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継続は力なり〜Unity1Weekに8回連続で参加した話〜

Last updated at Posted at 2022-12-03

はじめに

こんにちは:blush:
CYBIRD Advent Calendar 2022 4日目担当の@shiso_cです。
3日目は@march_fさんの「FortiGateで自宅ネットワークの整備」でした。

リモートワークに環境整備は付き物ですね:open_mouth:

概要

2020年のちょうど新型コロナウイルスが流行り始めた頃、サイバードもリモートワークを導入し、私はリモートワーク第一世代として新卒入社しました。
会社としても初のリモートでの研修中、ちょうど開催時期が重なり、参加することになったのがUnity1週間ゲームジャム(通称:Unity1Week、以下u1w)というゲームジャム。

あれから約2年…遅刻はあれど休むことなく参加し続けて、気づけば連続参加記録は8回になりました!(そしてまだ記録更新中)
ここでは私なりに感じた連続参加することのメリット気づきなんかをまとめていけたらと思います!

そんなに技術的な話は書かないので、ゆるりとご覧ください〜:raised_hands:

これまでに作ったゲームはこちら

Unity1Weekとは?

Unityを使って1週間でゲームを作るイベントです。(公式ページ引用)

unityroom上で行われている比較的ゆるいゲームジャムです。
初心者大歓迎のイベントなので、とっても気軽に参加できます。

遅刻投稿も許されるので、たまたまその週は忙しい〜って人でも参加できちゃいます。

自分が作ったゲームを遊んでもらえるのはもちろん、評価やコメントももらえるので(しかもみんな優しい)、一回だけの参加でも結構美味しいイベントではありますよ:yum:

もちろん他の人のゲームを遊ぶだけの参加もOK:ok_hand:
制作者の励みになるので評価やコメントを残すと:thumbsup:

ちなみに次回開催は2022年12月12日(月) 0時 〜 2022年12月18日(日) 20時だそうです。
興味を持った方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

連続参加のメリット

その①:unityと仲良くなれる

必然的にunityに触る機会が増えるので、当然勉強できる量が増えます。
私は普段の業務内でもunityを触っていますが、運用しているゲーム内で使っていないものもこういう機会に勉強できるといいなーと思ってはいますね…実際にできているかは別として

例えば、基本のゲームサイクル(タイトル→ゲーム→リザルト)なんかは毎回ほぼ同じ流れなので、繰り返しやっているうちに慣れてきて、ちょっとアレンジ入れてみようかな〜なんて余裕ができるようになります。

6回目の画面遷移はそんなアレンジの一環でできたものです:construction:

fade.gif

通常業務でScrollViewいじったしもうちょっと極めようかなとか、そういうのでも良いと思います。(3回目の"遊び方"にScrollViewを使ったのはそんな動機だった気がする)

このちょっとずつの知識が回を重ねるごとに増えていって、だんだんとunityと仲良くなれます。

その②:気軽に実験できる

この技術気になるな〜今度試してみよう! って思うことありませんか?
通常業務内だと要件などもあってなかなか手を出せなかったり、わざわざプライベートで時間を作るのは億劫だったりで、お試しする機会というのは案外逃しがです。

こういうお試しの機会を定期的に得られるのも継続参加の利点かなと思います。

私の場合は5回目からDOTweenを導入してみたり、7回目から描画パイプラインをURP(Universal Render Pipeline)に移行してみたりしています。

DOTweenはサイバードで運用中のアプリでも使われていますし、個人開発でも使っている人は多いんじゃないでしょうか?
もっと早く使えばよかった!!!!!って思うくらいめちゃくちゃ便利なアセットです。

URPに関しては、ShaderGraphを使ってみる過程で移行したのですが、実際にShaderGraphを使うところまではできていません…
しかし、URPに移行したらカメラの設定を変えなければいけないという収穫もあったので、手を出してみた価値はありました。
※URPについて当時参照した記事はこちら

たとえ失敗に終わっても誰にも迷惑をかけないのも、気楽でいいですね。

その③:過去の実装を流用できる

u1wは1週間という限られた期間で作らないといけないので、凝った設計をすると時間が足りなくなるんです:cry:
そこで、使いまわせるものは使いまわすことで、他の部分に時間を裂くことができます。
そのための材料が参加する度に貯まるので、たくさん参加するほどお得です:ideograph_advantage:

その①で触れたゲームサイクルもそうですが、自分がよくやる実装はパッケージ化してしまうと簡単に使いまわせます。
この動画の本の部分、まだ完全にはパッケージ化できていないのですが、毎回部分的に調整加えながら使っています。
※パッケージ化のやり方はこちら参照

また、意外と時間かかるのが素材の準備
私は画像素材は自作して、音声素材はフリーのものをお借りすることが多いですが、作るのも探すのもそれなりに時間がかかるので、使えるものは使いまわします!
4回目7回目は、ゲームの世界観を合わせることで、わかりやすくウサギの素材を流用しました。

おまけのおばけ

ゲーム以外にも、ハロウィンの時のバーチャル背景にも流用してました:ghost:
unityから直接動画出力もできるので、アニメーション制作でも大活躍です。
Halloween_gif.gif

その④:他の参加者に覚えてもらえる

u1wには常連参加者がたくさんいるのですが、皆さん作るゲームに個性が結構現れている気がします。

  • 凝ったギミックを盛り込んでくる人
  • 流行りのネタを仕込んでくる人
  • 独特の世界観を持っている人
  • 毎回同じキャラクターで仕上げる人
    etc…

覚えてもらえる=新作を遊んでもらえる可能性が上がるので、自分なりの強みを押し出していけると良いのかなと思います。
あと、単純に嬉しいのでモチベが上がります:flushed:

参加する上で大切にしたいこと

いろいろとメリットを上げてきましたが、何よりも大切にしたいのは自分が楽しむこと、そしてそのためにも無理はしないことだと思っています。

私は連続参加記録を伸ばすこと自体も楽しんでいるので、そういう人は良いですが (良くないけど)、もし続けるのがキツいと感じたら一旦離れて、また参加したくなったら参加すれば良いと思います。
これはu1wに限った話ではなくエンタメ全般に言えることですが…

お祭りは楽しんでなんぼなので:izakaya_lantern:

せっかくならこの記事を読んでくれた人にも挑戦してもらいたい!
ってことで最後に、私流の無理をせずに続けるコツを紹介して終わろうと思います。

連続参加のコツ

ネタをストックしておく

ネタ出しに時間がかかると、その分製作期間が減るので、なるべく時間をかけたくないところです。
と言っても特別何かするわけでもなくて、普段触れているコンテンツから使えそうなモチーフなどをちょっと気に留めておく程度。

5回目なんかは直前に行ったライブの情景をほぼそのまま落とし込んでいますし、6回目はリズムゲームで遊びながらネタ出ししてたので、画面がリズムゲームっぽくなりました笑
他にも、あのアニメに気球でてきたな〜とか、買い出し行ったらスイカ売ってたな〜とか、そんな些細なところでネタは生まれるので、普段からいろいろ見ておくと良いかもしれません。

遅刻を許容する

作りかけで製作期間が終わってしまった時に、プッツリやる気が切れてしまうので、
期間はあくまでも目安程度にして、完成させることを第一にしています。

(とはいえ、遅刻しないほうがたくさんみてもらえるので、やりすぎには気をつけたいところ…)

反省点を次回参加のモチベーションに

他人の評価を受けられる分、自己満で終わらないのがゲームジャムの良いところ。
大抵作り上げた直後は達成感で満足度はMAXなのですが、後から反省点がボロボロと出てきます…

1週間じゃやりきれなかったことがあったり、ゲームの内容を理解してもらえなかったり、繰り返し遊んでもらえなかったり…

この反省点の改善を次回参加の動機にしてしまえば、自然とやりたいことも増えていきます。
メリットその②でも書いたように、実験しやすい環境なので、いろいろと試行錯誤してみると良いですね。

おわりに

一回だけの参加では感じづらいメリットにフィーチャーして書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
最初のきっかけは研修でしたが、今では毎回楽しんでu1wに参加しております。
次はこの記事をきっかけに、ちょっとでも興味を持つ人が現れていたら幸いです:relieved:

明日のCYBIRD Advent Calendar 2022 5日目は、@yoooosuさんの「Unityで制作したアプリをMeta Quest2(OculusQuest2)でビルドする方法」です!
明日から今年入社の新卒メンバーの記事が続きますよ〜:relaxed: お楽しみに!

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