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環境別Xdebugの設定メモ

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3つの環境別の設定について書いていきます。

手順

※便宜上ローカル環境を「ローカル」、コンテナ内を「リモート」と表現しています。

①. MAMP(XAMPP):ローカルでデバッグ

MAMP(XAMPP)に基本Xdebugも付属しています。していない場合は別途インストールする必要があります。
ローカルのVSCode(PHPStorm)とローカルのXdebugでデバッグを行う方法です。

1. MAMP(XAMPP)のXdebug設定

php.iniに以下のコードを追加

php.ini
[XDebug]
zend_extension = C:\pleiades\xampp7.4.23_mb\php\ext\php_xdebug.dll 
xdebug.remote_enable = 1
xdebug.remote_autostart = 1
xdebug.remote_port = 9003

※zend_extension の設定値は一例です。環境によって変わります。

2. VSCode(PHPStorm)の設定

VSCodeは拡張機能「PHP Debug」をインストールし、launch.jsonを作成するとデバッグを始められます。
PHPStormはCLIインタープリターの設定がされていることを確認できたら、デバッグを始められます。

②. VSCode(PHPStorm)+Docker:Xdebugのリモートデバッグ機能でデバッグ

②ではVSCode(PHPStorm)の本体がローカルにある環境です。
ローカルのVSCode(PHPStorm)とリモートのXdebugでデバッグを行う方法です。

1. リモートデバッグ環境を整える

コンテナ内にxdebugをインストールしておく

Dockerfile
RUN pecl install xdebug \
    && docker-php-ext-enable xdebug

※phpのバージョンが5.6など低いの場合、対応しているバージョンのxebugをインストールする

2. php.iniの設定

php.ini
[XDebug]
xdebug.remote_enable=1
xdebug.remote_autostart=1
xdebug.remote_host=host.docker.internal
xdebug.remote_port=9003
xdebug.remote_log=/tmp/xdebug.log
xdebug.idekey=phpstorm

※xdebug.idekey項目はvscodeには不要

3. VSCodeの設定

リモートのVSCodeに拡張機能「PHP Debug」をインストールし、launch.jsonを作成して、以下のようにpathMappings項目を追加することでデバッグを始められます。

launch.json
"configurations": [
    {
      "name": "Listen for Xdebug",
      "type": "php",
      "request": "launch",
      "port": 9003,
      "pathMappings": {
        "/var/www": "${workspaceRoot}/dist/www"
      }
    },

※pathMappingsの設定値は環境によって異なる。左がリモートで右がローカル

3'. Phpstormの設定

参考
※pathMappingsを忘れないこと

③. VSCode+Docker:VSCodeのリモート開発機能を使ってデバッグ

③ではVSCodeの本体(VSCodeサーバー)がコンテナ内にあり、ローカルはあくまでVSCodeクライアントを実行しているだけです。
リモートのVSCodeとリモートのXdebugでデバッグを行う方法です。

1. リモート開発環境を整える

まず以下を参考にリモート開発環境を整える
https://root-sea.qiita.com/shoki-kamada/items/feccefffb39abd81b797

※以下のコードをDockerfileに追加してリモートにXdebugをインストールすること

Dockerfile
RUN pecl install xdebug \
    && docker-php-ext-enable xdebug

※phpのバージョンが5.6など低いの場合、対応しているバージョンのxebugをインストールする

2. php.iniの設定

リモートのphp.iniに以下のコードを追加

php.ini
[XDebug]
xdebug.remote_enable=1
xdebug.remote_autostart=1
xdebug.remote_host=host.docker.internal
xdebug.remote_port=9003
xdebug.remote_log=/tmp/xdebug.log

3. VSCodeの設定

リモートのVSCodeに拡張機能「PHP Debug」をインストールし、launch.jsonを作成するとデバッグを始められます。

注意点

デフォルトのポート番号について
vscodeは9003
phpstormは9000,9003
xdebugは9000
が設定されるのでどちらかに合わせること

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