これは何?
Cool Clineという話題のVSCode Extensionsを試してみました。
Cool Clineとは?
公式のドキュメントが中国語だったのでgptに訳してもらいました。
平たく言うと,既存のClineをもとに使いやすいやつ作ったぜということらしい。
なぜ Cool Cline を作るのか?
VSCode 用の Cline 拡張には、複数のフォーク版が存在し、どれが最も機能的か判断しづらい状況です。代表的なものとして以下があります:cline/cline
RooVetGit/Roo-Cline
jnorthrup/Bao-Clineこれらを基に、新しい統合プロジェクト「Cool Cline」を作成し、より多機能で使いやすい形にするのが目的です。
使い方
- ExtensionsをVSCodeにインストールします。
- ctrl shift pでコマンドパレットを開いて,Cool Cline: Focus on Viewをクリック
- APIキーを入れる。自分はぱっと試したかったので手元にあったOpenAIのAPIキーを入れましたが,様々なモデルに対応してそう。
- taskを入力してみるとAPIを叩いてレスポンスをもとに実行するコマンドを聞いてくるのでOKを出すだけでどんどん進みます。
Auto approveを試す
権限を与えると承認作業をスキップして勝手にタスクを進めてくれる機能です。
一応max requestに制限がかけれるのでつけっぱなしでおでかけとかしても大量課金されることはなさそう。
例えば,「LangChainが動くDockerfileを作ってエラーがでなくなるまでデバックして」
みたいな形でタスクを作ってやればこれまで人間が生成AIに聞いて回答を反映するという以下の流れが完全に自動化できそうです。
cool clineなどを使わない場合
- 生成AIにコードを作ってもらう
- コピペして実行
- エラーが出たのでエラーを生成AIにコピペして貼る
- コードを変更して実行エラーがでたら3に戻る
cool clineを使う場合
- タスクを書く
- Auto Approveをオンにして実行
- コーヒーを飲んでいる間にタスクが終わっている!
使っていて発生したエラー
OpenAIのgpt4oを使っていると以下のエラーがでることがありました。
429 Request too large for gpt-4o in organization org-rrpil9fcCLQI4vka2V3qU9AF on tokens per min (TPM): Limit 30000, Requested 98894. The input or output tokens must be reduced in order to run successfully. Visit https://platform.openai.com/account/rate-limits to learn more.
そのため,長いリクエストを送れることがどのモデルを使うかを選択する際の考慮事項になりそう。
TODO: この辺調べて記載する
また,でかすぎるタスクをAIに渡しても前述したエラーになりそうなので,人間と同じである程度タスクを細分化してからCool Clineに渡してやるのが良さそう。
Cool Cline ベストプラクティスなど
TODO: 調べて記載する
まとめ
- Cool Clineを使ってみて完全に自動でタスクを実行できることがわかった。
- タスクは人間と同じである程度細分化してあげたほうが良さそう
- なるべく長い入力を受け付けられるモデルを使うと良さそう
この方のツイートみて思ったけどバージョン管理ちゃんとするは今後より大事になりそう