同様の記事はたくさんありますが、自分と全く同じ状況のものはなさそうですので、記録しておきます。
その現象は、突然に
GitHubのプライベートリポジトリが無料で作れるようになって以来、いくつかのリポジトリを作成してコミットを重ねてきました。
そして、いわゆる「草」が生える様子も励みにしていたのですが...
ある日ふと気がつくと、草が生えていません。
Contribution activity も増えていません。
何度も git push しているのに。
- 自分で独自に作ったリポジトリ(forkではない)
- メールアドレスの設定はローカルとサーバで一致している(GitHubオススメの「noreply」アドレスを使用)
間違いはなさそうだが...
念のため、各リポジトリのcommitsも確認してみる。
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!?
「Last commit」の欄に全く知らないユーザのアイコンと名前が。
誰だお前!?
※動転してキャプチャ撮り忘れ。下記キャプチャは正常化後のものです。
ここが自分ではないユーザになっていました。
とりあえずそのユーザは、Settings - Blocked users に突っ込む。
そうしたら、とりあえず知らないユーザは消え去って自分のコミットに戻った。
しかし、アイコンが表示されない。
なんだかまだ不穏な感じだが、一旦作業に戻る。
それでもやっぱり草が生えない
その後 git push を何度か実施。
Last commit は自分のユーザ名で表示されるが、アイコンはグレーのオクトキャットのまま。
そして、草は相変わらず生えない。
試しにOSSのリポジトリをforkしてみたら、それはcontributionと見なされて、草も生えた。
自分で新たにプライベートリポジトリを作成したら、それも草が生えた。
でも、既存のリポジトリにpushしても、草は生えない。
なぜだ...
これではこの後いろいろと開発を進めても、全く草が生えてくれないではないか...
メールアドレスを変えてみた
様々なサイトを検索するも、contributionに関してはメールアドレスを見直せという情報しか出てこない。
そこで、GitHubオススメの「noreply」アドレスを使うのをやめ、自分で用意した別のアドレスに変えてみることに。
管理画面側で、Setting - Emails から Add email address を実施。
さらに、Setting - Profile から Public email を追加したものに変更。
そして、ローカル側でもそのアドレスを設定。(下記アドレスはサンプルです)
$ git config user.email new_address_for_github@example.com
これで既存リポジトリにpushしてみると...
アイコンも本来のものに戻った。
※ただし、おかしくなっていた時期にコミットした分はグレーのオクトキャットのまま。
これで、今後は大丈夫でしょう。
解決!
ちなみに
Two-factor authentication も有効にしておきました。
今回の件が事故なのか事件なのかはわかりませんが、アカウントを乗っ取られたら嫌ですからね。