技術評論社様よりご献本いただきました。タイトルの通り、iOSアプリ開発の入門書になります。
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プログラミング経験なしの方も対象、そして4/10に発売されたばかりとあって、Swift、iOS 8、Xcode 6 と最新開発環境に対応している点も魅力的です。
なんと素晴らしいことに Kindle版も同時発売 されています。
##目次
Chapter 1 iPhoneアプリ開発のための環境を構築する
- 1-1 iPhoneアプリ開発のための環境を構築する
Chapter 2 Xcodeを使ってみよう!
- 2-1 Xcodeとは何か?
- 2-2 Xcodeでプロジェクトを作成する
- 2-3 Interface Builderで画面をデザインする
- 2-4 プログラムでアプリを動かそう!
Chapter 3 新しいプログラミング言語Swift
- 3-1 Playgroundを使ってSwiftを学ぼう!
- 3-2 コメントを使ってプログラムに注釈を書こう
- 3-3 変数を使いこなそう!
- 3-4 変数とデータ型
- 3-5 配列と辞書
Chapter 4 シンプルで簡単な知育アプリを作ろう!
- 4-1 アプリを作るための企画を立てる
- 4-2 本格的にインターフェイス画面を作成しよう!
- 4-3 プログラムでアプリを動かそう
- 4-4 アプリをインタラクティブにしよう!
Chapter 5 楽器アプリでサウンドの扱い方を学ぶ
- 5-1 音を再生するだけのアプリを作ろう
- 5-2 楽器アプリ「ワインピアノ」を作ろう!
- 5-3 独立したサウンドクラスを作ろう!
- 5-4 オブジェクトにアニメーションをつけよう
Chapter 6 「シンプル電卓」でガッツリコーディング
- 6-1 ストーリーボードを使わずにアプリ開発しよう
- 6-2 計算機の機能をプログラミングしよう
Chapter 7 四択検定アプリで画面遷移を理解する
- 7-1 アプリに合った画面遷移の方法
- 7-2 四択検定アプリを作ろう!
- 7-3 何度も遊んでもらうアプリにする工夫
Chapter 8 Webから情報を取得する「ニュースリーダー」アプリ
- 8-1 JSONデータを取得し,解析する
- 8-2 テーブルビューで情報を表示する
- 8-3 Webブラウザを作成し,記事を表示する
Chapter 9 スマホならではのスタンプカメラを作ろう
- 9-1 カメラ機能をアプリに取り込もう
- 9-2 スタンプ画像を配置して合成画像を作る
- 9-3 アプリの最終仕上げ,多言語設定をしよう!
Chapter 10 アプリをリリースする準備をしよう
- 10-1 実機iPhoneで開発したアプリを動かそう!
- 10-2 プロビジョニングプロファイルの作成
- 10-3 iTunes Connect でAppStore配信準備
##感想
アプリ開発のスクール「RainbowApps」講師陣による入門書で、さすが日々生徒さんを相手に教えているだけあって、これからiOSを始めたい人のツボをつくような内容になっています。
たとえば上記の目次を見ていただくとわかりますが、「知育アプリ」、「楽器アプリ」「4択検定アプリ」「スタンプカメラ」等々、つくってて楽しそう、かつ初心者でも簡単につくれて、アプリ開発のエッセンスが入っているサンプルが並んでいて、まさに「つくりながら学べる」内容になっているのではないでしょうか。
(4章「知育アプリ」のサンプル)
(5章「楽器アプリ」のサンプル)
(7章「4択検定アプリ」のサンプル)
あと、地味に「これはすごい!」と思ったのが、ダウンロードサンプルを Xcode 6.3 & iOS 8.3 と Xcode 6.2 & iOS 8.2 の両方の組み合わせについて用意してある という点です。
サポートページ:No.1スクール講師陣による 世界一受けたいiPhoneアプリ開発の授業 [iOS 8 & Xcode 6 & Swift対応]:|技術評論社
ビルドエラーを解決するのって、けっこう経験値を要する行為で、入門書のサンプルでエラー起きるとそこで挫折する初心者の方々は少なくないと思われます。そして、Xcode 6.2 と 6.3 で Swift が大きくアップデートされたので、ビルドエラーやwarning発生は不可避。。ここでサンプルを両方用意するのはさすが気が利くなーと。
あと、全編カラーで読みやすいです。図やイラストもふんだんに使用されています。
気になった方は是非!
技術評論社
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