ポエムなので、いつもの、ですます調ではありません。
AIは旋盤工に取って代われるのか
悪の組織(大学や企業の研究所)が日夜、旋盤工を失業させるために頑張っているイメージだが、
現状のAIは旋盤工を失業させ得るとは思えない。
多くの人が思い描くのは、旋盤工に代わって、NC旋盤の前に立つロボットだろうが、
NC旋盤自体がロボットのようなもので、ロボットがロボットを制御するのは非効率だから、
そういったことは起こり得ない
また、多くのNC旋盤が、インターネットに接続されていないし、
旋盤という仕事をAIに教え込むために必要なデータの定義や、
ビッグデータが(秘密裏に)取得されているようには見えない。
しかし、油断は出来ない。
なぜなら、旋盤という仕事は、確率とくにベイズ推論の世界なのだから。
旋盤の仕事は確率論的である
例えば材料である。鉄材の場合、SS400のように成分がすべて均質ということはありえない。
材料の中に石が所々に詰まっていて、偶然石に当たった場合に切削していたチップが
摩耗していくというイメージだ。
例えばチップである。チップは工業製品なので均質と思いがちだが、
個々には微妙に大きさや品質が違っていて、うまく削れる場合もあるし削れない場合もある。
例えばタップやドリルである。材料にもよるし、切削条件にもよるが、ある回数以上になると破断する。
豊富なデータを使用できれば、切削条件や、使用回数をAIが決めてくれる未来の可能性もあるだろう。
NC旋盤は未熟である
結論、AIに学習させるというAI対応NC旋盤が出てこない限りは、旋盤工は失業しないであろう。
以上