はじめに
みなさんこんにちは。
リンクラフトで営業として働いています、
毎年誕生日になると70%の割合で不運が訪れるおハナ坊です。
7年前は骨折、6年前は当時1人暮らしの家の鍵を無くしてホームレス生活、5年前はコロナ、3年前は仕事で大やらかしをして当時の会社の会議室で5時間におよぶ大説教をくらい、去年は39℃の熱が出ました。
今年はせめて箪笥の角に小指をぶつけるくらいで勘弁してほしいと願うばかりです。
そんな本日(この記事が公開される日)は私の記念すべき28回目の誕生日ということもあり、記念すべきアドベントカレンダー22日目の記事を執筆させていただきます。
お久しぶりです
こうして記事を書かせていただくのはちょうど2年振りになります。
当時はリンクラフトにてSES営業として華々しいキャリアをスタートさせて約半年くらい、JavaとJavaScriptの違いもわからない頃でした。
Nginxをンギンクス!と真顔で発音していました。
(しりとりの必勝法を見つけたと1人で喜んでいたあの頃が懐かしいです)
今ではJavaとJavaScriptの違いはさすがにわかるようになりましたが、NextとNuxtは未だにどっちがどっちかわからなくなります。
Nginxは読めるようになりましたが、Kubernetesはクバネッツと発音しそうになります。ココナッツのアクセントです。
読めない単語が多すぎるのでいっそもうメロンとかイチゴくらい簡単な名称になってほしいと本気で思っています。
前置きが長くなりましたが、つまり何が言いたいかというと、相変わらず技術についての発信なんてできるわけがないし、この2年間で得たSES営業のノウハウを語ってみるというのもなんだか恐れ多いので、(そもそも語れるようなノウハウもない)
私が転職を通じて経験した挫折と、そこから得た学びについでの話をしようかなと思います。
転職について
何を隠そう、私おハナ坊は今年になって一度リンクラフトを離れておりました。
ざっくり概要をまとめると、以下のような経緯になります。
- 2025年7月にリンクラフトを退社
- 2025年8月にスタートアップに転職
- 2025年11月にリンクラフトに出戻り
出戻りの理由はひとことでまとめると前職であるスタートアップ企業で挫折したためとなります。
挫折を招くことになった要因は自分の弱さや甘さ、傲慢さが挫折にあると思っています。
そもそもなんで転職したん?
前提、これまでリンクラフトに対してマイナス感情を持ったことは、やめるときも含め一度もありませんでした。
温かい人も多く、居心地もよかったため、お世話になった方々に開いてもらった送別会では、みんなと離れるのが寂しいと終盤で号泣していたらしいです。
8割くらい記憶はないですが。
転職の理由はシンプルで、成長速度を上げたいと思っていたから。
短期間での成長を遂げ、ビジネスの世界で周りをあっと言わせたかった。
ひとことで言うと承認欲求です。
人生で最も自分を成長させられるのは20代。
アラサーワイ、最後のチャンス。
創業期のスタートアップなら役割も明確に決まっておらず、業務量も多いから、人の3倍は成長できるだろう。
リンクラフトもまだまだベンチャーの規模で、一人ひとりの裁量権も大きいけれど、それでは足らず、もっともっと成長機会がほしかった。
文章でこうやって見ると胡散臭さ半端ないし、自分でも嘘だろと思いますが、当時は本気でそう思っていました。
そしてたまたまタイミングよくリファラルのご縁もあり、スタートアップ転職を決めました。
この"自分ならできるはず"という思い込みがのちに自分を苦しめる要因となりますが、この時はまだ知る由もありません。
黒歴史
当時、リンクラフトの営業は私と先輩との2名体制だったのですが、
先輩が途中でお子さんが生まれ、育休に入られたため、育休から戻ってくられるまでの約1年間は私が営業の実働1人という状態でした。
振り返ると本当に痛いのですが、
自分の1名体制でもプロパー約50名・BP約20名の合計70名のエンジニアの稼働を担保できていたということから
自分の成果でも何でもないのに、勝手に自分には実力があると勘違いし、完全に調子に乗っていました。
これを書いているまさに今も恥ずかしくて消えたくなります。
当時の自分よ、舐めんじゃねえぞ。
転職後に直面した現実
2025年8月、約2年半勤めたリンクラフトを辞め、満を持して入社したスタートップ企業。
そこで、私は自分が井の中の蛙であったことを嫌でも自覚させられます。
ここでは詳しくは書きませんが、入社前に聞いていた話とのギャップや、
自分の力量以上に課されるミッションと厳しいFBにより、もとあった自信は打ち砕かれていきました。
転職先の会社は同業界ではあったのですが、営業スタイルもリンクラフトとは異なるため、今までのやり方も通用しません。
張っても数字には直結しない日々の中で次第に"頑張りたい"という気持ちは"逃げたい"という感情に変化していきました。
振り返り
今思うとそりゃそうだろって思います。
当時の自分としては悩みに悩んで、考え抜いた矢先に覚悟をもって臨んだ転職ではありましたが、業務や役割、期待度合いに対する入社前の擦り合わせや、"本当に自分にできるのか"という自問自答も足りず、
"自分ならできるだろう"という自己過信も相まって、勢いで転職を決めていたなと感じます。
この"自分ならできるだろう"というのは自分の勝手な思い込みであり、慢心であり、そう思い込むことで私は自分のプライドを保っていました。
自分は真の意味で"成長したかった"のではなく、"成長できる人間なんだ"と自分で思いたかっただけ。
そして"周りからもそう思われたかった"だけだったんだと思います。
今思うと、実に香ばしい人間でした。
心の変化
2025年9月。次第に心がすり減っていき、会社の最寄り駅に着くと動悸が止まらなくなる日々が続いていました。
とはいえ自分で決めたことを短期間でひっくり返すのはださいという気持ちや、こんなすぐに白旗を上げるのは悔しいという気持ちもありました。
周りの人に申し訳が立たなくなるし、今辞めてもどの会社も受けて入れてはくれないだろうと思っていたので、辞めてはならないと自分に言い聞かせながら足を引きずって出社していました。
しかし、次第に夜眠れなくなっていく中で、
「ここまでして自分は本当に短期間で成長を遂げることを望んでいるのか?」
という疑問が浮かんできました。
と、同時に
リンクラフトを辞めなきゃよかった
という後悔の念にじわじわと苛まれ、自身のリンクラフトへの未練を痛感するようになっていきました。
時すでに遅し。覆水盆に返らず。後悔先に立たず(あと他に何があったっけ)
情けないアラサー女です。
短距離走から長距離走へ
そう気づいたきっかけのひとつが、自分自身が今年の9月に結婚をしたことです。
独身だった頃は今後の人生のプランなんて考えたこともなく、刹那的に生きていたため、自分ひとりの人生なんだからいけるところまで突っ走ってみようという短距離走的な考え方をしていました。
それが結婚により人生が自分だけのものではなくなり、今後は長い人生をかけて家庭と仕事を両立し続けていくことがミッションになると考えたときに、後先を考えずに突っ走ることが果たして正解なのかがわからなくなりました。
このままいったら確実に心が壊れてしまう。
仮に自分がビジネスにおいて成長できたとしても、家族が、何より自分自身が笑えていなかったらそれは何の意味もないのではないか。
今自分に必要なのは100mを9秒台で走り切る力よりも、長い長いマラソンのコースを自分のペースで走り続けることなのではないか。
こうして私は自然と短距離走から長距離走的な考え方へと変化していきました。
主観ですが、リンクラフトは仕事や人生を長距離走として捉えている会社だと私は考えています。
目指せ!業界史上最短で〇〇達成!という考え方よりも(そういった側面を持つことももちろん大事だと思いますが)
何十年後も(もしかしたら何百年後も?!)会社を存続させ、クライアントに本質的価値を提供し続けることを第一のミッションとしており、
今まで自分がリンクラフトという会社の環境を居心地良いと感じていたのも、こういう考え方がベースにあったからだとようやく気付きました。
(さっきから事あるごとに「気づきました」しか言ってないけど本当にそれまで気づかなかったんです)
リンクラフト、どうかお願い
自分の本当の仕事観に気づいてから実際にリンクラフトの社長に相談するまでは、本当にこの決断でいいのかについて何度も何度も悩みました。
一度去った会社に戻ることが果たして自分の人生にとっていい選択と言えるのか。
また、会社の人たちからも、
「一度組織を去った裏切り者と思われないだろうか」
「負け犬だと嘲笑されるのではないだろうか」
「社長が仮にいいよと言ってくれても周りの人の目は冷たいのではないか」
など、考えれば考えるほど悪い想像が巡っていました。
何よりも、どう考えても自分の振る舞いは身勝手であり、誰にも合わせる顔がないという気持ちでした。
でも、それ以上にあの環境に戻りたいという気持ちが日に日に強くなっていき、ついに身勝手を承知で社長に連絡する決心を固めました。
もちろん電話1本ではいOKということはなく、実際にリンクラフトの本社に足を運び、社長と当時(今もですが)の上司にお時間をいただいて、
自分の現状と今抱えている罪悪感を伝えたうえで、どうかもう一度受け入れていただかないかというお願いをし、計4時間ほど話し合いをしました。
結果は後日連絡いただくことになり、その連絡を待っている数日間は何も手につかなかったことを覚えています。
(携帯の通知が鳴るたびに喉からヒェっという声が出てました)
そして「もう一度受け入れます」という連絡をいただいたときは涙で視界が歪みそうになりました。
まだその時点で先述した不安や罪悪感がなくなったわけではなかったのですが、後日リーダーたちと改めて顔合わせをしたときに、「戻ってきてくれて嬉しい」という言葉をいただき、その瞬間に不安が決意に変わりました。
たくさんの人に恵んでいだだいたことに心から感謝です。
この3ヶ月で得た教訓
転職失敗。見誤って転職さえしなければ。
前職でもがいていたときに家族や友達、周りの人から言われた言葉です。
自分自身、転職への後悔は大きいです。
あの時立ち止まってさえいればと今でも感じます。
それでも、この3ヶ月で得られた学びはあると思っています。
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人には誰しも自分の成長スピードがあり、そのスピードが合わない会社で期待に応えるのは困難であるということ
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我欲や執着(今回でいうところの承認欲求)で突っ走った先の未来に自分の求める幸せはないということ
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我欲や執着を手放すことで自分が楽になる(自分の求める幸せに一歩近づく)ことがあるということ
そして、以下を再確認することができました。
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自分が本当に大事にしている仕事観・人生観
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古巣(リンクラフト)の良さ・有り難み(当たり前に享受していた環境が当たり前ではなかったこと)
-
今後の自分の真の意味での成長に必要なミッション
「当時に戻ったとして、転職しようとしてる自分を止めることができるか?」
答えはNoです。
当時の視野が15°くらいに狭まり、欲にまみれた顔をしていた私は誰の言うことも聞かなかったと思います。
もし仮に転職による挫折を経験していなかったら、恐らく私は今でもそのまま勘違い野郎として天狗になっていたことでしょう。
この経験がなければ自分の愚かさに気づくことも反省の機会を得ることもたできなかったと思っています。
今後の展望
リンクラフトに戻ってから現在で約1ヶ月半、忙しくも充実した毎日を送っています。
離れていた期間も3ヶ月なので幸いキャッチアップにも困ることもなく業務に向き合えています。
そんな今の私がリンクラフトで掲げている今後のミッションは以下の通りです。
-
既存顧客のエンゲージメント最大化
┗"リンクラフトに頼んでよかった""リンクラフトだからお願いしたい"
そう思っていただけるような価値づくりをエンジニアと一体になって行っていきます。 -
新規顧客開拓
┗2030年の社員100名体制を目指し、チーム体制で貢献ができる現場を開拓します。 -
エンジニアのキャリアコンサルタントのような存在になる
┗一人ひとりのエンジニアの能力、価値観を把握し、各々が描いているキャリアビジョンと、市場の動向の2軸に沿ったプランを提示していきます。
そして何より、この長距離走である日々のワーキングライフにおいて、会社への感謝の体現し続けることです。
私は自他ともに認める調子乗りな性格なので、感謝の気持ちもすぐに薄れていってしまいがちです。
こうして記事を書いている間は感謝で胸がいっぱいになるのですが、年明けにはやれ眠いだのめんどくせえだの呟いている可能性大です。
それを自分自身でコントロールし、今の自分が居心地よく働けているのはなぜかというのを自問自答し続けることで感謝を忘れずに目の前の業務に取り組みます。
まとめ
転職は失敗でした。
でもここからが私の敗者復活戦の始まりです。
失敗を失敗のままにせず、自分自身で成功に導いていきます。
昨今のメディアでは「成長できない人間=無能」のような価値観をよく目にします。
それにより、以前の私と同じように、"やばい、自分も短期間で成長しなきゃ"と焦燥感に駆られる方もいると思います。
人には人の乳酸菌というキャッチコピーがあるように(?)、
人には人の成長スピードがあります。
成長スピードが速ければ速いほど、短距離走であればあるほど犠牲も伴い、自身への負担も大きくなります。
もちろん、中には短距離走をし続けられる天才タイプの人もいます。
そして、そんな人に憧れて"なんかわかんないけど自分にもできるんじゃないか"と思ってしまう気持ちもとてもよくわかります。
短距離走が自分に本当に合っているのか、本当に自分にできるのか、それが自分にとっての幸せなのかはまた別の話になります。
そして、自分に合わない選択をしてしまうと、生涯走ることさえできなくなってしまう可能性もあります。
今焦っている方も、よく自分自身と対話をしてみると、自分が本当に求めていることが見えてくるかもしれません。
まじめな感じになってしまったので、そろそろ締めたいと思います。
まとめると、
- 夜中に書いた文章はだいたい香ばしい。
- 夜中に書いた文章を朝起きて見返すと恥ずかしさで泣きたくなる。
以上です。
またお会いしましょう。
一緒に働く仲間を募集中です!
リンクラフト株式会社では、組織拡大に伴い積極的な採用活動を行っています。
少しでも興味がある方はぜひご連絡ください。
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