はじめに
自分で作って、自分で使っているタスク管理アプリについて紹介です。
ただし、compose-multiplaftformで作ったこともあり全然技術的に目新しい機能とかはついていません。
作った背景
最近の自分の悩みは工数見積もり能力の低さです。
大体1週間くらいで終わるだろうと思ったタスクに1ヶ月近くかかったり、このくらいのことは両立できるはずだと思っても全然手が回らなくなってしまったりします。
仕事に関してだと多めにバッファをとることで問題を避けたり、難しいところは経験者に聞いたりして対応していたのですが
仕事を辞めた今、自分の力でどうにかしないといけません。
それぞれのタスクの見積もりがずれる要因は色々あり、一発で解消することはできないなと感じています。
そこで、普段から工数見積もりについて反省しつつ、少しずつレベルアップする習慣を獲得しようとしました。
コンセプト
タスク管理をしながら、工数見積もりの練習ができるアプリです。
どんなアプリ
macのデスクトップアプリとiphone、Androidアプリを作成して裏でデータを同期しています。
macでタスク一覧の確認と、今日やるタスクのリスト化。モバイルアプリで急に入ったタスクの追加と、タスクの実行状況の更新を行います。
UIは自分で使うようなので全然可愛くないのですが、こんな感じです。
一覧画面状態
タスク実行中の画面の状態
これと工数見積もり精度を確認する画面があるのですが、あまりにも個人情報が入り込んでしまっていて隠すのがめんどくさいので割愛します。
ユーザーストーリー
元々の習慣
自分の普段のタスク管理を思い出すと以下のような手順で行っていました。
ちなみに自分はvisual studio codeでmarkdownの形でメモを取ることでタスク管理していました。
- タスクが発生した時にタスク一覧にメモ
- 朝一番で、タスク一覧をみて今日やるべきものをリストアップ
- 夜までに一つずつこなしていく
- タスクが完了したらチェックボックス
このアプリで作る習慣
アプリを作って使ってみて(1週間)、大体以下のような習慣に変えることができました。
- タスクが発生した時にアプリ上にメモ、その時に工数を見積もっておく(スマホ上)
- 朝一番で、見積もった工数を参考にやるべきタスクをリスト化(PC上)
- デスクに座ったら左にスマホをセット、作ったアプリを開いておく
- タスク開始と同時にボタンを「開始ボタン」を押す
- タスクが終わったら「終了ボタン」を押す
- 1日のタスクが終わったら見積もりと実稼働の差を確認して、他のタスクの見積もり時間を修正する。
細かい機能
深夜に完了に移ったタスクを空にしてます。
見積もりの精度ページは、1週間のタスクの完了状況を精度が低かった順に並べて、まずいやつは赤字にするようにしてます。
試してダメだったこと
visual studio codeでタスク管理することは変えずに
タスクを実行中は、手動で対応中カテゴリにタスクを移動させ、cronを頻繁に走らせて、対応中に移った時間と終了に移った時間を計測、誤差をテキスト形式で出力するような形を試してみました。
しかしvscodeが常に画面上に開いているわけではないので、ボタン形式と違ってめんどくさくて習慣化しませんでした。
感想
概ね満足です。
compose multiplatformの勉強が主目的だったのですが、全然普段から使えるアプリになったのでコスパの良い体験でした。
もしかしたら使ってみたい人がいるかもしれないので、ストアにリリースする準備中です。
研究ともう一個の案件が1月中には片付く予定なので、その後にリリースするかな。