TestFlight環境でユニバーサルリンクを有効にするには、本番環境と同様の設定で行う必要があります。
本記事では、TestFlight環境でユニバーサルリンクを有効にするために、気を付ける点について記載します。
DeveloperモードはTestFlight環境では無効
Assoiated Domeinsの設定でmode=developer
をつけることで、AppleのDCNをバイパスできますが、TestFlight環境で配布されたアプリでは、こちらの設定は無視されます。
AASAファイルはIP制限がかかっていない場所にホストする
アプリをインストールしたデバイスと、AppleのCDNが、AASAファイルを参照できる必要があります。
そのため、AASAファイルは、IP制限のない公開された場所にホストする必要があります。
AASAファイルの反映には1時間〜数日ほどかかる
Apple-App-Site-Association(AASA)ファイルをサーバーにアップロードした後、
AppleのCDNがAASAファイルを認識するのに1〜24時間ほどの時間がかかります。
テストを行う際は1日以上余裕を持つことをおすすめします。
AASAファイルの変更がAppleのCDNに認識されたかどうかを確認
AppleのCDNがアップロードしたAASAファイルを認識しているかどうか確認することができます。
https://app-site-association.cdn-apple.com/a/v1/<AASAをホストしているドメイン>
こちらのURLにアクセスすることで、AASAファイルの内容を直接確認できます。これにより、ファイルが正しく設置されているか、内容が正しいかを確認できます。