事の発端
社内から静的コンテンツをホストしてHTTPS使える環境が欲しいんだよねー。と要望を受けた。
私はAWSが得意なので考えた。
「静的コンテンツならs3か」
「s3でHTTPSならs3の前段にCloudFrontでSSL証明書入れるか(ちょっと面倒だな)」
「CloudFrontにSSL入れるなら無料のACMだな」
「ACM使うならメール認証だしSES要るな(面倒くせぇ)」
「SESでメール受信するならs3・・・・・・・・・・」
ガシャーン!(ちゃぶ台の音)
「俺がしたいのはこれじゃない感」
ということで
何か上の環境を一発で作れるツールあるかなぁ。と調べているとNetlifyというサービスが引っかかった。
Netlifyってなに?
どうも静的コンテンツをホストしてくれて、SSLが使えるとな。Githubと連携して?
ふむふむ。使ってみよう。
ということでGithubにリポジトリを作って5分位でデプロイ出来る環境が出来ました。
SSLとDNSも5分位で設定完了。
「俺が求めていたものはこれだった」
Netlifyの紹介(検索したら色々出てくるけど)
URL
ほどんどのことが無料
- 商用利用可
- カスタムドメインのHTTP
- CIによるデプロイ
- フォーム処理
- A/Bテスト
- コミュニティサポート
- etc...
有料版で出来ること
- チームや複数レベルの管理機能
- メールとチャットのサポート
- SOC2準拠
- などその他色々
デプロイ
- Git系リポジトリと簡単に連動しpushするだけでデプロイ可能
DNS
- 任意のDNSでも、NetlifyのDNSでも可
SSL証明書
- 無料(Let's Encrypt)
- カスタムドメインも1ボタンで発行
パフォーマンス
- 自動でCDN付き
- スケーラブルらしい(静的コンテンツだけだもんね)
ABテスト(BETA)
- ワンクリックでGitのブランチ毎にABテストが出来る
フォーム
- フォームはHTMLで作れる
- データベース不要
- メール、Slack、Webhookへ通知可能
セキュリティ
- 有料版ではSOC2取ってるくらいだから強そう
- 基本静的コンテンツだけだからよっぽどじゃないと問題にならない?
ちょっとした機能
- デプロイ履歴とログが残る
結論:めっちゃ簡単だったので使ってみてください