量子コンピュータへの個人的所感
量子コンピュータも通常のコンピュータと同じような考え方で構成されています。量子ゲートは量子ビットから構成され、その量子ゲートを組み合わせて量子回路を作り、量子回路が量子アルゴリズムを実現します。
- 量子ビット
- 量子ゲート
- 量子回路
- 量子アルゴリズム(≒今の量子コンピュータ)
量子アルゴリズムと今の量子コンピュータをニアリーイコールにした見解ですが。PCはハードウェアを変更をせずに(電子回路はそのまま)様々な事ができますが、今の量子コンピュータは回路を作り変えないと別の事はできません。IBMで公開していたものも、自分で量子回路を書いて計算させていましたね。
将来的には汎用的な計算ができる量子回路も考案されるのかもしれませんが、量子回路の作り変えが簡単にいくらでも出来るという汎用性の方がまだあるように思え、自分的には量子コンピュータは、今のPCのとは違う方向性で発展する気がします。
量子コンピュータはなぜ理解しにくいか
まず、当たり前なのですが、簡単に理解できることではないので、時間をかける必要がある思います。しかし、その覚悟の上で時間をかけてもなお分かり難い事が多いようです。端的に言ってしまうと「量子」の概念が理解できないからだと思います。
そんな事は分かってるという声が聞こえる気がしますが、少し補足をすると。量子コンピュータ入門と題される多くの記事や書籍では、最初に数学的に量子ビットを定義し、その前提で話をどんどん発展させていきます。発展させる際の論理や計算は決して複雑なものではありません。
しかし、抽象的な概念というのは実感をもてないと、どんなに簡単な論理でも以外と納得できず、納得できない事実から論理的に納得できない事実を導くという事を繰り返す苦行を続ける事になります。
習うより慣れろとはいいますが、自分の場合、全く納得できず、実感のないまま、機械的に抽象概念を反復練習することによって脳自身も機械的にその概念を当たり前の事ととらえはじめると、おのづと実感(心的な脳による理解とでも言っておきましょうか)が伴ってくるような気がしてます(コスパは最悪ですね、おまけに理解というものの本質が分からなくなりませ)。
しかし、ちょっと知りたい、すこしでも「なるほど!」と思いたい程度だと、実感を得るまでモチベーションを保ち続けるのは難しく、