前書き
年末ですね。仕事もほぼ納まったことですし、何か書きましょう。
ということで重い腰を上げて書いていきます。
準備
ターミナルを起動しましょう。
Homebrewがインストールされていない場合は、以下のサイトからコマンドをコピー&ペーストしてインストールを行なってください。
https://brew.sh/index_ja
$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
やるぞ
Python3の実行環境を構築します。今回はpyenvを使用します。インストールしましょう。
pyenvは実行プロジェクト(ディレクトリ)毎に実行するPythonのバージョンを指定できて便利です。
$ brew install pyenv
pyenvでインストールできるPythonのバージョンを確認します。
$ pyenv install -l
~省略~
3.10.7
3.10.8
3.10.9
3.11.0
3.11-dev
3.11.1
3.12.0a3
3.12-dev
~省略~
リストの中から使用するバージョンを指定して、Pythonのインストールを行いましょう。
$ pyenv install 3.11.1
インストール済みのPythonのバージョンは以下のコマンドで確認できます。
$ pyenv versions
* system (set by /Users/name/.pyenv/version)
3.11.1
プロジェクト用のディレクトリを作成し、移動します。
$ mkdir demo-python-web-scraping
$ cd demo-python-web-scraping/
このディレクトリ内で使用するPythonのバージョンを指定します。
$ pyenv local 3.11.1
指定されたバージョンの確認
$ python --version
system
* 3.11.1 (set by /Users/name/path/demo-python-web-scraping/.python-version)
$ python --version
コマンドが実行できない場合は、おそらくPythonコマンドのpathが通っていません。
以下のURLを参考にpathを通しましょう。
https://github.com/pyenv/pyenv#set-up-your-shell-environment-for-pyenv
For Zsh
If you wish to get Pyenv in noninteractive login shells as well, also add the commands to ~/.zprofile or ~/.zlogin.
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
command -v pyenv >/dev/null || export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
$ source ~/.zprofile
$ python --version
の結果が返ってくるようになっていればOK。
これで環境構築完了です。
Hello World
テスト用のファイルを作成してみましょう。
$ touch hello.py
おなじみのやつ
print('Hello World')
実行してみます。
$ python hello.py
Hello World
無事Hello Worldできました。