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大阪リージョン・マルチクラウド接続: Megaport で Oracle Cloud と Azure を接続してみてみた

Last updated at Posted at 2020-07-29

■ 目的

最近、西日本でもマルチクラウドがされることが多くなってきました。
Network As A Service(NaaS)プロバイダーの Megaport Cloud Router(MCR)は、世界中で600を超える主要なデータセンターから、レイヤ3でのプライベート接続のための仮想ルーティング機能を備えており、大阪では、'Equinix OS1' と 'NTT Data Dojima' 等があります。
ということで、NTTデータ堂島にあるMCRを作成し、Azure と Oracle Cloud Infrastructure (OCI)を Multicloud接続してみます。
そしてついでに、OCI の Public Service である、Object Storage などは Transit Routing設定すれば、Private Peering で Azureサービスから Oracle Services Network へ接続できるのでやってみてみます。

■ 構成

OCIとAzureの仮想ネットワークやインスタンス設定は事前に行っておき、ここでは、MCRとOCI FastConnect、Azure ExpressRouteの設定を行います。
また、Azure側にはオプションがあり、ExpressRoute FastPathが有効になっていると、ゲートウェイはバイパスされ、ネットワーク トラフィックが仮想ネットワーク内の仮想マシンに直接送信されるようになり、レイテンシが短縮されます。
構成図.png
OCIのTransit Routing設定は次を参考として事前にVCN,DRG,ルート・テーブル,セキュリティリストなど作成しておきます
・参考: Transit Routing + IPSec VPN / FastConnectで Object Storage, Autonomous Databaseへ接続してみてみた

■ 手順概要

① OCI側作業:FastConnect作成
② Azure側作業:Direct Connect作成
③ Megaport側作業:MCR作成
④ Megaport側作業:MCRとOCI FastConnect接続
⑤ Megaport側作業:MCRとAWS Direct Connect接続
⑥ 導通確認

■ OCI:FastConnect作成

  1. OCI Webコンソール
    上部にある Regionを、'Japan Central(Osaka)'へ設定し、
    左ペインにある [ネットワーキング] > [FastConnect]をクリック
01.png
  1. FastConnt接続画面
    [FastConnectの作成]をクリック
02.png
  1. 接続の作成:接続タイプ画面
    以下のように設定し、[次]をクリック

    • 接続タイプ: FastConnectパートナー
    • パートナー: Megaport: Service
03.png
  1. 接続の作成:構成画面
    以下のように設定し、[作成]をクリック

    • 名前: 任意の名前を設定
    • コンパートメント: 作成する コンパートメントを設定
    • 仮想回線タイプ:[プライベート仮想回線]を選択
    • 動的ルーティング・ゲートウェイ:接続するDRGを選択
    • プロビジョニングされた帯域幅:設定したい帯域を選択
    • 顧客BGP IPアドレス: /30 または/31の MCR側BGP用ピアIPアドレスを設定
    • Oracle BGP IPアドレス:'顧客BGP IPアドレス'と対になるOCI側のIPアドレスを設定
    • 顧客BGP ASN:Megaport MCRのASN'133937'を設定
05.png
  1. 接続が作成されました画面
    「OCID」をコピーします。
    この「OCID」を使用してMCRと接続します

VCのアイコンは、プロバイダ保留中のためオレンジ色になります
MCR側で設定し開通するとグリーン色になります
06.png

■ Azure:ExpressRoute設定

  1. Azure Webコンソール
     AzureにLogin後[すべてのサービス] > [ネットワーキング] > [ExpressRoute回線]をクリック
    01.png

  2. ExpressRoute回線画面
    [ExpressRoute回線の作成]をクリック
    02.png

  3. ExpressRouteの作成:基本画面
    以下のように設定し、[次:Configuration>]をクリック

    ・サブスクリプション: サブスクリプションを選択
    ・リソース グループ: 設定するリソース グループを選択
    ・リージョン: リージョンを選択
    ・Name: ExpressRouteの名前を設定

03.png

  1. ExpressRouteの作成:Configuration画面
    以下のように設定し、[次:Tags>]をクリック

    • Port Type: 'Provider'を選択
    • Create new or import form classic:'Create new'
    • Provider:’Megaport’
    • Peering location: 'Osala'
    • Bandwidth: 設定したい帯域を選択
    • SKU: 'Standard/Premium' 契約したいSKUを選択
    • Billing model: 'Meterd/Unlimited' 契約したいモデルを選択
    • Allow classic operations: 旧式を望まない限り 'No'を選択

04.png

  1. ExpressRouteの作成:Tags画面
    必要に応じてTag設定を行い、[次:確認および作成]をクリック]
    05.png

  2. ExpressRouteの作成:確認および作成画面
    設定した内容を確認し、問題なければ[作成]をクリック
    06.png

7)デプロイ実行中
数分待つとデプロイが完了し、作成されたExpressRouteをダブルクリック
07.png

  1. 作成したExpressRoute画面
     「サービス キー」をコピーします。
     この「サービス キー」を使用してMCRと接続します
    08.png

■ Megaport:MCR作成

以下URLで事前に作成したユーザーアカウントでログインしMCRを作成していきます

  1. Megaport Webコンソール
    Megaport:https://www.megaport.com/ へLogin
00_Login.png
  1. Megaport Service 画面
     [Service]タブ > 右上にある[Create MCR]をクリック
01.png
  1. New MCR:Select Location画面
    Select MCR LocationからMCRを配置するRegionとData Centerを選択し、[Next]をクリック

    • Region: JAPAN
    • Location: NTT Data Dojima Osaka

02.png

  1. New MCR:Configure画面
    以下のように設定し、[Next]をクリック

    • Rate Limit: MCRの帯域を選択(この帯域範囲内から、各Cloud接続へ帯域を割り当てていきます)
    • MCR Name: MCRの名前を設定
    • MCR ASN: MCRのデフォルトASN 133937を設定

03.png

  1. Summary画面
     設定内容を確認し、問題なければ[Add MCR]をクリック
    04.png

■ Megaport:MCRとOCI接続VXC作成

Megaport Webコンソールから MCRとOCIで作成したFastCOnnectを接続するVXCを作成します

  1. Service画面
    Add Connection欄にある[Oracle Cloud]をクリック
    01.png

  2. New Connection:Select Port画面
    以下のように設定し、[Next]をクリック

    • Select Provider: [Oracle Cloud]を選択
    • Oracle Virtual Circuit ID: OCIの「FastConnect」作成で発行された[OCID]を記入
    • Choose from available Oracle Ports: 1本目は[Primary]を選択、冗長用途の2本目は[Secondary]を選択

02.png

  1. New Connection:Connection Details画面
    以下項目を設定し、[Next]をクリック

    ・Name your Connection: 接続名を設定
    ・Rate Limit: 作成したRate Limitの帯域を設定
     ※ここでの帯域は、Azureと揃えるため50Mbpsを設定

03.png

  1. New Connection:MCR A End画面
    以下を設定し、その横にある[Add]をクリック

    • IP address including subnet mask: OCI FastConnectで設定した'顧客BGP IPアドレス'を設定

04.png

  1. New Connection:MCR A End +Add画面
    BGP Connections項にある[+Add GBP Connection]をクリック
    04-2.png

  2. BGP Connection画面
    以下項目を設定し、[Add]をクリック

    • Local IP: 前画面で設定したIPを選択
    • Peer IP: OCI FastConnectで設定した 'OCI側のBGPピアIPアドレス'を設定
    • Peer ASN: OCIのASN '31898'を設定

04-3.png

  1. New Connection:BGP Connections画面
    設定したBGP設定内容を確認し、問題なければ、[Next]をクリック
    04-4.png

  2. New Connection:Summary画面 
    設定項目を確認し、問題なければ、[Add VXC]をクリック
    05.png

■ Megaport:MCRとAzure接続VXC作成

Megaport Webコンソールから MCRとAzureで作成したExpressRouteを接続するVXCを作成します

  1. Service画面
    作成したMCR欄にある[Connection]をクリック
    01.png

  2. New Connection:Select Type画面
    choose destination Typeから、[Cloud]を選択し、[Nect]をクリック
    02.png

  3. New Connection:Select Port画面
    以下のように設定し、[Next]をクリック

    ・Select Provider: [Microsoft Azure]を選択
    ・Microsoft Azure Service Key: Azureの「Express Route」作成で発行された[Service Key]を記入
    ・Choose from available Azure Ports: 1本目は[Primary]を選択、冗長用途の2本目は[Secondary]を選択
    ・Peering Type: [Private]を選択

03.png

  1. New Connection:Connection Details画面
    以下のように設定し、[Next]をクリック

    ・Name your Connection: 接続名を設定
    ・Rate Limit: 作成したAzure ExpressRouteの帯域を設定

04.png

  1. New Connection:MCR A End画面
    [Next]をクリック

05.png

  1. New Connection:Summary画面 
     設定項目を確認し、問題なければ、[Add VXC]をクリック
    06.png

■ Megaport Order

  1. Order
    作成したMCRと2つのVXCをActiveにするために、左ペインにある金額を確認し、問題なければ[Order]をクリック
    01.png

  2. 重要事項
    書かれている重要事項を確認し、[Order Now]をクリック
    03.png

  3. 開通
    数分しばらくすると アイコンがグリーンとなり開通します
    06.png

■ Azure:ExpressRouteとVNet(Virtual Network)接続

上記手順では、Megaport MCRとAzure Express Routeを接続しましたが、
Azure Express Routeと仮想NetworkのVNetとは接続していないので、
ここでは、VNet内のインスタンスがExpressRouteを通るようExpressRouteとVNetを接続します

● 仮想ネットワークゲートウェイ作成

VNetとExpressRouteを接続するためのゲートウェイを作成します
*SKUで[Ultra Performance]もしくは[ErGw3AZ]を選択すると「ExpressRoute FastPath」が有効になります

  1. [全てのサービス] > [ネットワーキング] > [仮想ネットワークゲートウェイ]をクリック
01.png
  1. [仮想ネットワークゲートウェイの作成]をクリック
02.png
  1. 仮想ネットワーク ゲートウェイの作成:基本画面
    以下必要内容を設定し、[確認および作成]をクリック

サブスクリプション
- 名前
- 地域:仮想ネットワーク ゲートウェイを配置する地域を選択
- ゲートウェイの種類:[ExpressRoute]を選択
- SKU:設定したいSKUを選択
- 仮想ネットワーク:付属させる仮想ネットワークVNetを選択
- ゲートウェイサブネットのアドレス範囲:選択した仮想ネットワーク内に配置するための専用サブネットを設定
- パブリックIPアドレス:作成する仮想ネットワーク ゲートウェイのIPを作成
- パブリックIPアドレス名:任意の名前を設定

03-standard.png

  1. 仮想ネットワーク ゲートウェイの作成:確認および作成画面
    設定した内容を確認し、問題なければ[作成]をクリック
    04.png

  2. 仮想ネットワーク ゲートウェイ画面
    作成されたことを確認
    05-standard.png

● ExpressRouteとVNet(仮想ネットワーク)を接続

ExpressRouteとVNetのデータセンターを接続します

  1. [すべてのサービス] > [ネットワーキング] > [接続]をクリック
    01.png

  2. 接続画面
    [接続の作成]をクリック
    02.png

  3. 接続:基本画面
    以下のように設定

    ・接続の種類: [ExpressRoute]を選択
    ・サブスクリプション: サブスクリプションを選択
    ・リソースグループ: 接続するVNetのグループを選択
    ・場所: [8Asia Pacific)西日本]を選択

03.png

  1. 接続:[設定]画面
    以下のように設定し、[OK]をクリック

    • 仮想ネットワークゲートウェイ:作成したExpressRoute用の仮想ネットワークゲートウェイを選択
    • ExpressRoute回線:作成したExpressRoute回線を選択
    • 接続名:任意の名前を設定
    • ルーティングの重み:他NWとは接続しないため、[0]を設定

04.png

  1. 接続:概要画面
     設定した内容を確認し、[OK]をクリック

05.png

  1. 作成した接続の状態が「成功」になれば完了
    11.png

■ Azure:セキュリティとルート設定

● ネットワーク セキュリティ グループ設定

以下のようにOCI 10.5.0.0/16との通信が受信/送信セキュリティ規則が通るように設定
今回は受信セキュリティ規則へ、次のPrivate IPを設定します

10.5.0.0/16

01.png

● ルートテーブル設定

Azureと対向の各Cloud間を通すルートを設定
ここでは、次のPrivate IPを設定しています

10.5.0.0/16

 01.png

■ OCI-Azure導通確認

OCI-Azure接続がMegaport通じて接続することを確認

● OCI --> Azure接続確認

・ssh接続確認
sshでAzureインスタンスへ接続できることを確認

[opc@osaka-inst01 ~]$ ssh -i id_rsa azureuser@172.28.0.4 hostname
	azure-inst01

・ping疎通確認
pingでAzureインスタンスへ疎通できることを確認

[opc@osaka-inst01 ~]$ ping 172.28.0.4 -c 3
	PING 172.28.0.4 (172.28.0.4) 56(84) bytes of data.
	64 bytes from 172.28.0.4: icmp_seq=1 ttl=61 time=2.30 ms
	64 bytes from 172.28.0.4: icmp_seq=2 ttl=61 time=2.16 ms
	64 bytes from 172.28.0.4: icmp_seq=3 ttl=61 time=2.37 ms

	--- 172.28.0.4 ping statistics ---
	3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2002ms
	rtt min/avg/max/mdev = 2.166/2.280/2.372/0.085 ms

・traceruoteルート確認
OCIからAzureインスタンスへExpressrouteのBGPピアIPを通じて接続することを確認

[opc@osaka-inst01 ~]$ sudo traceroute -I 172.28.0.4
	traceroute to 172.28.0.4 (172.28.0.4), 30 hops max, 60 byte packets
	1  140.91.218.3 (140.91.218.3)  0.155 ms  0.143 ms  0.141 ms
	2  192.168.254.22 (192.168.254.22)  0.777 ms  0.779 ms  0.775 ms
	3  169.254.237.186 (169.254.237.186)  0.939 ms  1.009 ms  1.006 ms
	4  * * *
	5  172.28.0.4 (172.28.0.4)  2.690 ms  2.682 ms  2.737 ms

・iperf3帯域確認
設定した50Mbps程度の帯域速度になることを確認

[opc@osaka-inst01 ~]$ iperf3 -c 172.28.0.4
	Connecting to host 172.28.0.4, port 5201
	[  4] local 10.5.0.2 port 33524 connected to 172.28.0.4 port 5201
	[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
	[  4]   0.00-1.00   sec  9.92 MBytes  83.2 Mbits/sec  604   8.24 KBytes
	[  4]   1.00-2.00   sec  5.86 MBytes  49.2 Mbits/sec  233   8.24 KBytes
	[  4]   2.00-3.00   sec  5.55 MBytes  46.6 Mbits/sec  211   6.87 KBytes
	[  4]   3.00-4.00   sec  5.55 MBytes  46.6 Mbits/sec  217   20.6 KBytes
	[  4]   4.00-5.00   sec  5.86 MBytes  49.2 Mbits/sec  230   20.6 KBytes
	[  4]   5.00-6.00   sec  5.55 MBytes  46.6 Mbits/sec  220   8.24 KBytes
	[  4]   6.00-7.00   sec  5.55 MBytes  46.6 Mbits/sec  252   11.0 KBytes
	[  4]   7.00-8.00   sec  5.86 MBytes  49.2 Mbits/sec  206   9.61 KBytes
	[  4]   8.00-9.00   sec  5.55 MBytes  46.6 Mbits/sec  203   8.24 KBytes
	[  4]   9.00-10.00  sec  5.55 MBytes  46.6 Mbits/sec  205   8.24 KBytes
	- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
	[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
	[  4]   0.00-10.00  sec  60.8 MBytes  51.0 Mbits/sec  2581             sender
	[  4]   0.00-10.00  sec  60.2 MBytes  50.5 Mbits/sec                  receiver

● Azure --> OCI接続確認

・ssh接続確認
sshでOCIインスタンスへ接続できることを確認

[azureuser@azure-inst01 ~]$ ssh -i id_rsa opc@10.5.0.2 hostname
	osaka-inst01

・ping疎通確認
sshでOCIインスタンスへ接続できることを確認

[azureuser@azure-inst01 ~]$ ping 10.5.0.2 -c 3
	PING 10.5.0.2 (10.5.0.2) 56(84) bytes of data.
	64 bytes from 10.5.0.2: icmp_seq=1 ttl=60 time=2.47 ms
	64 bytes from 10.5.0.2: icmp_seq=2 ttl=60 time=2.20 ms
	64 bytes from 10.5.0.2: icmp_seq=3 ttl=60 time=2.28 ms

	--- 10.5.0.2 ping statistics ---
	3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2003ms
	rtt min/avg/max/mdev = 2.208/2.321/2.474/0.125 ms

・tracerouteルート確認
AzureからOCIインスタンスへExpressrouteのBGPピアIPを通じて接続することを確認

[azureuser@azure-inst01 ~]$ sudo traceroute -I 10.5.0.2
	traceroute to 10.5.0.2 (10.5.0.2), 30 hops max, 60 byte packets
	1  172.28.1.4 (172.28.1.4)  2.409 ms  2.404 ms  2.398 ms
	2  169.254.237.185 (169.254.237.185)  1.793 ms  1.806 ms  1.825 ms
	3  * * *
	4  10.5.0.2 (10.5.0.2)  2.774 ms  2.779 ms  2.778 ms

・iperf3帯域確認
設定した50Mbps程度の帯域速度になることを確認

[azureuser@azure-inst01 ~]$ iperf3 -c 10.5.0.2
	Connecting to host 10.5.0.2, port 5201
	[  4] local 172.28.0.4 port 42100 connected to 10.5.0.2 port 5201
	[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr  Cwnd
	[  4]   0.00-1.00   sec  12.5 MBytes   105 Mbits/sec  384   15.6 KBytes
	[  4]   1.00-2.00   sec  6.25 MBytes  52.4 Mbits/sec  130   12.7 KBytes
	[  4]   2.00-3.00   sec  5.00 MBytes  41.9 Mbits/sec  137   11.3 KBytes
	[  4]   3.00-4.00   sec  6.25 MBytes  52.4 Mbits/sec  137   21.2 KBytes
	[  4]   4.00-5.00   sec  5.00 MBytes  41.9 Mbits/sec  133   21.2 KBytes
	[  4]   5.00-6.00   sec  6.25 MBytes  52.4 Mbits/sec  119   14.1 KBytes
	[  4]   6.00-7.00   sec  5.00 MBytes  41.9 Mbits/sec  109   21.2 KBytes
	[  4]   7.00-8.00   sec  6.25 MBytes  52.4 Mbits/sec  143   21.2 KBytes
	[  4]   8.00-9.00   sec  5.00 MBytes  41.9 Mbits/sec  119   21.2 KBytes
	[  4]   9.00-10.00  sec  6.25 MBytes  52.4 Mbits/sec  112   12.7 KBytes
	- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
	[ ID] Interval           Transfer     Bandwidth       Retr
	[  4]   0.00-10.00  sec  63.7 MBytes  53.5 Mbits/sec  1523             sender
	[  4]   0.00-10.00  sec  60.1 MBytes  50.4 Mbits/sec                  receiver

	iperf Done.

● Azure --> OCI Object Storage接続確認

・tracerouteルート確認
AzureからOCIのObject StorageへExpressrouteのBGPピアIPを通じて接続することを確認

[azureuser@azure-inst01 ~]$ sudo traceroute -I objectstorage.ap-osaka-1.oraclecloud.com
	traceroute to objectstorage.ap-osaka-1.oraclecloud.com (134.70.112.1), 30 hops max, 60 byte packets
	1  172.28.1.4 (172.28.1.4)  2.107 ms  2.108 ms  2.102 ms
	2  169.254.237.185 (169.254.237.185)  1.860 ms  1.868 ms  1.866 ms
	3  * * *
	4  134.70.112.1 (134.70.112.1)  2.685 ms  2.665 ms  2.652 ms

・ping疎通確認

[azureuser@azure-inst01 ~]$ ping objectstorage.ap-osaka-1.oraclecloud.com -c 3
	PING objectstorage.ap-osaka-1.oci.oraclecloud.com (134.70.112.1) 56(84) bytes of data.
	64 bytes from 134.70.112.1 (134.70.112.1): icmp_seq=1 ttl=60 time=2.07 ms
	64 bytes from 134.70.112.1 (134.70.112.1): icmp_seq=2 ttl=60 time=2.08 ms
	64 bytes from 134.70.112.1 (134.70.112.1): icmp_seq=3 ttl=60 time=2.27 ms

	--- objectstorage.ap-osaka-1.oci.oraclecloud.com ping statistics ---
	3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2002ms
	rtt min/avg/max/mdev = 2.073/2.144/2.275/0.099 ms

■ 参考

● Megaport
 ・ Megaport
 ・ Megaport Enabled Locations
 ・ Simple, Scalable Pricing
 ・ Network Latency: Data for Megaport’s Network Latency Times

● その他Cloud接続
 ・ Megaport Cloud Router(MCR)でAzure, Google Cloud, AWSとOracle Cloudを接続してみてみた

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