PDFにあるデータを一発でExcelへ落とし込む方法はあります。PDFは幅広いシーンで使える形式ですが、データの管理にはエクセルが優れています。
以下では実際にPDFをエクセルに変換する方法を3つ紹介しています。
PDFをエクセルに変換する3つの方法：
付属アプリ
オンライン変換ツール
変換用ソフトウェア
付属アプリ
付属アプリは機器を購入したときから無料でついているアプリのことです。
WindowsではPDFをエクセルに変換する付属アプリはありませんが、Apple社のパソコン、Macにはあります。
Macでは以下の方法でPDFをエクセルに変換できます。
付属アプリを使う方法：
PreviewアプリでPDFを開く
データをNumbersアプリにコピー＆ペーストする
Numbersアプリで少し修正し、Excel形式でエクスポートする
メリットは、パソコン内にあるアプリだけで変換できる点です。
そのためツールを探す手間が省けますし、変換している最中にデータが抜き取られる心配もありません。
デメリットは、2つのアプリを開く必要があるので、少し手間がある点です。またNumbersにコピペした後、修正が必要です。
そのため急いでいるときにMacの付属アプリを使うと、ケアレスミスが起こりえます。
パソコンの調子が悪く、いずれかのアプリがうまく作動しないこともあり得るでしょう。使えなかったときの対策を考えておくことが必須です。
またWindowsは、機器内のアプリで変換できません。そのため以下の2つのいずれかで変換することが必要になります。
メリット：
機器ひとつで変換できる
データが抜き取られる心配がない
変換するツールを探す手間が省ける
デメリット：
手間がかかる
パソコンが壊れるとアプリが使えなくなる
Windowsにはない
オンライン変換ツール
オンライン変換ツールは、オンライン上で使えるPDFをエクセルに変換するツールです - https://pdfguru.com/ja/pdf-to-excel
ネット接続と変換したいPDFファイルさえあれば、誰でも感覚的に使えます。
利用方法は以下のとおりです。
オンライン変換ツールを使う方法：
オンラインツールのページを開く
PDFファイルをドラッグ＆ドロップ、または選択して読み込む
数秒待つと変換
メリットは、ダウンロードが必要ないので機器の容量を取らない点です。変換されたファイルはツール上に保存され、いつでも簡単にファイルをダウンロードできます。
またファイルを取り入れるだけ変換できるため簡単です。どんな機器でも使えるので、使い勝手がいいのも魅力になります。
デメリットは、Wi-FIがないとツールを使えない点です。ネット接続が不安定な建物の地下や地方では、わずらわしく感じるかもしれません。
また信頼できるツールを一から探すのに時間がかかります。ネット上には多くのオンライン変換ツールがあるからです。
レビューや口コミなどを元に自分にあったツールを選んでください。
メリット：
容量を取らない
簡単に保存したファイルをダウンロードできる
簡単
デメリット：
ネット接続が悪いと使えない
信頼できるツールを探す手間がある
変換用ソフトウェア
変換用ソフトウェアは、パソコン等で購入してダウンロードすると、いつでもPDFをエクセルに変換することができるソフトウェアです。
MacやWindowsでも使えるので、違うブランドの機器を持っていても使えます。
使いかたは以下のとおりです：
変換用ソフトウェアを開く
PDFファイルを選択して読み込む
数秒待つと変換
メリットは普段からたくさん変換する人にとって、簡単なうえ、Wi-Fiがなくても使えます。
パソコンが壊れても、アプリストアやウェブサイトのアカウントがあれば、履歴をたどって再ダウンロードすることが可能です。
デメリットのひとつは機器の容量を取る点です。保存するファイルは増えるほど、容量は増えていきます。
また価格も高額であることが多く、使う回数が少ない人はコストが高いと感じるでしょう。
また一度にインストールできる機器の個数が制限されている場合もあり、使えない機器も出てきます。
メリット：
Wi-Fiがなくても使える
簡単に変換できる
デメリット：
容量を取る
高額なことが多い
インストールできる機器の個数が制限されている可能性がある
PDFからエクセルへ変換して効率化しよう
PDFからエクセルへ変換する方法はいろいろとあります。Macを使っており、Wi-Fiがない状態であれば付属アプリがオススメです。
普段から多くのファイルをPDFから変換してエクセルにするのであれば、変換用ソフトウェアを推奨します。
ただしいずれの方法でもなく、Wi-Fiがあればオンライン変換ツールを使うのがオススメです。
ツール・ソフトウェアを活用して、普段の作業を効率よく進めましょう。