128
84

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

大学生が有料スマホゲームを作った全てを公開するよ(1)イントロダクション

Last updated at Posted at 2019-01-16

これから、初心者でも出来た、スマホゲームを作ってリリースするまでの全てを公開しようと思う。
技術的な事だけでなく、ゲーム開発の苦労制作秘話についても触れていくつもりだ。

同じくゲームを作っている人、これからゲームを作ろうと思ってる人は参考にしてみると良いかもしれない。

#自己紹介
はじめまして。

ボクは趣味でゲームを作っている大学2年生
2年間で2作ゲームを作ってiOSとアンドロイドの両方でリリースした
1つは無料で、もう1つは有料(120円)だ。

別にゲームの専門学校に通っているワケではない。
ただの趣味だし片手間だ。

Unityは1~2年くらい使ってる。

ゲームが好きで、昔からよくパソコンのゲームで遊んでる。
オーバーウォッチが好きな人は友達になろう。

ちなみに、スマホゲームはあんまり好きじゃない。
それでもスマホゲームを作った。

これから紹介するのはただのゲーム好きが、
独学でスマホゲームを作ったその方法と過程の全てだ。

#作ったゲーム
pertica_ScreenShot3.png
これから全貌を公開するのは**「pertica」っていうパズル・アクションゲームだ。
2018年12月21日にリリースした
有料(120円)のスマホゲーム**。
iOSとアンドロイドの両方で公開中だ。

ボクはこれまでに**「Kllaver」「pertica」**っていうスマホゲームを開発してリリースした。
ちなみに、読み方は「クラベル」と「ペルティカ」。
「Kllaver」は音楽ゲームなんだけど、今回は触れないよ。

「pertica」はボクが出した2作目のゲーム
宇宙みたいな幻想的な世界で、とってもキラキラしたゲームだ。
プレイヤーはそもそも人じゃないんだけど、弾を飛ばすことができる。
弾が当たったものとプレイヤーは位置が入れ替わる
ゲームはステージ制たくさんのギミックがあるよ。
入れ替わる力で、頭を使ったり使わなかったりしてゴールを目指すんだ。

面白いからやってみてね。
絶対に後悔はさせないよ。

#制作期間と仲間たち
制作期間は10ヶ月、主力の開発メンバーは2人だ。

時期 やったこと
3月 企画
プロトタイプ作り
4~5月 メインの機能作り
6月 一通り遊べる状態にする
7~10月 お休み
11月 ブラッシュアップ
12月 ステージ制作
リリース

大体の制作期間はこんな感じ。
2018年3月に始まったこのプロジェクトは2018年12月に完成した。
といっても、途中4ヶ月はお休みしてるから実質6ヶ月で作った。

開発は基本的に2人でやって、たまにアドバイスしてくれる人が1人いた。
一緒に開発をしてくれたのはサークルの一つ上の先輩。
ボクより少しだけ多くの技術と知識をもってる。
学校の成績が良いとっても頼れるパートナーだ。

#役割分担
大体の役割は、ボクがインゲームで、先輩がアウトゲームだった。
インゲームっていうのは、実際にプレイする部分でゲームのメインになるところ。
アウトゲームは、開発する段階で必要なツールを作ったり、メニュー画面を作ったりする。

メイン部分をボクが作って、先輩は主に**「ステージを作るツール」を作った。
こう聞くと先輩の方が楽だと思うかもしれないけど、「ステージを作るツール」を作るのはほぼ1つのゲームを作るのと変わらない。
しかも先輩は、手が空いたら進捗が悪い部分に回る
何でも屋**も兼ねていた。

これからゲームを作る人は、こういう**「ツール」**を作るのは意外と大変だと覚えておいてほしい。

ボクのチームにはもう一人、たまにアドバイスを出してくれる人がいた。
企画も一緒にしている。
今になってだけど、ゲームを理解していて、かつ1ユーザーとしての率直な意見を聞ける貴重な人だった。

使ったツール

開発に関して利用したツールを列挙しておく。

  • Unity 2017.2.0p4
  • BitBucket
  • Git SourceTree
  • Trello
  • Slack

#コメント
実はこのゲーム、全然売れてないんだ。
というか、認知されてないんだ。
でもゲームを作った過程と結果は気になる人がいると思った。
だからこの記事を書いた。

今後の記事はもっと技術的になる。
でも全くゲームを作った事無い人でも、なんとなーく分かるように書いてみるね。

これから書くのは、あくまで、こういう風にして、こういうゲームを作ったら、これくらいインストールされたよっていう事実。
参考にするかはキミに任せる。

でももしボクが書く記事を「良いな」って思ってくれたら、教材やお土産に「pertica」(App Store, Android)を買っていってくれると嬉しいな。

大学生が有料スマホゲームを作った全てを公開するよ(1)イントロダクション
大学生が有料スマホゲームを作った全てを公開するよ(2)開発環境とゲームの構成
大学生が有料スマホゲームを作った全てを公開するよ(3)ゲームの成り立ち・パズルとアクションの仕組み(前編)
大学生が有料スマホゲームを作った全てを公開するよ(4)ゲームの成り立ち・パズルとアクションの仕組み(後編)

128
84
2

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
128
84

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?