はじめに:使い比べじゃなく「主利用」を決める 🧭
CLIコーディングエージェント、便利すぎて増えがちですよね。
でも実務では「3つを器用に使い分ける」より、**主利用を1つ決めて、残りは“必要なときだけ借りる”**ほうが運用が安定します(設定・習慣・事故対応が1本化できる)🧹✨
この記事はそのための比較メモです。
※価格・無料枠・上限は変わりやすいので、本文の数字は参照先の記載ベースで、最後にリンクをまとめます(通貨/税/地域で差が出ます)。
先に“財布”の話:無償/有償でどこまで回る? 💸
主利用を決めるとき、性能より先に 継続コストで詰むことがあるので、ここを最優先で整理します。
Codex CLI(OpenAI)
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ChatGPTプランで使う
Codexは ChatGPT Plus / Pro / Business / Edu / Enterprise に含まれる、という建て付け。
ざっくり価格感は以下(参照先の表そのまま)👇- Plus $20/月
- Pro $200/月
- Business $30/ユーザー/月
さらに、上限到達後は ChatGPT credits で延長できる(= 定額+上限+追加クレジット)1
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APIキーで使う(CIなど)
API Key運用は トークン従量課金(標準APIレート)。モデル単価は API Pricing を参照 1
Claude Code(Anthropic)
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Claudeのサブスクで使う
Claudeの有償プラン(例:Pro $20/月、Max $100/月 / $200/月 など)でClaude Codeを利用、という整理が明示されています 7
さらにCLIとしての公式Docsがあり、「設定して運用する」前提の情報が揃っている 6 -
上限超えの継続
上限を超えた分は **Extra usage(追加利用)**として **標準APIレート(トークン従量)**で継続できる、という案内 9
Gemini CLI(Google)
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まず試す(無料枠が太く書かれてる)
個人ログインで 60 req/min・1,000 req/day が「無料枠」として明記されていて、とにかく着手しやすい 10
追加の整理はGemini CLI側の “Quota and pricing” も参照 11 -
組織利用・増枠の入口(席課金)
組織での導入や強い枠が欲しい場合は、Gemini Code Assist の席課金(例:Standard $22.80/ユーザー/月、Enterprise $54/ユーザー/月)が分かりやすい入口 14 -
参考:Developer Program
Google Developer Programにも有料階層があるので、必要ならBenefits側を確認(※価格は改定されやすいので本文では固定値にしません)15
結論を先に:意思決定の近道(※最終結論は出しません)🧠
最初に“雑な結論”だけ置きます。本文はこの結論の根拠を確認するパートです。
- まず無料で触って感触を掴む → Gemini CLI(無料枠が明記されてる)10
- 「上限+追加課金」の運用を明確にしたい → Codex(credits が前提として整理されてる)1
- 「設定して運用する」方向に寄せたい → Claude Code(公式Docs/機構が整理されてる)6
- “割り込み制御(Hooks)”が要る → Claude / Gemini(Codexは notify が得意)213
機能比較:決定打 → 方言(好み)の順 🧩
決定打①:割り込み(Hooks)と事後連携(notify)🪝🔔
ここは「方言」じゃなくて できる/できないの壁になりやすいです。
Hooks:フローに“割り込める”(止められる)
- 例:危険コマンドをブロック、生成物がテスト通るまで止める、など
- Claude Codeは フックを含む拡張要素をプラグインとして扱える、と整理されている 12
- Gemini CLIも Hooks を持つ(公式Docsに章がある)13
notify:終わってから“連携をキック”する(止めない)
- Codex CLIは
notifyで イベント発火(現状agent-turn-complete)に対し外部プログラムを起動できる
→ Slack通知、CIキック、デスクトップ通知など「事後連携」が得意 2
ポイント
- Hooksは「止められる(割り込める)」
- notifyは「終わってから繋ぐ」
→ ここが最初の分岐です 🧭
方言①:プロジェクト指示の置き方(似てるけど“公式の分割機構”が違う)📌
実務で落ち着く粒度はだいたい共通です。
- User Global(自分の基本ポリシー)
- Project Root(リポジトリ共通のルール)
- Subdir(領域/役割別の追加ルール)
Codex:AGENTS.md が中核
Claude:CLAUDE.md + @import + rules/
- CLAUDE.md は 階層的に読み込む(cwdから上に辿る/サブツリーも発見)13
- さらに
@path/to/importで追加ファイルをimportできる(これが“分割の契約”)13 - 大きくなったら
.claude/rules/に トピック別に分割できる 13
Gemini:GEMINI.md + memport(@file.md)
- GEMINI.md を
@./file.mdで分割できる(Memory Import Processorとしてドキュメント化)16
方言②:Extensions / Plugins / Subagents(拡張の方言)🧰
- Geminiには Extensions の導線があり、インストール/作成の入口が用意されている 17
- Claudeはプラグインの中に スラッシュコマンド/エージェント/フック/スキル/MCP をまとめて扱う、という整理 12
ここは「決定打」になりにくく、最後に味見する項目です(モデルの癖やチーム運用で逆転しがち)🍵
方言③:接続(MCP)🔌
外部連携の“契約”を硬くしたいなら、最終的にはMCPが安定しやすいです。
- Codexは MCPを公式Docsとして整理していて、設定導線も明確 4
- Claude/Gemini側もMCPや拡張の設計が進んでいる(ただし運用の好みが出る)
私的考察(あとがき)📝
結論として、設定が未成熟すぎた時期はCodexがお気に入り、今はClaudeに転向している感じです。だから、他人に薦めるのはCodexで、Codexについて愚痴られたらClaudeかな
思想差:拾って補完するCodex/最短で到達するClaude 🧠
同じ“指示ファイル運用”でも体験が変わる理由を、雑に言うとここです。
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Codex:AGENTS.md を軸に、リポジトリ内の情報を拾って補完しやすい(探索して前に進む)
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Claude:CLAUDE.md のインポートなど「契約」を明示できる一方で、価値が見えない/辿れない情報はスキップして自走しやすい(最短で到達する)
ここでありがちなdisりが「Claudeは契約を全部読まない」なんですが、正確には “最短で価値に到達できない契約は読み切らない” に近い印象です。
(= 書き方次第で挙動が変わる)
だから「ドキュメントを太らせない」仕組みがあると勝ち 🔁
指示ファイル運用は放っておくと必ず太るので、劣化を仕組みで止めると楽です。
自分はこれ👇を作ったので使っています。試行錯誤段階なので品質イマイチかも。
- agent-document-reviewer:AGENTS.md / 指示ドキュメントの典型的劣化(肥大化・重要ルール埋没・冗長化)を検知して、メトリクスと改善案を返すツール 18
/plugin marketplace add https://github.com/unagi/agent-document-reviewer
/plugin install agent-document-reviewer
Claude Code以外の人はリポジトリREADMEからとってください!