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AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)の勉強方法

Last updated at Posted at 2023-04-07

はじめに

  • 2023年3月20日にAWS Certified Solutions Architect - Associateに合格したので自分がやった勉強方法を紹介したいと思います。

簡単な経歴

資格取得前でのAWSに関する知識はEC2などの基本的なサービスを知っているぐらいで、業務で触ったのはS3, DynamoDBぐらいでした。

  •  2015/04~2019/03・・・SierでLotus Notesを使った保険システムの新規開発、保守・運用
  •  2019/04~2019/08・・・プログラミングスクールでRuby on Railsを勉強
  •  2019/09~現在・・・バックエンドエンジニアとしてRuby on Rails/Golangをやったり

AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C03)って何?

  • Amazon Web Services(AWS)の課題解決に関する知識を評価する資格試験の1つです。

    • 簡単にいうと、「◯◯みたいなことやりたいんだけどAWSでやるならどうすればいいの?」に対してある程度相談に乗ったり考えられるようになるための試験になります。
  • 具体的には、以下のようなトピックに関する知識を身につけられるようになります。

    • AWSのコンピューティング、ストレージ、データベース、ネットワーク、セキュリティサービスに関する知識
    • AWSのアーキテクチャデザインの基本原則
    • AWSのベストプラクティス
    • AWSのコスト最適化戦略
  • AWSには他の資格試験もあるのでご興味ある方は資格一覧を参照してみてください。

なんでSAA-C03っていうの?

  • 2022年8月30日に試験内容の改定が行われ、バージョンがSAA-C02からSAA-C03に更新されました。
    • それに伴って出題される分野の割合が変わったり、試験対象となるサービスの範囲に変更が入っています。

試験概要

項目 概要
問題数 65問 (選択問題または複数選択)
実施形式 テストセンターまたは自宅オンライン受験
時間 130分
受験料金 16,500円(税込)
合格ライン 720点以上(1000点中)
受験申込方法 前日からでも申込可な場所が多いです。詳しくはこちらのサイトがわかりやすいと思います。

必要な勉強時間について

  • 60〜120時間が目安としてかかると言われていますが、◯◯時間やったら受かるというものではないです。

    • "1週間で合格した!"等の記事が散見されますが、勉強は自分自身との戦いなので、惑わされずに自分のペースで焦らず頑張りましょう!
  • 「ここまでやったんだから受かる!!」という状態を目指すことを大事にすると良いと思います。

勉強方法

  • 自分は下記表の問題集からいきなり取り組み、問題を解きながら知らないサービス・知識にぶち当たる度に調べて知識を補うという勉強方法を取りました。(時間が取れる方は、調べるだけではなく、できるだけAWSでサービスを直接触ってみることをオススメします。)

  • そして、下記問題集の全ての設問と解答を理解した上で、満点がとれる状態になってから受験に向かうようにしました。

補足

  • 紙本での学習は個人的にオススメしません!!!
    • 理由は情報がアップデートされないからです。時間が経つと以前は正しかった知識も間違った知識になります。

※↓2023/04/07時点での情報です。

問題集 試験に出る割合 ※個人の所感 練習できる問題数 備考
TeckStock 80% 1157問 90日間利用で4,280円(税込)
Udemy 15% 390問 買い切りで約2,000円前後(税込) ※割引があるため値段が変動する可能性あり
- 5% - 初見の問題

TeckStock

メリット
  • 設問文/解答の書き方が少し違うくらいでほぼ同じレベルの問題が出ました。

    • 効率的に受かることだけを目標にするなら TeckStockを完璧に仕上げることが合格への近道だと思います。
  • また、問題集が1セクション約7問ずつで分かれており、1つ解くごとに答え合わせと解説の確認ができるので復習しやすかったです。

デメリット
  • 90日間利用で4,280円(税込)なので90日以降は問題が見れなくなります。そのため、期限切れ後に問題集を見たいとなった時は再度追加料金がかかってしまいます。
問題集に関する補足
  • 執筆時点(2023/04/07)ではセクションが#1~#167まで(1つのセクションが7問)ありますが、効率的に受かりたい方はセクション#80以降に時間をかけると良いと思います。

    • セクション#1~79には2択問題(Yes or No)や穴埋め式の選択問題が含まれていましたが、実際の出題形式とは異なるため、時間がない方はあまり時間をかけるべき部分ではないかなと思います。

      • 時間が取れる方は良問が多いのでしっかりと理解できるようにしましょう!
    • TeckStockのサイトにも他の方が合格体験記で勉強方法などを記載してくださっているので、そちらも参考にすると良いかと思います。

Udemy

メリット
  • 少し難易度の高い問題に対応できるようになると思います。

    • 全体的に難しめの問題が多いです。応用的な問題が多い気がしましたが、基礎的な部分の方が大事だと思うのでTeckStockをやって余力がある方はこちらも使うことをオススメします。
  • 問題集が買い切りなので半永続的に参照可能です。

デメリット
  • 本番試験と同様に問題を65問解き終わるか、途中でテストを終了させない限りは解答が見れないので復習しづらいです。
問題集に関する補足
  • 模擬試験が1~6まで収録されていますが、5,6は高難易度向けなので自分は1~4のみを解きました。

    • 良問が多いなと感じはするものの、実際の試験で出る割合は少ないと感じました。

その他 - 役に立つ教材情報など

教材 概要
【AWS公式】SAA-C03試験ガイド 文字の羅列ばかりでやや見づらいですが、公式のガイドなのでざっと確認しておくと良いと思います。
【AWS公式】SAA-C03試験問題サンプル 良問なので解くことをオススメします。こちらも実際の試験レベルに近いと思います。
【AWS公式】BlackBelt AWS公式が出しているサービス別資料です。公式が出しているものなので情報の信憑性が高いですが、最新情報にアップデートされているかは確認しましょう。
【Udemy】SAA試験突破講座 ハンズオン形式で基礎から体系的に学びたい方向けです。

最後に

  • 自分が書いた勉強方法はあくまで一例なので、自分に合った勉強方法を確立して取り組んでみてください!
  • がんばりましょう!!!
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