はじめに
こんにちは。推薦基盤ブロックの新卒1年目の関口です。
この記事は ZOZO Advent Calendar 2022 カレンダーVol.7の14日目の記事です。
先月から社内で利用開始されましたコミュニケーションの活性化を目的とした社員マッチングツールについて簡単にご紹介します。
背景
リモートワークが普及し、社員同士が顔を合わせる機会がなくなってませんか、、、。
働いていくなかで社内の仲間との連携を強くしていくにはコミュニケーションの促進が必要です!でもオンライン上で気軽に社内の人と話せる機会って意外とそんなに多くありませんよね。
そんなこともあり、社内で他部署や普段関わらない社員との関わりを求める声が多いです。
そこで社内でコミュニケーション活性化させるため社員マッチングツールの開発を新卒1年目のチームで行いました。
詳細内容
開発したサービスは、
共通の興味・関心を持つ社員同士をMLモデルを使ってマッチングします!
マッチング相手と共通の話題で気軽に話せる1on1ミーティングの機会を創出し、業務では関わらない社員同士とも共通の趣味を通してコミュニケーション取っていこう!
といった会社全体をつなげるサービスになっています。
使用者は事前にSlackアプリ上で趣味や関心のあるタグを登録し、そのタグをもとにマッチングされて1on1ミーティングが組まれます。
以下、私が担当していた一連の処理フローについて簡単にご紹介します。
本ツールのバッチ処理の実装にはAWSのリソースを利用しています。
使用している主なリソースは以下です。
- S3
- Lambda
- RDS
- ECS
- Fargate
- StepFunctions
処理の流れは以下のようになっています。
- 連続で同じ相手とマッチングしないように前回の1on1の組み合わせを抽出
- マッチング有効化されているユーザーの登録情報を取得
- 1),2)のデータをMLモデルに入力し、登録されているタグをもとにユーザー間のマッチ度を推論
- マッチング結果を出力
マッチング結果をもとに社員同士の1on1ミーティングを設定します。
バッチ処理実行にはStepFunctionsを用いて定期実行を行い、週1頻度でマッチングした1on1ミーティングが組まれるようになっています。
これで、普段関わりのない社員同士でも共通の趣味を通して気軽に1on1ミーティングが組まれるようになりました。
実際に僕も役職や部署の垣根を超えて1on1ミーティングを行い、共通の趣味仲間を見つけることができました!ウレシイ!!
今後
このような社内の交流を目的としたツールの開発をさせてくれるところに弊社の社風を感じました。
1ヶ月間運用し、このサービスを通して関わりのない他部署の社員とご飯の約束をされた方や、ゲームやスポーツなどの共通の趣味で繋がることができたという声をたくさん頂きました!
働き方が多様になり、社員も増えていく中でこのツールを通して社内の連携を強固なものにできれば嬉しいです。
まだまだ実装したい機能や、改善点があるので引き続き改良していきたいと思います。
今回は簡単なサービスの説明になってしまったので実装方法や技術的な部分については次回投稿したいと思います。