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AWS初学者の私がぶつかった壁についてまとめてみた。

Last updated at Posted at 2026-01-03

概要

OS・ネットワークの基礎はある程度わかる社会人2年目のITエンジニアが、
AWSでバックエンド付きポートフォリオサイトを公開しようとしてつまずいた点を整理します。

使った構成

  • フロントエンド
    • S3
    • CloudFront
  • バックエンド
    • ECS
    • RDS

フロントエンド編

S3 + CloudFront で構築。
GitHub Actions で CI/CD を引くまで大きな壁は感じなかったため、ここでは割愛します。

バックエンド編

壁1: VPCが何なのかわからない

VPCが何のためにあるのかが最初は理解できませんでした。
AWSの各サービスが「仮想マシンの上で動いている」イメージしかなく、
VPCも仮想マシン内のルーターのように通信を制御するものだと思っていました。

学び: VPCは「社内ネットワーク」に近い

VPCは「AWS上の仮想ネットワーク」です。
社内ネットワークに置き換えるとイメージしやすかったです。

仮想ネットワークの構成要素 社内ネットワークでのイメージ 用途のざっくり説明
Subnet 部署/フロアごとのネットワーク 公開/非公開を分けるセグメント
Route Table ルーティングルール どの経路に流すか決める
Internet Gateway インターネットへの出口 パブリック通信の出入口
Load Balancer 受付(振り分け装置) 入口を一本化して分散する
Security Group サーバー単位のファイアウォール 許可する通信だけ通す
NAT Gateway 社内の共通出口 プライベートから外部へ出すためのNAT

学び: VPCが必要なサービスがある

S3 や CloudFront などは VPC 外でも使えます。
一方で、ECS や RDS などは VPC 前提の設計が基本です。

この違いは

  • 準マネージドサービスかフルマネージドサービスか

という違いにあるという認識で理解が深まりました。

壁2: 思っていたより請求される

Web API を公開するために構築して4日ほど動かしたところ、約1.6USDの請求が発生しました。
「無料枠でほぼゼロのはず」と思っていたので、予想外でした。

学び: AWSは運用のしやすさをお金で買うプラットフォーム

AWSは各サービスの責務を分離して、

  • セキュリティ
  • オブザーバビリティ
  • スケーラビリティ
  • 可用性・冗長性

を比較的簡単に担保できるようにしています。
その代わり、常時課金されるリソースが多くなりやすいという実感を持ちました。

対策: 小規模なら別構成も検討する

私は自宅サーバー(小型PC)と独自ドメインを持っているので、
ポートフォリオ規模のプロジェクトは Cloudflare + 自宅サーバーで運用する方が
コストは抑えられると判断しました。

まとめ

今回の経験で「AWSは何を解決するためのプラットフォームか」が見えてきました。
これからAWSに触れる初学者の参考になればうれしいです。

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