はじめに

この記事は自分の苦手分野である計算問題を克服するためのまとめ記事です。

主な論理演算

①論理和(OR)
入力のどちらかが真(1)なら真(1)になる演算。

ベン図:

MIL記法:

②論理積(AND)
入力のどちらも真(1)の場合のみ真(1)になる演算。

ベン図:

MIL記法:

**③論理否定(NOT)
入力の逆の値が出力される演算。
つまり偽なら真で、真なら偽になる。

ベン図:

MIL記法:

④排他的論理和(XOR)
入力のうちどちらも真(1)もしくは偽(0)なら偽(0)になる演算。
覚え方としては同じ値は嫌だから０にするイメージかな。

ベン図:

MIL記法:

IPアドレスとサブネットマスクを2進数表記にしてAND演算で求める。

例:
IPアドレス： 10.170.70.19
サブネットマスク：255.255.255.240
10.170.70.19を2進数で表現すると、

00001010 10101010 01000110 00010011

同様に255.255.255.240も2進数で表現すると、
　
1111111 11111111 11111111 11110000

これをAND演算すると、

00001010 10101010 01000110 00010000

これを10進数にして10.170.70.16がネットワークアドレスになる。

この手の問題はベン図に直して考えると解きやすい。
この問題の論理式をベン図に直すと、以下のようになる。

これら３つの集合の論理和をベン図で表すと以下のようになる。

このベン図はNANDを表すため、答えはイになる。

実行アクセス時間＝キャッシュメモリのアクセス時間ヒット率+主記憶装置のアクセス時間(1-ヒット率)