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S3互換クライアントでNutanix Objectsにアクセスしてみた

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Nutanix ObjectsはNutanixの基盤の上でソフトウェアで実現するS3互換のオブジェクトストレージです。Prism Centralからのデプロイは他の方にお任せするとしてObject Browserでのアクセス確認までの記事は多いもののS3互換のクライアントからの記事がなかったので試してみました。

S3互換クライアント

S3互換クライアントはネットワークドライブとしてオブジェクトストレージをマウントすることでエクスプローラーライクにファイルのアップロード、ダウンロードを可能にします。様々なクライアントがありますが今回は以下の3つを試してみました。

確認項目

アクセス方法はObject Browserと同様でS3互換ストレージを選択し、Access Key IDとSecret Access Keyを入力して接続します。今回は以下の3点を確認しました。

  • Objectsが正しくマウントできること
  • マウントしたネットワークドライブからObjects内のファイルとフォルダが参照できること
  • マウントしたネットワークドライブからファイルのアップロード・ダウンロードが可能なこと

結果

そしてそれぞれの結果は以下の通りでした。

【WebDrive NextGen】

・マウントOK
・ファイルの参照OK?
・ファイルの書き込み、ダウンロードOK?
ただし全体的に動作が不安定で接続出来ないケース、ファイルが表示されないことも複数回発生
AWS S3を選択してObjectsのIPとBuckets名指定、オプションの古い形式サポートの有効化が必要

【JPCYBER S3 Drive】

・マウントOK
・ファイルの参照OK
・ファイルの書き込み、ダウンロードOK
S3互換ストレージとして問題なく利用可能

【CloudBerry Drive】

・マウントNG?
・ファイルの参照NG
・ファイルの書き込み、ダウンロードNG
疎通確認は出来るがマウント後にファイル無効なデバイスとして扱われて操作不可

S3互換ならば全部OKだという想定だったので意外な結果となりましたが、Objectsに限った話ではないので実際には使えるクライアントを選択頂いたり、Objects BrowserやAPIを利用していただけば普通に使えるので実用的な問題はない、といったところです。

もしこんなツールは使える、使えない、オススメなどがあれば是非コメントください。
明日のAdvent Calendarもお楽しみに!

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