Meshyとは

Meshyは、米国の同名企業が開発・運営する3D生成AIプラットフォーム。以下のようなことができるらしい。
- 文章から3Dモデルを作る
- 画像から3Dモデルを作る
- 作ったモデルにテクスチャを貼る
- モデルの形を整える
- キャラにリグを入れてアニメーションさせる
今回はこれについて使用感を書いていきます。

2D画像生成も可能。とりあえず今回は3Dのみを体験していきます。
テキストから生成

ワークスペースの左上のほうに赤/黄色/緑で並んで「画像から生成」「バッチ画像から生成(複数一気に生成できる?)」「テキストから生成」、3種の生成方法があるのでまずテキスト生成から試してみる。
「パーカーを着たコミカルな感じのカニ」↓

いやキモ。 プロンプトが雑だったのもあるが、美的センスが日本人向けじゃないかもしれない。当然クレジットを消費するのでテキストから一発生成を試みるより、まず画像から生成したほうが経済的か。
画像から生成
ということで、先日記事にしたLovartで画像を作成。架空イベントKaniKaigiのマスコットである。これを用いて生成してみる。


名前のところは勝手に入力されたのでAIでの認識が働いているっぽい

おー、いい感じ。どれかをクリックして「生成を確認」の段階でクレジットが消費されてモデルが作成される。

回転させると太さや足の数など微妙に違う。
モデルヘルパー機能

この赤丸の部分をクリックするとモデルヘルパーという機能を使える。

こんな感じでイラストを生成しながらイメージを固めていける。フードを被せるなと言ったのに被ってるし、フードをとったらカニじゃないしで若干ポンコツな印象を受けるが…。指示は日本語でもできるが英語のほうがいいのかもしれない。
(この画像の真ん中の「生成する」ボタンが消えずに邪魔だったりと、全体的にUIがちょっと不安定な印象も受ける)
裏で動いているのはNanoBananaっぽいが、この画像生成においてはどうもクレジットが消費されないようなので助かる。ここでしっかり設計してからモデリングするのがいいだろう。

生成結果がこちら。画像ではアルファベットがきれいに描かれているのに3Dになると崩れてしまっている。他のモデルでもこんな感じなので文字を文字として認識しているわけではなさそう。
テクスチャ生成
色を付けることも可能。左メニューから「テクスチャ」を選んで生成。


3Dモデルをクリック→生成を確認 からでも可能。


こちらだとなぜかマットな質感。

左メニューからもう一度やってみたが一回目とパーカーの質感が違う。どうやらかなりランダム性があるようだ。
リメッシュ
アニメーションのためのリギング(骨格や関節を設計すること)をするには生成したモデルのポリゴン数が多すぎるようなので、単純化するためのリメッシュを行う必要がある。左のメニューから選べる。


ポリゴン数360K→10Kの結果がこちら。このへんの性能の良し悪しはよくわからないが、アニメーションしていれば全然分からないレベルだと思う。
リギング・アニメート
リギング。現状は人間型と犬型の2種類があるっぽい。人間型を選択

中心位置や身長、関節を設定



結果がこちら。静止画で申し訳ないがちゃんと動いている。左のライブラリからモーションを追加できるが、躍らせたりするとカニではいろいろと無理があった。ここまでのアニメーションの工程はすべてクレジットを消費しない。太っ腹。
モデルのダウンロード・印刷

モデルの下部のバーからモデルのダウンロードが可能。PRO以上の機能のようで残念ながら無料プランではDLできないようだ。(古い規格のMeshy-4なら月10回ダウンロード可能だが、Meshy-4は3/20でサービス終了とのこと。)

印刷もテンプレートから選べる。これは3Dプリンターの規格かな?(王冠マークは有料プランの契約が必要なマーク)
モデルの編集は?
今回の場合はKaniKaigiの文字などが崩れてしまっているので、できたモデルの細部を編集したいところだが、形状を細かく掘ったり頂点を動かしたりするモデリングはBlenderなどの外部ツールに持って行く必要があるようだ。つまり課金が必須ということになる。
コミュニティ

Lovartと同じようにコミュニティがあり、他人が作ったモデルをダウンロードできる。こちらもPROプラン以上が必要。ちなみに見ての通りセクシー系のモデルはたくさんあるが成人向けレベルのものは規約で作成・アップロード・共有ともにダメとのこと。
料金プラン

PROプランは通常約3000円だが現在は50%オフで約1500円。月1000クレジットもらえるので50個は生成できる計算になるか。さらに上のプランもあるが個人製作ならPROで十分だろう。
総評
3D系のサービスに触れるのは初めてなので同系他社との比較などはできないのだが、画像からの生成精度がなかなか高いのでかなり有用に思える。印刷したり何かに活用するにはBlenderで調整したりと課金必須だがAI系サービスの標準的な値段なので悪くないように思える。3D系に興味のある方はぜひ。