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Samba4をCent OS 7でHP Proliant Microserverに構築する

Last updated at Posted at 2016-02-20

サブタイトル: Mac OS XでもSMB2/3で接続したい!

SMB 1.0でつないでいたけど、遅い上にたまに項目””が使用中なため、操作は完了できませんが出てきて悲しくなるので、SMB2/3を試したくなった。

事前調査

基本的に、以下の記事で状況などを調査。

サーバー側

 2011年8月リリースのSamba 3.6でSMB 2.0への対応が実験的に追加されました。また、2012年12月にリリースされたSamba 4からはSMB 2.1やSMB 3.0に正式に対応し、

その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(25):Linuxはサンバ(Samba)で踊る――WindowsとLinuxのファイル共有のいま (1/2) - @IT

ということなので、SMB2/3を使うにはSamba 4を使う必要あり。

クライアント側

MacのSMBクライアント機能は、OS X 10.9 MavericksでSMB 2.0およびSMB 2.1に、OS X 10.10 YosemiteでSMB 3.0およびSMB 3.02に対応しました。

その知識、ホントに正しい? Windowsにまつわる都市伝説(27):SMBに乗り換えたMac――WindowsとMacのファイル共有のいま(後編) (1/2) - @IT

ということなので、Client側は最新のOSXならSMB3が使える。

実作業

実機でやるのは面倒なのでVirtualBoxで作業する。

VirtualBoxでUSBからブートできない!

VirtualBoxみたいな仮想化マネージャから直接USBブートはできない。仮想化マネージャは汎用性を上げるため、比較的古い枯れたチップセットをエミュレートしているため。なので、Plop Boot Managerをlive CDとして起動させて、そこからUSBをターゲットにしてブートさせる。

ネットワークはブリッジにして、ホストと同じネットワークに存在するようにする。

OSインストール

サーバーOSはなんかCentOSのほうが日本語の情報が多い気がしたので、CentOSにしてみる。

CentOS 7のネットワーク設定はこちらを参考に。とはいえ、実機につないだらネットワークデバイスが変わっちゃうんだけど。

Samba4

yumでインストールするとADが動かないらしいんだけど使わないので気にせずyumからインストール。
Samba4の設定は結局smb.confが一番参考になった。設定してみた系の記事は余計な設定が入っててよくないけど、そのなかではこれが一番参考になった。

おそらく最小設定はこんな感じ。

/etc/samba/smb.conf
[global]
        workgroup = MYGROUP
        server string = Samba Server Version %v
        log file = /var/log/samba/log.%m
        max log size = 50
        security = user
        passdb backend = tdbsam
        dns proxy = no
        load printers = no
        dos charset = CP932
        unix charset = UTF-8
        map to guest = Bad User
[share]
        comment = Shared Directories
        path = /tmp/share
        guest ok = yes
        writable = yes

samba用ユーザー作成

システムのユーザーである必要はある。

pdbedit --create --user=test-user

クライアント側から確認

Finderで接続して確認。

$ smbutil statshares -a

==================================================================================================
SHARE                         ATTRIBUTE TYPE                VALUE
==================================================================================================
share
                              SERVER_NAME                   192.168.xxx.xxx
                              USER_ID                       501
                              SMB_NEGOTIATE                 AUTO_NEGOTIATE
                              SMB_VERSION                   SMB_3.0
                              SMB_SHARE_TYPE                DISK
                              SIGNING_SUPPORTED             TRUE
                              EXTENDED_SECURITY_SUPPORTED   TRUE
                              LARGE_FILE_SUPPORTED          TRUE
                              FILE_IDS_SUPPORTED            TRUE
                              DFS_SUPPORTED                 TRUE
                              MULTI_CREDIT_SUPPORTED        TRUE
                              ENCRYPTION_SUPPORTED          TRUE

--------------------------------------------------------------------------------------------------

SMB_3.0になってました。よかったですね。

HP Proliant MicroserverでCentOSが起動しない!

SambaとAvahiの設定が一通りできて実機に刺して確認。が、ブートでこけて起動しない!
いろいろ調べてみるとCent OS7 7.2.1511 でAMD Neoプロセッサーだと起動でクラッシュするようだ。

latestの3.10.0-327.10.1.el7.x86_64 x86_64だと直っているみたいだけど、このバージョンのままとりあえず直すなら、GRUB_CMDLINE_LINUXinitcall_blacklist=clocksource_done_bootingを追加すれば起動する。

とりあえずOK。

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