞いた方がいいことの方が多いです。
例えば、上記のコードについてわからないものでも、ちょうど先輩と進捗確認をしているタイミングであれば、先輩に聞いたりもします。すると、先輩からしても「この子はここがわからないんだな」とか「これはわかるからここまで読めたんだな」とかの判断がついて、次の話がしやすくなる部分があるのではと考えています。
社内のことや会社としてこの問題はどうするか、今確認している作業に時間がかかりそうだが、どの程度で次に進むべきか……など。そういったことも、先輩にきく方が適していると言えるでしょう。
Google検索の検索窓に入れられなさそうな内容
私が今関わっている範囲では、実コードをそのまま投げてきいていいと許可が降りている生成AIがありません。
実際、ソースコードを丸々投げて聴けると、コードの動きの構造化や整理などはAIの得意領域なので良いという噂は聞くのですが、現状はその使い方は許可されてません。
なので、生成AIに投げていい質問として「それ、Google検索にかけられる?」と問いかけをしてから聞くようにしています。
もっと言うならば「Xに【ゆるぼ】できる質問?」……でもいいかもしれません。
現状、生成AIに投げた情報がどこまで学習に使われるかの検証や、それによってどこまで何なら質問として投げてもいいかのガイドラインがまだ弊社では追いついていないので、リテラシーに頼る形の運用となっています。
なので、どう漏れても大丈夫な粒度、抽象度まで落とし込んでから聞いています。
結局、Microsoft 365 Copilot君がいるとどういいの?
自分が全く触ったことのないものでも、初学のステップとして気軽に聞いて併走サポートまでしてくれる存在がPCの中にいるのはいいなと感じています。
特に、ふと思いついた時に聞いて、ほぼ瞬間的に解答が返ってきて、それに対して丁寧に返信する必要がない。
また、生成AIに投げる質問を考えることそのものが、今自分が悩んでいる問題を整理することにつながるので、悩みで頭が詰まることなく、思考から実行までの速度が上がったのを感じています。
何を人に助けてもらって、何をAIに助けてもらうか、今後も考えながら上手く活用していければと思います。
あと、何よりも社内にVimmerがいなくてもVimmerとしてレベルを上げていけるのですごく助かってます。ありがとうMicrosoft 365 Copilot……!!