アーティファクトリポジトリマネージャというのは、成果物の管理や配布に使ったり、外部ライブラリのプロキシとして動かしたりするツールの総称。説明はこちらをどうぞ リポジトリ管理ツール:Artifactoryの紹介 - @ikikko のはてなブログ。
有名どころ3つについて調べたのでまとめてみた。
調べてみると、RubygemsとかPyPIとかNPMとかNuGetにも対応してて賢い。こういうの使うとライブラリが取得できなくて悲しい思いをするのが減ってよいと思う。
Python書く人間としてはArtifactoryを推したいかな。
Archiva
開発元
Apache Software Foundation
対応リポジトリフォーマット
- Maven
そのほか目玉機能
シンプルなMavenリポジトリマネージャーなので、これが一番基本になるのではないか。
Nexus
基本情報
開発元: Sonatype Inc. http://www.sonatype.org/
OSS/PRO/PRO+などいろいろなエディションあり。 機能比較
対応リポジトリフォーマット
- Maven
- Rubygems
- NPM
- NuGet
- Yum
- P2 (PRO以降)
- OSGi Bundle Repository OBR (PRO以降)
OSS版でもRubygems対応とか使えてよい。
そのほか目玉機能
- LDAP連携
- Atlassian Crowd連携
- システムモニタリング
- 監査対応
- REST API
- Sonarcube連携
などなど。ユーザーベースは一番大きい気がするので、それがメリットかもしれない。Stackoverflowの質問数はNexusで973、Artifactoryで613、archivaで182。
Artifactory
基本情報
ArtifactoryとBintrayが主なプロダクトっぽい。
OSS/PRO/ONLINE/ENTERPRISEなどいろいろなエディションあり。 機能比較
OSS版はシンプルなMavenリポジトリマネージャーなので、ここではPRO以降のエディションについて記す。
対応リポジトリフォーマット
- Maven
- Rubygems
- PyPI
- NPM
- NuGet
- Debian
- Yum
- P2
- Bower
- Git LFS
などなど。なんか対応フォーマット増やすのに命かけてる感じ。
そのほか目玉機能
- LDAP連携
- Atlassian Crowd連携
- システムモニタリング
- 監査対応
- REST API
などなど。