#前書き
レンタルサーバーを使ったことがない上、ロクに使えるプログラムも書いていない人間が、CORESERVERでMySQLサーバーを借りた時の備忘録。MySQLに接続するPython3のプログラムを記載するとともに、詰まりがちであった箇所を載せている。
先に言い訳をすると、サーバーに入れたファイルが文字化けするやら、最初から使える外部ライブラリがわからないやら、改行コードの置換に手間取るやらで問題がごちゃまぜになっていた。
だからここにあるのは「とりあえずこうすればうごくよ」という初心者の感想でしかない。ご注意を。
#やりかた
順番は好きなように。ただしSSH接続は、現在のIPアドレスに対して許可が必要。
##MySQLにデータベースを作る
コントロールパネル「データベース」→「MySQL」からデータベースの新規作成。
この「DB名」と「パスワード」は、プログラムからデータベースに接続するのに必要。
##ファイルをサーバーにアップロードする
コントロールパネル「サイト設定」→「FTP/SFTP接続情報」からファイルマネージャーを開いてアップロード。とりあえず/public_htmlにファイルを置く。
以下ファイルの中身
import mysql.connector # 最初からインストールされているmysql-connector-python
config = {
'host':'localhost' # 原文ママ
'user':'「DB名」'
'password':'「パスワード」'
'database':'「DB名」'
}
conn = mysql.connector.connect(**config)
print(conn.is_connected()) # => Trueと出れば接続できている
これはデータベースに接続し、接続を確認するだけのプログラムである。ここからデータベースを動かすには、この記事が参考になるだろう
Python + mysql-connector-python の使い方まとめ
##現在のIPにSSH接続の許可を出す
コントロールパネル「サイト設定」→「ツール/セキュリティ」→「SSH接続IP許可」でSSH接続できるようにする。
SSH接続とは、TeraTermやPUTTYを使ってサーバーにアクセスすること。多分。
以上3つをやった上で以下の手順を行う。
##SSH接続する
ここではPUTTYを例に出す。
接続先の指定「ホスト名(またはIPアドレス)」には「***.coreserver.jp」(「FTP/SFTP接続情報」参照)、ポートは22に設定する。
ユーザーIDとパスワードを求められたら、「FTP/SFTP接続情報」のアカウントとパスワードを入力する。
##プログラムを実行
このようになれば問題なく成功している
[user@*** public_html]$ python3 sqltest.py
True
#Q&A
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Q. エラー出るんだけど!わかんない!
- A. エラー文をそのままググれ、それで改行コードの違いが原因だった、かつ君がAtom使いならこの記事を見るんだ_ Atomエディタ上からファイルを新規作成する際のデフォルトの改行コードを設定する(Windows環境)
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Q. Python3プログラムをコマンドとして実行できないよ!
- A. プログラムの一行目に「#!usr/local/bin/python3」を入れて、パスを通す。詳しくは公式のサーバー仕様とこの記事を見てほしい_ #!/bin/sh は ただのコメントじゃないよ! Shebangだよ!
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Q. PUTTY使ってて、viコマンド打ったら文字化けした!
- A. PUTTYの場合、ファイルの中身がEUC-JP以外で書かれていると文字化けを起こす。この記事を見よう_ puttyの文字化け問題~解決編~
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Q. CORESERVERで最初から使えるPython3モジュールの一覧が見たい
- A. このコマンドを打とう「python3 -m pip freeze」_ value-domainの質問記事
- Q. PUTTYでいちいちIDパスワードを打つのは面倒くさい?ならこれを見るんだ...