はじめに
外出先から自宅のラズパイにリモート接続できるようにセットアップしたので、Wake-on-LAN(WoL)を利用して自宅のWindowsPCを外出先から起動して、ラズパイを踏み台にリモートデスクトップができるようにしました。
ちなみに外出先からの接続ということで、以下のセキュリティ対策をしています。
- ラズパイのSSH接続ポートをデフォルトの22番から変更
- SSH接続はパスワード認証を無効化し、公開鍵認証のみで接続できるように設定
- 接続元IPは決まっていたので、ルータのファイアウォール機能で接続元IP以外の通信は拒否するように設定
Wake-on-LANとは
Wake-on-LANとは、電源がオフやスリープ状態のPCを遠隔起動する技術です。
マジックパケットという特殊なパケットを送信して、PCを起動します。
起動したいWindowsPCの事前セットアップと情報確認
まずは、起動させたいWindowsPCの設定を確認します。
[デバイスマネージャ]->[ネットワークアダプター]->[対象のNICを選択]
詳細設定タブから「Wake on Magic Packet」「Wake on pattern match」が「Enabled」になっていることを確認します。
また、UEFI BIOSの設定でマジックパケットを受け取れるようにNICの設定をするために、「Power On By PCI-E」を有効にする必要があります。
私の環境では、「PCIEによる電源ON」という項目がありましたので、こちらを有効にしました。
後は、MACアドレスを事前に調べておきましょう。
マジックパケットの送信にはMACアドレスを利用するので、ipconfigコマンドで調べます。
コマンドプロンプトで以下のコマンドを実行してMACアドレスを取得しておきます。
ipconfig /all
ラズパイのセットアップとマジックパケットの送信
ラズパイでマジックパケットを送信できるようにwakeonlanをインストールします。
sudo apt install wakeonlan -y
先ほど調べたMACアドレスを引数にwakeonlanコマンドを実行します。
wakeonlan 00:01:02:03:04:05
これで外出先から停止しているWindowsPCの電源をONすることができるようになりました。
後はラズパイを踏み台にポートフォワードすることで外出先からWindowsPCにリモートデスクトップすることができます。
終わりに
外出先からラズパイに接続できるようしたので、ついでにWindowsPCにもリモートデスクトップできるようにしてみようと思ってWoLの設定を行いました。
今回初めてWoLの設定を行いましたが、結構簡単に行うことができました。
