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複数のWindowsイベントログをまとめてcsvファイルにしちゃおう!

Last updated at Posted at 2022-07-25

概要

Windowsイベントログ監視をする中で、どの警告・エラーは除外でいいの?ってことありませんか?
私はあります、いやきっと皆さんもあるはずだしあって欲しいし。

そんなの構築しているシステム体系によるじゃん、除外してもいいエラー/警告なんかないでしょなんか起きてるんだし。

…。

結局は一定の期間を設け、イベントログに出力されるエラーを見て監視 or 除外を判断していかないといけない…わかってます。

でもログをローテーションしていく中で複数の.evtxファイルを1つずつ開いてフィルターしてってやるのとっても辛くないですか…。
なんかWindowsイベントログのレスポンスもとっても悪いし、10ファイルとか串刺しでみるといくら時間があっても足りない!

ということで複数のevtxファイルをcsvに出力してExcelでフィルタリングしちゃおう!
というのがこの記事の目的です。
もっと他にもこうしたらいいよ、こっちの方が良いよってのがあったらご教示ください。

使うもの

LogParser
ダウンロードはこちらから。
Log Parser 2.2 日本語版 - Microsoft

SQL文でクエリを発行できるツールなので、SQL詳しいぜなんでもできちゃうぜの神様みたいな方は、
もっと素敵に後のcsv結果を構成することができるかと思います。
(僕はもう少し勉強しないとな。。。)

インストール方法

基本的には、次へ次へでこまることはないかと思います。
1.次へをクリックして。
image.png
2.仕様許諾契約書に同意して。
image.png
3.とりあえず今回は完全でよくて。
image.png
4.インストールをクリックして。
image.png
5.そうするとスタートメニューに登録されます。
image.png

わずか5ステップで、
よしイベントログを解析しよう!となるわけです。

起動するとこんな感じ
image.png

さてとここから

ここからの操作は「evtxファイルがあって、それをcsvにする。」という操作を前提に記載しています。
logparserにくわせることができるファイル形式は本当はevtx以外にも、IISW3CとかXMLとかたくさんあるのですが、それはまたの機会に。

1つのevtxをcsvにする場合

logparser -i:evt -o:csv "SELECT * INTO csvファイルを保存する先のパス\csvの名前.csv FROM 読み込ませたいevtxファイルの保存場所\読み込ませたいevtxファイル名.evtx"

-iオプションで、Importするファイル形式を指定し、-oオプションでOutputするファイル形式を指定しているわけです。

複数のevtxをcsvにする場合

logparser -i:evt -o:csv "SELECT * INTO csvファイルを保存する先のパス\csvの名前.csv FROM 読み込ませたいevtxファイルの保存場所\*"

基本オプションは1つのevtxをcsvにする場合と変わりませんが、違うところとして、
複数ファイルをImportするために" * "でフォルダ配下すべてのファイルを対象としています。

ここまできたら

ここまでくりゃもうあとはcsvファイルなので、Excelでファイルを開いて煮るなり焼くなりです!

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