LINE WORKS Advent Calendar 2022 23日目、今日はゆかちゃんの誕生日です、かしゆかおめでとう!

今回は、LINE WORKSを使っていますよ、というポエム的な事例内容です。PTA会長として、役員のみなさまとの日常のやり取りのツールとして、LINE WORKSをPOC的に使い始めました。
経緯と雑感などをまとめます。他校でもPTA連合などでも、お使いいただくきっかけにでもなれば。

経緯

某Salesforceの中の人しょっさんだからというわけでもありませんが、今年度のPTA活動のオンラインでのやり取りはSlackを使っていました。もともと、わたしの中学校の広報部が使っていたことから、連絡を受けて試してみようということで使い始めました。

みんなもなれ始めた頃、みなさんも御存知の通り 2022年9月1日 - フリープランの更新にしたがって、過去の情報へのアクセスができなくなりました。購入も検討したり、NPOとしての登録で割引が効かないかと申請も検討いたしましたが、結構大変そうだったり、NPOとして取り扱われるかの保証もできなかったので、別の無料・安価なツールも検討をはじめました。

その時、これまた我が中学校の広報部がLINE WORKSにしたよ、という一報を受けて、LINE WORKSの検討を開始しました。

たまたま知り合いがLINE WORKSで働いていたので、PTA利用について話を伺いました。すると、非営利団体プランを準備されていて、PTAで多く実績があるという話を聞くことができ、管理面でも使い勝手が良さそうだと感じ、今年の秋からLINE WORKSの利用を開始しました。

PTAでのLINE WORKS利用の良さ

エンジニアのみなさんが想像している以上に、保護者のLINE普及率は半端ないです。ほぼ100%LINEをお使いです。ですから、インタフェイスや使い方のほとんど一緒なLINE WORKSは、トレーニングの手間が省けるという点でとても助かります。

また、LINEとは違って、電話番号に紐付けられておらず、メールアドレスが主体であり、デバイスの制限がありません。複数のスマホや、PC・タブレットの運用など、複数デバイスでの運用が可能なことはとても便利です。複数のPCで使うケースもあるので、とても助かりますし、なんならブラウザでも利用可能です。デバイスを選ばずに、どこでも利用できるので助かります。

そしてファイルなどがフォルダ管理できて、かつ通常のLINEよりも長い期間(3年)保管できるという特性があり、年度末での引き継ぎでも問題が発生しないと考えています。まぁ、我がPTA役員本部は、ファイル関係はGoogle Driveを使っているので、あまり関係はなさそうですけれども。

そして、こんな感じでお手軽に簡単に使えて、非営利団体プランでは、無料で1,000人まで、50GBのストレージが利用可能です。まじやばい。申請などが必要ですが、承認されればフリープランからすぱっと10倍のユーザ数が利用できます。

このユーザ数がカバーできるとなると、やりようによってはPTA会員全員にアカウント発行も可能です。

今年度は、PTA役員本部内での活用にとどめています。ただ、今年度の結果を持って、これいいねとなれば、委員会などの一部のPTA会員にも活用範囲を広げていこうかと考えています。

ロールやグループも作れるので、きちっと分割できるのは強みかろうと考えていますし、個々に管理者も割り当てられるので、権限の移譲も容易です。

LINEや、他のチャットツールと比較して

LINEとはそっくりそのものに近いのですが、残念ながらLINEで利用している絵文字やスティッカーは利用できません。ちょっとさみしいです。標準で入っているものだけだと、ちょっとさみしいです。たまには江頭でも送りたいわけですよ。いえすいません、Perfume送りたい。

あと、LINEとは当たり前ですが、別アカウントになりますし、別のアプリになりますので、ちょっとだけ手間をとっていただく必要があります。別アプリであることがメリットでもありますが、あまりアプリを増やしたくない保護者の方には、ちょっと残念ですね。

グループチャットなどはできるんですが、スレッド運用はできないので、一つのグループで複数の会話を続けていくようなことは難しいです。そして、イベントごとにグループを作ろうかって話になってくると、グループが沢山出来すぎて破綻するような未来も思い浮かびます。グループ運用のベストプラクティスは、すぐに作れない気がしていて、ちょっと考え込んでいます。Slackのチャンネル運用って結構雑にわんさか勝手に作ってもいい感じになるので、気にしないで作っちゃうんですけどね。LINE WORKSのグループは好き勝手に作ってしまえる雰囲気がないです。

まとめ

こんな感じで、無難にLINE WORKSを利用できています。

まだまだ活用の範囲は狭いところですが、ちょうどよい感じで使えているようで、来年度もこのまま使っていこうかなと考えています。