はじめに
以下の記事の続きです。前回の記事は思ったよりもLGTMを頂けて非常に嬉しいです。
https://qiita.com/shushutochako/items/7b91f446f224aae23986
さてさて、前回の記事を読んでいただけた方はNotion使ってみたくなったでしょうか?
「Notion何となく分かったけど、何に使えばいいかな〜?」という状態かもしれません。
というわけで、
今回は実際に「弊社でどのようにNotionを活用しているか」を紹介したいと思います。
※途中で出てくる画面キャプチャは実際に弊社で運用しているものではなく、サンプルで作ったものです
弊社の活用方法
メンバー紹介ページ
会社の拡大につれて、社員が増えつつあると「今どんな人がいるんだろう?」「あの人業務外であまり話したことないけど、どんな人だろう?」「〇〇さんて実はbotで実在してない?」 とか色々な問題がありますよね。特にリモートワークの場合は顕著かも。
そんな時はGalleryなどを使って紹介ページを作っておくと便利です。
一目でどんな人がいるか分かりますね!!
自己紹介の中身はテンプレートとして項目を設けておけば、記載する内容に困りません。
営業パイプライン
営業以外の人だと「どのような案件を提案中」や「どのような案件を受注した」が追いきれない!
みたいなことありますよね。
弊社ではこのようなパイプラインをBoardで管理することによって(実際はもっと内容が細かったりします)
営業以外の人でも大体どのような状況かを把握できるようになりました。
さらにNotionのいいところは「簡単な表計算」機能があること!
上記のように案件毎の金額を記載しておけば、「提案中の金額がいくら」、「受注した金額がいくら」みたいなことが簡単に確認出来るようになります。
チョベリグ〜
他社との調整事項
皆さんの会社では他社との調整事項や連携などはどのように実施しているでしょうか?
弊社では一部の調整事項についてはNotionのTableでのやりとりを実施しています。
Notionはページ単位で権限を設定できるので、
自社内のコンテンツの一部を他の組織に共有するというのが非常にやりやすいです。
https://biz-notion.northsand.co.jp/understand/6-6-
また、Notionではページ内でコメントでのやりとりなども出来ます。
「調整事項の追加」「更新」などをメンション付きでコメントすれば簡単に通知出来るので、キャッチボールも非常に楽になりそうです!
デジタル目安箱
こちらもBoardを使った例ですね。
社内の改善提案など日々思うことはあってもどこに挙げるか迷いますよね。
Slackだと流れちゃうし、1on1などのタイミングで言おうかと思ってたらすっかり忘れちゃったり、、
というわけで気づいた時にすぐ提案できるように「デジタル目安箱」というものを設置しました。
といっても難しいものではなく、提案内容を溜めてステータス管理するboardです。
Notionはカード一つ一つの中でコメントのやりとりが出来ます。
確認事項があるときなどこの中で実施すれば検討〜採用 or 却下までの一連の経緯がまとまって便利ですね!
タスク管理について
前回の記事でも触れましたが、
タスク管理をがっつりやってくとなると少し課題があるなと感じました。
Backlog、Wrike、Asanaなどのプロジェクト、タスク管理のツールと比較して、
気になったのは主に以下の内容です。
- 親子チケットなどの階層管理
- 先行チケットなどの定義
親子チケットなどの管理
Notionのboardやtable無いのコンテンツ自体には"親"や"子"という概念がありません。
関連の定義などは出来るので、自分でそのような項目を追加することはできます。
しかし、いざBacklogなどのように階層的に見たいとなるとこの辺が難しそうです、、
Backlogの場合
Notionの場合
同じように、マイルストーンなどを使って階層化したい場合などにプロパティとして定義などは可能ですがやはり階層的に扱うとなると表現が難しくなりそうです。
※この場合は別のタイムラインやboardとして管理する方がいいかも?
先行チケットなどの定義
こちらはWrikeやAsanaを使ってみたときに感動した機能でした。
「タスクAが終わってないとタスクBが出来ない」という的にタスクAをタスクBの先行タスクとして定義するような機能です。
これの何がいいかというと、「差込の仕事などがあってタスクAの完了が1日遅れる」といった場合にタスクAの終了日をずらすとタスクBの開始日や終了日を1日ずらしてくれるといった機能です。
チケットをしっかり期限設定して管理していると、不測の事態でスケジュールがずれた時にチケット一つづつずらしていくのは意外と大きなストレスだったりします。
最近のプロジェクト管理、タスク管理ツールは上記の機能が実装されていることも増えてきて、Notionにもこういった機能があると嬉しいな〜 と思いました。
といったように、「タスクの依存関係」や「タスクの階層管理」などをしっかり管理していきたいという要件の場合にNotionでのタスク管理は少し使い勝手が悪いかなと個人的には思いました。
実際に弊社でも開発タスクなどしっかり管理したいものはNotion以外のサービスで管理しています。
まとめ
今回は弊社のNotion活用事例を紹介しました。
色々な使い方が出来るので、使い方を考えるのも楽しそうです。何より初回リリースは2018で最近なので、今後の機能追加なども大いに期待できそうです。
弊社もNotionはまだ導入したばかりなので、もっと色々な使い方を模索していきたいと思っているところです。
是非とも「うちではこんな風に使ってるよ!」などコメントで頂けたらうれしいです!
さいごに
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