この記事は、地方で組み込み系エンジニアとして働きながら、
エンジニアコミュニティやカンファレンスに参加する中で、
自分の技術観・キャリア観がどのように変化したかを振り返る記事です。
同じように、
- 社内に技術的な刺激が少ないと感じている人
- エンジニアコミュニティに出るか迷っている人
- 社会人2〜3年目でキャリアに悩んでいる人
にとって、何かしらの参考になればと思い、書いています。
基本情報
2025年における主な基本情報です。
- 社会人2年目
- 組み込み制御ソフトウェア開発
- 半導体製造装置開発
- 京都在住
今年の主な出来事
- エンジニアコミュニティへの参加
- カンファレンスへの参加
- 会社での開発プラットフォーム改善活動
- 退職
エンジニアコミュニティへの参加
今年の1月に初めてみやこでITのもくもく会に参加しました。それを皮切りにもくもく会への定期参加しています。このもくもく会での参加がITエンジニアとしての自分の価値観を大きく変えるきっかけになりました。
会社での私はエンジニアリングに対する熱量の高い少数派人材でしたですが、エンジニアコミュニティに行けばそういう人ばかりでした。その環境でいろんなエンジニアリングの形を見れたことは大きな財産になったと思います。
カンファレンスへの参加
今年は以下の3つのカンファレンスに参加しました。
どのイベントでも共通して感じたのは、
エンジニアリングを心から楽しんでいる人たちの存在です。
所属していた会社では、
技術はあくまで業務を遂行するための手段という位置づけであり、
技術そのものを楽しむ文化はあまり感じられませんでした。
そのため、
「言語やフレームワークに愛着をもったエンジニアになりたい」
「熱量がありつつ、楽しむことが常態化した空気感の中で仕事をしたい」
というイメージを持てたことは、
今後のキャリアを考える上で大きな助けになりました。
会社での開発プラットフォーム改善活動
7月以降、所属チームで開発プラットフォーム改善活動に取り組みました。
このような活動を行っているメンバーは他におらず、
自分から課題を整理し、プロトタイプを提示することで、
業務として取り組む機会を得ることができました。
通常の案件業務に比べて、
この活動は自分の性格や志向に合っており、
同時に大きなスキルアップにもつながりました。
この経験を通じて、
「自分の能力を発揮できる業務は、待つだけではなく、
自分で取りに行く、あるいはそうした業務が流れてくる環境を作ることが重要だ」
と感じるようになりました。
退職
社会人2年目となる今年、12月31日付で会社を退職する決断をしました。
エンジニアコミュニティへの参加やカンファレンスへの参加、
社内での改善活動を通じて、次第に自分の志向が明確になっていきました。
これらの経験を通じて、
「今の環境で成長し続けることは難しい」
と感じるようになりました。
特に、
- Linux を前提とした開発・運用
- 開発環境やプロセスの改善
- システム全体を俯瞰する役割
- 最新技術キャッチアップの重要性
といった領域に強い関心を持つようになりましたが、
それらを主軸に挑戦できる環境ではありませんでした。
また、少し誤解を招いてしまうかもしれませんが、
- 自分と同量の熱量を持ったメンバ
- 尊敬するエンジニア
といった存在の少なさに対しても不満を持っていました。
そのため、12月31日付で退職する決断をしました。
自分のなりたいエンジニア像
結論
SREエンジニア+プロジェクトマネージャー
です。
つまりはどんな問題にも対応でき、チームメンバの活動しやすい環境を作れるプロジェクトマネージャーになりたいと思っています。
そのためには低レイヤーの理解やインフラの理解を勧めたいと考えています。
まとめ
今年一年は、自分にとって大きな分岐点だったと感じています。
IT エンジニアとして生きていく覚悟ができた一年であり、
低レイヤーから理解を積み上げていくという、
自分なりの指針も明確になりました。
一方で、現時点では手放しで評価されるような
分かりやすいスキルセットを持っているとは思っていません。
来年は、
学んだことを抽象化し、
「何ができるエンジニアなのか」を他者に説明できる状態を作ることを
意識して取り組んでいきたいと思います。