未経験エンジニアがRe:dashをAWS上に構築してみた
株式会社パーソンリンクにエンジニア未経験で入社して3週目の高島です。
高校では、情報技術科に所属していました。授業でC言語やJavaの基本文法を学びました。高卒で東京に上京してきて、印刷系の仕事を約5年半やっていました。
しかしながら、今日のIT業界は、キャッシュレス決済、SNSなど、めまぐるしいスピードで進化していることを実感しました。上京する前の自分に言っても信じてもらえないようなことが、実際に起こっている現状を見て、いわゆる「ゆとり世代」として、そのスピードについていかなければいけないと危機感を持ったと同時に、その開発に携わってみたいと思い、転職を決意しました。
自分と同じように、未経験からエンジニアを目指している方々の刺激に少しでもなれたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
今担当しているプロジェクトにて、運用・保守業務を今後していくのですが、それにあたってAWS上でRedashを導入することになったので、その過程をメモしました。初心者なので、至らない点たくさんあると思います。間違いなどありましたら、ご指摘いただけると幸いです。今回は、MySQL (Amazon RDS)を利用できるようにするところまで進めました。
Re:dashとは
オープンソースのダッシュボードツールです。自分なりに解釈した結果、データベースなどのデータを、表や、グラフにすることができるツール(?)です。SQLを実行することもできます。
定期的にグラフを更新する機能があるので、リアルタイムでグラフ化した情報を見ることができそうです。
参考にさせていただいた記事
やり方
Redashの公式ホームページから、AMIを選択
https://redash.io/help/open-source/setup#
**awsap-northeast-1(東京)**を選択。選択すると、ステップ2の、インスタンス選択画面に遷移します。
インスタンスタイプの設定
無料利用枠から外れてしまいますが、t2.small以上を選択してください。公式の説明書には、t2.small以上推奨と書いています。
セキュリティーグループの設定
3〜5をそのままで、セキュリティーグループの設定です。画像の通り、SSHに加え、HTTP,HTTPSも追加します。
ソースと書いてある部分に、自分のIPアドレスを入れます。
自分のIPアドレスは、ブラウザ上でIPアドレスと検索すれば、出てきます。
https://www.cman.jp/network/
RDSの設定
- AWSのコンソールから、RDSを選択。
- 左カラムににある、データベースを選択。
- 自分のデータベースを選択し、接続とセキュリティのタブ
- 画面中央右側にある、VPCセキュリティグループをクリック
- 画面遷移するので、下部にある、インバウンドタブを選択、編集ボタンをクリック
- 先ほどのセキュリティーグループの設定にて作成した、セキュリティーグループを追加。
Re:dashにログイン
Redashにログインしていくのですが、ここでつまづきました。
本来ならこのページに行きたいのですが、Redashのホームページからログインしようとすると、
本来入力したいメールアドレスとパスワードとは違う情報を入力する画面に行ってしまいました。
以下の手順で操作すると解決することができました。
- AWSコンソールから、EC2を選択し、先ほど作成した、自分のインスタンスを選択
- 画面右下に、**パブリック DNS (IPv4)**があるので、そのURLのページに行くと、直接Redashのサインアップページに遷移する
- 自分の情報を入力し、サインアップを完了させる
データベースに接続
- 右上のはてなマークの右のボタン
- Data Sourcesのタブ
-
- New Data Source
- MySQL (Amazon RDS)を選択。
情報を入力していきます。ここでつまづきました。
hostの欄に、何を入力すればいいかわからなかったです。
以下の方法で解決しました。
- host の部分は、AWSコンソールから、RDSに飛んで、自分のデータベースを選択。
接続とセキュリティタブの、エンドポイントが、hostにあたります。
これですべての設定は終わりです。さて無事に動作できるでしょうか?
入社3週間の未経験エンジニアでもなんとか環境を構築することができました。
いざ、右も左もわからない状態で環境構築をしてみると、まずはAWS周りの単語の理解が難しかったです。記事通りにやっているのに、目的の画面に遷移しないのは何故なのか、全然見当もつきませんでした(^_^;)
記事を見落としていたり、公式ドキュメントに書いてあるところを飛ばして読んでいたりと、少し焦っていたので、落ち着いてやっていきたいと思います。目的のリソースに対しての情報が少ない場合は、公式ドキュメントを翻訳していくというのは、避けて通れないので苦手意識を少しでもなくしていきたいです。
明日も、高島が担当させていただきます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。