この記事は セゾンテクノロジー Advent Calendar 2024 7日目の記事です。
シリーズ2は HULFT10 のエンジニアによる投稿をお届けします。
HULFT10 for zOSは2グレードになっています
おはようございます。タイトルの通りzOS版では初となるEnterpriseグレードとStandardグレードの2グレードに分けた提供になっています。
何が違うのかを下記に記載します。
グレードの差異
今回zOS版でDEFLATE圧縮※1が実装されました。そのDEFLATE圧縮機能を利用するのにEnterpriseグレードが必要となります。
いくつかの制限事項※2はありますが、今までと同じように圧縮方式から選択して利用できます。
もちろん今までの機能で十分な場合はStandardグレードもあるのでユーザーさんが好きな方を選べます。
※1Deflate(デフレート)とはLZ77とハフマン符号化を組み合わせた可逆データ圧縮アルゴリズム。
フィル・カッツが開発した圧縮ツールPKZIPのバージョン2で使われていた。
ZIPやgzipなどで使われている。1996年5月に RFC 1951 としてドキュメント化された。
ヘッダーやフッターをつけた zlib (RFC 1950) 形式や gzip (RFC 1952) 形式とともに使われる事が多い。
参考サイト:https://ja.wikipedia.org/wiki/Deflate
※2ワークファイル転送は未対応やチェックポイント再配信およびチェックポイント再送は使用できない等
グレードの確認方法
現在利用しているグレードが分からない。確認したいときはHULFTユーティリティーのXRHULVERで確認できます。
Enterpriseグレードの場合下記の通り確認できます。
PRODUCT : HULFT10 FOR ZOS-ENTERPRISE
終わりに
記事を書きなれていないいので見づらい記事と思います。HULFTの知識が浅い自分ですが、何か有益な情報をお伝えできればと思います。