未経験から独学でエンジニアになった間の話
今回の記事
私が転職活動中に行ったこと
--転職活動の流れ
--書類作成
--自己分析
--面接対策
--転職エージェントサイト活用
はじめに
こんにちは!未経験から上場企業のソフトウェア開発のエンジニアとして転職した川北翔と申します。今回、私がフロントエンドエンジニアになるために、学習してきたものを記録として残しておきたかったので、シリーズ別に投稿しようと思いました。今回は、私が行った転職活動をもとにやっておいたほうがいいことまとめてみました。参考にしていただけたらと思います!よろしければ御覧ください!
学習してきたものについて、ポートフォリオにも記してあるのでよろしければ御覧ください!
ポートフォリオは こちらから
対象となる方
このシリーズでは、未経験エンジニアの方が主な対象となります。今回は、
- 具体的な転職活動の方法を知りたい!
- できるだけ効率よく転職をしたい
- 面接対策の方法を知りたい
- 転職活動にできるだけお金をかけたくない!
という方におすすめです。今回はできるだけわかり易い文章を意識して作成したり、もっと知りたい方向けに参考サイトのURLを貼っているので、知識がなくても見ることができると思います。
この記事を読んでどのようなことが学べるか
こちらを見ることで、
- 転職活動を効率よく勧めていくことができる
- 無駄なコストを避けることができる
- 転職活動の具体的な対策
ようになります!また、私がエンジニアになるためにおすすめする参考記事などを要所要所で入れているのでそちらも参考にすることができます。この記事を通して、プログラミング言語初学者や未経験からエンジニアになりたい!と考えている方の参考になれば幸いです。
注意点
今回の記事は前回の記事「パソコンがない状態から約3ヶ月間独学してエンジニアになった間の話Vol.2」の続きとして作成しています。なおこれらの記事シリーズは内容が独立しているので、こちらの記事から読むことができます。
今回の記事はあくまで私がエンジニアになるために行ってきた学習内容の紹介になります。適正な学習方法・学習量・学習スピードは個人の環境や能力などに応じて差があります。その点はご了承ください。
業務に取り掛かるためには、これくらいは必要だなぁと私が感じたものを取り上げて作成しています。
また、私の未熟な部分による誤りがある場合がございます。その際はお手数ですがメッセーシをいただけると幸いです!
全シリーズの内容について
これまでの私(前々回)
学習方法について(前々回)
実際に行った独学の内容
転職活動について(今回)
--転職活動方法転職活動自体は2週間程度でおわりましたが実際に掛かった面接作などを踏まえると1ヶ月程度かかっています。
転職活動について
この章では、
についてまとめています。
転職活動の概要
こちらでは転職活動を行なう上で最低限知っておきたいことをまとめてみました 。
◯転職活動の種類
転職活動での採用にはその人の状況によって、
・新卒採用
・中途採用
などがあります。
新卒採用は、一度も就職したことがない人、中途採用は、すでに就職経験のある人のことを言っています。
中途採用の中でも、一般的に学校を卒業後、一度就職をしたが数年の内に離職し、転職活動をする第二新卒という区分も存在します。
転職活動はその人の状況によって行なうべき面接対策などが異なってきますが、今回は私が中途採用だったため、中途採用ベースでのお話をしていきたいと思います。
◯新卒と中途の転職活動の特徴
企業側が求めている人材は新卒か、中途かで大きく異なります。
それぞれの違い
新卒採用ではその人の意欲などを重視し(ポテンシャル採用)、採用〜就職までの期間が長い
中途採用では即戦力になるかどうかを重視し、採用〜就職までの期間が短い
という違いがあります。中途採用では特に、面接を受けて採用された場合、その企業で働くかどうかの決定をだいたい1週間以内にしなければいけません。したがって、複数の企業の面接などを受けて、採用を頂いた中から就業先の企業を決めたい場合は調整をしっかりしないと無駄な転職活動をすることになるので注意です。新卒・中途採用の違いについては、下記を参考にしてみるといいかと思います。
エンジニアの働き方
◯エンジニアの働き方の種類
エンジニアとして転職する場合、働き方については、必ず知っておかなければなりません。これを知っておかないと転職してから自分が思っていた会社とは違ったと公開したり、会社にいいように使われて自分が消耗してしまう恐れがありますので必ず覚えておきましょう。
主なエンジニアの働き方として、
- 自社開発
- SIer
- SES
が挙げられます。初めての転職の方は必ず上記3点のような働き方の特徴があるということを理解した上で転職活動を行いましょう。それぞれの具体的な特徴については、こちらの記事で詳しく説明されていますので今回は割愛させていただきます。記事を読んで、自分がどの働き方に向いているのかなどを確認しましょう。(どうしてSESなの?など、面接でも聞かれます)
私が転職活動中に行ったこと
この章では、私が実際に行った転職活動について、
として紹介させていただきます。また、この学習方法は将来再就職したいと考えている場合に再利用することができると思うので是非参考にしていただければと思います。
転職活動の流れ
私は約1ヶ月間転職活動を行い採用をもらうことができました。1ヶ月間の内訳としては、
2週間 書類作成・自己分析・面接対策
1週間 転職エージェントを利用して、行きたい企業を決定する
1週間 書類通過した企業との面接
といった流れです。面接などは1週間位で終わりました。力を入れるべきポイントは、書類作成・自己分析・面接対策です。それぞれについて見ていきます。
書類作成
◯作成書類の種類
具体的な書類は、
- 履歴書
- 職歴
- ポートフォリオ
のことを指しています。履歴書や職務経歴書に関しては下記のサイトなどから見てみましょう。調べてみるとたくさん出てくるので必要に応じて自分で調べてみましょう。
私は、特にポートフォリオに力を入れて作成することをおすすめします。その理由として、
- 学習してきた内容を相手にわかりやすく詳細に伝えることができる。
- コミュニケーションが苦手な方でもしっかり作成しておけば面接官の方に一定の評価をしていただけるポイントになる。
からです。しっかりと作成することで周りと差別化をしましょう。おすすめのポートフォリオなどについては、下記のサイトを参考にしてみるといいかと思います。私もこちらの記事を参考に書いてみました。
ちなみに私は、Reactの学習の一環でポートフォリオを作成し, 新しいスキルを身につけるたびに更新することができるようにすることで、今後再利用ができるようにしました。
◯書類作成時の注意点
注意点として、
・時間をかけすぎないこと
・書類内容に正解はないこと
を踏まえた上で作成することが大切です。書類を作成する目的は就職活動を有利にすすめるためのツールであることに気をつけしょう。またこれでないといけないという事はありません。大切なことは、見てもらう方にとって、わかりやすい文章を意識したり、アピールしたいポイントを端的に書くことが大切です。
書類作成のまとめ
・履歴書・職務経歴書・ポートフォリオを作成しよう
・書類は面接で聞かれたいことや、アピールポイントを意識して作成しよう
自己分析
自己分析とは、自分のこれまでの経験や思考を整理し、自分の能力や性質、強みや弱み、今後のありたい姿などを理解することです。
自己分析をすることで、
・自分の考え方や経験を理解する
・適正な働き方を見極める
・相手に自分がやりたいことをわかりやすく伝える
ことができます。
私が行った具体的な自己分析方法として、
・mgram診断
・マインドマップによる自己分析
を行いました。mgram診断とは、企業の人事目的で作られた適性検査をもとにして作られており、アルゴリズムを使って科学的に性格を検査した本格的な自己分析診断ツールです。診断をすると自分の性格を視覚的に理解することができるので、自己分析の取っ掛かりとしてオススメです。こちらから診断をすることができます。
また、マインドマップによる自己分析もオススメです。マインドマップとは、自由な思考、アイデアや情報の流れを、中心となる概念から分岐させる形で描写した図です。マインドマップについてはこちらの記事がわかりやすかったです。
こちらからダウンロードできます。
具体的に私が行ったマインドマップによる自己分析は下のようなものです。これらの項目から派生してどんどん自分のことを書いていきます。(個人的なことが書いてあるため今回は伏せています)
自己分析まとめ
・自己分析を行なうことで自分のこれまでの経験や思考を整理し、自分に適正な会社を選ぶことができる
面接対策
面接対策について説明します。今回、面接時の注意点や面接構成の具体的なポイントなどはサイトを調べれば出てくるので、こちらでは説明しません。 今回は私が中途採用かつ未経験での転職活動を行ったため、それらを踏まえて書類通過して面接を受けているということに注意してください。私が受けた会社は5社です。少ないですがご了承ください。面接対策は基本的にサイトで調べればたくさん出てきますので、今回は私が聞かれたことをもとに説明します。
◯面接構成
面接で行なうこととして、
・質疑応答
・会社説明
・逆質問
の構成で行う形が主体です。
◯実際の面接
実際の面接ではどんな企業でもほとんど同じでした。聞かれた内容のほとんどは、
- 自己紹介をお願いします
- なぜIT業界に転職しようとしたのか
- 前職についてなぜ退職しましたか
- 会社に入ったらどんなことをしたいですか
- 勉強をしていて苦労したことは何がありますか
- 他者の面接状況について教えて下さい
- ここまででなにか質問はありますか
といったことでした。中途かつ未経験で書類通過している前提なので、専門的な用語に関する質問はあまりありません。また、自分の長所など、新卒に聞かれるようなことは基本的にはないので上の質問対策を中心に行うことをおすすめします。
◯面接対策で重要なこと
面接対策をする上で私が特に大切だと感じたことは、
・作成した回答をもとに声に出して話すこと
・専門の方に見てもらい評価してもらうこと
です。実際に声に出して読むことで自分が作成した回答の違和感に気づくことができます。
また、自分だけの考えは視点が一方向しかないため危険です。私は当時ハローワークや転職エージェントさんを利用して面接シートの評価を行ってもらっていました。その結果、他者に評価してもらうことで自分が書いた回答は稚拙な文章であることに気づくことができました。
面接対策まとめ
・自分が聞かれる質問とその回答をまとめて対策をしよう
・作成した回答は声に出して他者に評価してもらおう
転職エージェントサイト活用
最後に転職活動の方法として、私は転職エージェントサイトを活用したのでそのことをお話させていただきます。
◯転職エージェントとは
転職エージェントとは転職を検討している方と採用を考えている企業の間に立って、転職成功を支援するサービスのことです。
◯転職エージェントのメリット
転職エージェントのメリットとして、
- 無料でサービスを利用することができる
- エージェントによる応募企業への推薦を行ってくれる
- 企業毎の過去の面接対策の詳細がわかる
ことが挙げられます。
転職エージェントは無料で利用することができます。なぜなら、採用側の企業が必要な人材を確保するために転職エージェント側にお金を払って成り立っているビジネスモデルだからです。
実際の転職活動の流れは、応募会社の候補を決定→応募書類作成→応募依頼→書類通過→面接といった流れで転職活動を進めていきますが、転職エージェントを利用すると、応募依頼〜面接までを自動で調整していただけるので、初めて転職活動をする方はオススメです。私は転職エージェントとしてGeeklyさんを利用しました。
また、各応募企業の面接対策の詳細を知ることができます。私が受けた面接の中には事前に準備しないと絶対に落ちるようなものもあったので、これは面接対策にかなり役立ちました。
◯転職エージェントサイトを利用する際の注意点
エージェントサービスを利用する注意点として、
- 自分で行きたい企業をしっかり決める
- コミュニケーションは適切にできるだけ早く取る必要がある
が挙げられます。たくさんの候補会社を提案していただける一方で、自分が行きたい会社の優先度が損なわれる可能性があります。事業内容などは必ず目を通すようにしておくことをおすすめします、また、直接応募企業と連絡をとっていない分、エージェントとのコミュニケーションは転職したい企業に通過するかどうかにも関わってきますので、早めに連絡することをおすすめします。特に企業毎に事前の提出書類などの連絡があったりするので忘れないように!興味がある方はこちらの記事などもお読みください。
おわりに
最後まで、お読みいただきありがとうございました。この記事は「パソコンがない状態から約3ヶ月間独学してエンジニアになった間の話」シリーズとして作成をしてきました。自分の体験談を記事に残しておくことで少しでも皆さんの参考になればいいかなと思い作成に至りました。今後もプログラミング言語などを中心に駆け出しの方を中心に投稿して行きたいと思いますのでよろしくおねがいします。
ありがとうございました。