今回はReact NativeからParse.comのJS SDKの使い方を説明します。
Parse
ParseはFacebookに買収されたMBaaSです。push notificationで利用している人も多いと思います。MBaasを利用することでサーバサイドのシステムを構築する必要がないので開発スピードが上がります。
React Native with Parse
React Nativeが発表されて間もなくParse.comのブログにReact Nativeをサポートするという記事が投稿されました。Parse JS SDKは動きますが、バージョンに注意する必要があります。
$ npm install parse --save
$ grep parse package.json
"parse": "1.6.9",
Parse SDKのバージョンが1.6以上の場合は、下記のように/react-native
を付ける必要があります。
var Parse = require('parse/react-native').Parse
// 以前は var Parse = require('parse').Parse
また1.6以前だとユーザの情報がPrase.User.current()
で取れたのが、非同期を明示するParse.User.currentAsync()
が必要です。Asyncを使ってうまく扱えば大丈夫です。
How to use
使い方ですが、私はapp/utils/Parse.js
というファイルを作り、importして使っています。
下記のような感じです。__DEV__
で本番とテスト環境のデータベースを分けています。
let Parse = require('parse/react-native').Parse;
// Production keys
let parseAppId = "zzz";
let parseJSKey = "zzzz";
let parseAPIKey = "zzzzz";
// Development key from TriplentyDev app
if(__DEV__){
console.log("[DEBUG] Loading TriplentyDev...");
parseAppId = "xx";
parseJSKey = "xxx";
parseAPIKey = "xxxx";
}
Parse.initialize(parseAppId, parseJSKey);
Parse.xyzFunction = function(){
let query = new Parse.Query('Event');
...
//
}
...
export default Parse;
Parse JS SDKのAPIをそのまま使えます
Summary
Parseを使うことで、ログイン処理などもParseに任せることができます。バックエンドを持たずにアプリに集中して開発できます。フリーで使うことができるのでReact Nativeでもオススメです。
Push Notificationは後日説明します。