はじめに
この記事では、しっかり受かるための応用情報技術者試験合格方法をお伝えします。
新米PM、アーキテクトなどサービスやシステム全体に対して、業務している方にはおすすめの資格です。
応用情報技術者試験とは
概要
高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者
まさに、PM・アーキテクトにオススメです。
試験価格も7,500円と安いのが特徴です。
試験時間・形式
午前 | 午後 | |
---|---|---|
試験時間 | 9:30~12:00(150分) | 13:00~15:30(150分) |
出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 記述式 |
出題数 | 80 | 11 |
解答数 | 80 | 5 ※情報セキュリティは必答、他4問選択 |
午前午後どちらも60点以上で合格です。
※午前が60点未満の場合、午後試験は採点されません。
合格率
開催期 | 応募者数 | 受験者数 | 受験率 | 合格者数 | 合格率 |
---|---|---|---|---|---|
R4秋期 | 54,673人 | 36,329人 | 66.4% | 9,516人 | 26.2% |
毎年20パーセントほどを推移しています。
(応募しても、受けない人が18,000人もいるのは驚きです。)
勉強方法
使用教材(7000円ほど)
無料です。
期間・時間
- 期間
- 1カ月半ほどです。
- 9月頭から勉強を始めて、10月9日の試験で合格しました。
- 時間
- 100時間ほどです。
- 午前:50時間
- 午後:45時間
- 100時間ほどです。
具体的な勉強方法
午前も午後も60%取れれば合格なので、難解な問題に足を止めすぎないで勉強しましょう。
勉強方法概要
- 午前試験
- キタミ式(30時間)→応用情報技術者試験過去問道場(午前)(20時間)
- 午後試験
- 午後問題の重点対策(25時間)→応用情報技術者試験過去問道場(午後)(20時間)
午前試験
キタミ式
- 目的
- 応用情報試験で問われる知識のインデックスを貼ること。
- 方針
- とにかくページ数が多い(900ページ)ので、暗記などはせず、できるだけ早く読み切る。
- やり方
- 1周目
- 1日3章をノルマとして、7日で1周目を読み切る。
- 2周目
- 章末の過去問を解く→該当の説明を読む
- 3周目
- 2周目で解けなかった解説を読む
- 1周目
過去問道場
- 目的
- 本番の感覚を掴み、苦手分野を潰すこと
- 方針
- やれるだけやる。午後問題のリフレッシュにやる。
- 方法
午後試験
問題選定
- 情報セキュリティ(必答)
- 経営戦略
- プログラミング
- システムアーキテクチャ
- ネットワーク
- データベース
- 組込みシステム開発
- 情報システム開発
- プロジェクトマネジメント
- サービスマネジメント
- システム監査
上記から5問を選ぶ必要があります。
開発者・アーキテクトの方は、3, 4, 5, 6, 8から4問を勉強しておいて、
難問だった場合に7を解くという方法をおすすめします。
組み込みシステム開発は、一問解いてみるとわかりますが、
特に技術的な知識を必要としないため、保険の問題としてとっておくのがおすすめです!
午後問題の重点対策
- 目的
- 午後問題に慣れ、自分なりの回答方針を立てる
- 方法
- 大問ごとに5,6問過去問が載っているので、解き切る
応用情報技術者試験過去問道場(午後)
- 目的
- 重点対策で自信がない分野を補填する
- 方法
- 苦手分野の最新問題から順に納得するまで解く
- 私はデータベースとネットワークを重点対策に加えて3年分解きました。
- 苦手分野の最新問題から順に納得するまで解く
最後に
記述試験のため、結果までの2カ月半の間とても不安でした。
(選択問題のマークできていたかな?など)
余談ですが、私の自己採点の感覚ですが、記述問題に関しては、部分点がありそうです。
皆様が、無事受かるように応援しております。