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分析チームで振り返りの振り返りを実施して、アップデートした話

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こんにちは!shunです。私はタイミーのデータ統括部 BIグループでデータ分析やLooker開発を担当しています。この記事は "Timee Advent Calendar 2023" の19日目の記事です。

今回は、BIグループで振り返りの振り返りを実施して、アップデートした話を紹介したいと思います!

実施してきた振り返り

Good/Bad/NextやPNPT3(KPTとYWTのいいとこ取りをしたフレームワーク。こちらの記事を参考)のフレームワークを使って2週間ごとに振り返りを行なってきました。チームの状態を検査し、改善策を導き出すための重要なプロセスでした。

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振り返りの見直しを行ったきっかけ

BIグループ全体での振り返りのスコープが曖昧になっていた

BIグループが成長する中で、各ユニットやPJチームが組成されました。それぞれの単位で業務が進行するので、全体での振り返りの意義が曖昧になってきました。グループ全体での課題を抽出し解決に繋げるのが難しくなり、振り返りの生産性が低下していました。

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実際に取り組んだこと

振り返りの意義/目的とスコープを考える会の実施

振り返りの場自体をなくすのも選択肢に入れつつ、改めてメンバーの認識や振り返りの場に期待していることを出し合い、議論しました。

その結果、下記のテーマを扱う場として存続する方針がまとまりました

  • グループの目指す方向性やあり方を考える
  • 分析環境やリソース配分の業務の効率性改善を考える
  • 会議体やSlackチャンネル、BIグループへの依頼の受け方の運用フローの改善を考える
  • 個人の興味やモヤモヤをラフに共有するコミュニケーションの場とする

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結果

運用方法の変更

振り返りたいテーマのネタDBを作成し、振り返りの日の前日にチームメンバーの投票により、扱うテーマを決める運用に変更しました。

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テーマを決めた振り返りの実施

現在まで、「BIグループの目指す姿/目標を考える回」と「BIグループに来る依頼や問い合わせを見直す回」の二つのテーマを新しい運用方法に変えて実施しました。

振り返り時に関心が高いテーマに対してまとまった時間で深い議論ができるのがよい点だと感じています。

まとめ

  1. 振り返りのスコープの見直し:

    BIグループ全体での振り返りのスコープが曖昧だった課題を克服するために、振り返りの目的やスコープを再検討しました。

  2. テーマに焦点を当てた振り返りの導入:

    以前の振り返りでは一般的なフレームワークを使って全体で行っていましたが、特定のテーマに焦点を当て、そのテーマに基づいた振り返りを行っています。これにより、より具体的で深い議論が可能になりました。

  3. 運用方法の変更とテーマの投票:

    テーマを前日にメンバーが投票で選ぶ仕組みを導入したので、メンバー自身が重要視する課題やテーマにフォーカスできるようになりました。振り返り時点での最も重要なテーマに効果的に対処できるようになりました。また、事前にテーマに関する考えを整理し、有益な意見や提案を出しやすくなりました。

振り返りはチーム状況の検査と適応をするための手段であるため、チームの成長や変化に応じて振り返り自体のあり方を絶え間なくアップデートすることが大切だと感じました。

より自律的で強い組織に育っていくために、引き続き取り組んでいきたいと思っています。

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カジュアル面談も行っていますので、興味を持っていただけた方は、ぜひお話しさせてください!

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